自分をいい状態に保つには? | 酒サムライ・かずえの日本酒一合一会

酒サムライ・かずえの日本酒一合一会

酒サムライ、にいがた観光特使、きき酒師・日本酒学講師。新潟の女性日本酒コミュニティー「にいがた美醸(ビジョウ)」を主宰しています。

昨日のアーデコーデは本当に我を忘れるほど楽しかったです。皆さまお世話になりました。


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さて、日頃私は大学という場所に身を置き、多くの若者と接する機会を持っています。きき酒師の資格は、まったくの趣味で何の狙いもなかったのです。
現職は4月で金属(←変換一発目に出た)・・・じゃなくて勤続10年目に突入しますが、日々学生から学ぶことばかりで、私が教壇から何かを「教える」ということではなく、学生達と共に勉強し、成長してきた。そんな気がしています。


10年間を振り返ると、目の前のことにバカみたいに真正面から向き合って、泣いたり悩んだり、苦しんで、本当にみっともない低迷期もありました。思い出すのが恥ずかしいことも、てんこ盛り(と言いながら、昔、新潟のローカル番組に「てんこ盛りテレビ」ってあったよな。なんてことを思う)!


でも、今は毎日が楽しくて仕方がありません。朝起きると「今日はどんなことが起こるかな」と、ワクワクした気持ちが満ちてきて、気が付くと通勤の車内で笑っていることが多々あります。悩んでいたころと何が変わったのか?それは自分の気持ち(意識?)が変わったとしか答えようがないのですが-


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前に、こんなことがありました。気持ちが少し疲れていて、マイナス方面に傾いていたときの出来事です。

翌日、休日勤務を控えていながら、前の晩お酒を飲みすぎ、朝寝坊。化粧もせず、髪もボサボサ!とりあえず一通りの道具を鞄に詰め込んで駐車場へ。停めている駐車場は立体なので、車を出している間、業者らしきおじさんが「この駐車場何階まであんだね?」「急ぐ時は大変らねー」などと話しかけてきた。化粧もしていないし髪もボサボサだったので、誰にも会いたくないというのに延々と話し続けるおじさん。心の中で「そっとしておいてください」と思っていました。


逃げるように車に乗り込んだ私は、エンジンをかけアクセルを踏みハンドルを切る。



バキッ・ガリガリーー!!



駐車場の柱に車のバンパーを強かに擦ってしまったのです。そこでまたおじさん「いやいやぁ、大丈夫らかねー!?」でも、それどころではありません。急いで仕事に向かいました。何とか仕事には間にあい、時間的余裕も生まれたので、髪型を整えて化粧をしました。


午前の仕事を終えて、昼休み。朝食を摂っていなかったので、お腹がペコペコです。しかし職場の売店の食料は殆ど売り切れて、レンジでチンするレトルトしかない状態。何かお腹に入れておかないともたないので、レトルト食品を買い、電子レンジのある部屋へ。レンジに食品を入れ、ボタンを押してみても、無反応。あれ?コンセント抜けているかな?どうしてだろう?なんて思っていたら、他の方が来て「あ、それ昨日壊れたみたいで」と。そうこうしているうちに午後の仕事の時間になり、昼は食べれませんでした。


業務終了時間も近づき、少し気持ちが楽になってきたころ、突如として激しいサシコミが私を襲ってきました。仕事が終わるやダッシュでトイレに駆け込み急場をしのぎました。トイレットペーパーに手を掛け・・・ペーパーに手を・・・ペーパー・・・。


ないーーーーーっ!!!


なんていうか、これって


DARIFUN-TARIKETSU(ふんだりけったり)だよNE?


と、心の中で呟いた。



この瞬間自分の中の何かが切れて、思わず笑いが出ました。これって面白い。ネタとして誰かに話そう!と思ったらもっと笑えてきたんです。トイレの個室からすすり泣きが聞こえてくるのも恐いですが、笑い声が聞こえてくるのも恐いでしょう。休日ということもあり、幸いトイレには私一人でしたが。


このとき笑えていなければ、更なる苦行(?)が私に起こっていたことでしょう。


その後私は早速親しい友達を夕食に誘い、今日の出来事を話しました。もう大爆笑です。その友達も私に、自分に起きた事件をよく話してくれます。ちなみに友達は「パンやさんで試食じゃないパン(売り物ってことです)を試食だと思って食べてしまった」という武ましいエピソードの持主です。


楽しいことかどうか、それは本人が決めることで、何にでも楽しさを見出せるようになると毎日が本当に楽しくなります。笑っていれば楽しいことが自分に寄ってきます。逆に、悩んでいれば更に悩むような出来事が自分に寄ってくるのでしょう。


人生楽しいのが一番。自分が楽しいと周囲も楽しい。とりあえず笑っていれば万事OKなのではないかと思うわけです(^u^)♪♪♪