信州詣で【その1】 | やっぱり、プラが好き!

やっぱり、プラが好き!

タイのお寺の御守というべき「プラクルアン」(プラ)にハマって、ブログをはじめました。主に、プラの取得やプラに関することを徒然なるままに記録していきます。
プラを日本中に広めることが夢です!

いや~、暑いですねぇ。この時期はまだ湿度が低いので、曇った日や日陰下では多少涼やかさを感じることができますが、それが無くなるのも時間の問題となってきました。今年の梅雨は、聞くところによると「遅・短・多」のようです。つまり、梅雨入りは遅く、梅雨の期間は短いものの、雨量は多いとのこと。そして酷暑がやって来る…。

 

まあ、暑いのは日本だけではないようで、彼の国タイでも猛暑に襲われていて、暑さで亡くなる方が増えているとか。しかも今月20日から雨期入りしたとのことで「蒸し暑そう~!!」であります。

 

 

 

また、渡泰予定が全く立たないのですっかりチェックを怠っておりましたが、気が付くと対バーツの円相場がダダ下がりになっていました。嗚呼、おそろしい~。タイにおける日本の地盤沈下を象徴する記事など読むと、寂しくなりますねぇ。

 

 

 

 

愚痴は程々にして、さて、本題です。

タイトルのとおり、要するに「信州へ行って参りましたっ!!」ってことなのですが、経緯をご説明しますと以下のとおりであります。保有している「ヒルトン・オーナーズ アメリカン・エキスプレス・カード」の特典で「ウィークエンド無料宿泊特典」をゲットしましたので、これを行使して「旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン」に宿泊して参りました。この「ウィークエンド無料宿泊特典」は、全世界のヒルトンブランドホテルのほぼどこにでも泊まれるもので、普段なら絶対自費では行かないような所にも泊まることができます。ご案内のとおり、意地汚い私はすぐ「国内でどこが一番高いのか」と調べてしまうのですが、とあるサイトによると1位が「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」2位が「コンラッド大阪」、そして3位が「旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン」でした。オーバーツーリズムが叫ばれるこのご時勢において京都へ行くのはほぼ自殺行為、かといって大阪に行っても特にやることはない、ってなことで軽井沢を目指すこととなりました。また、宿泊費は無料となっても交通費、つまり新幹線代をかけて行くからには1泊では勿体ないと思い、長野まで少し足を伸ばした次第であります。未だ「善光寺参り」を実現していませんでしたので、これを機に実行することとしました。

 

軽井沢泊は「ウィークエンド縛り」なので、金.土.日曜のいずれかで宿泊しなければならず、できるだけ混雑日程を避ける意味で金曜泊とし、長野はその前日の木曜泊とする2泊3日の信州詣での旅となります。

 

ということで、初日の最初は東京8時33分発のかがやき521号に乗って長野へ向かいます。その前に東京駅改札内の「ほんのり屋」でお上品なおにぎり3個と味噌汁を頂いて朝食を済ませます。

 

 

 

 

今回の乗車はグリーン席となります。この前の旅用に、つまり金沢・富山行きの際にJR東日本の株主優待を手に入れていたのですが、JR東日本と西日本を跨ぐため使いづらいことが判明し使うのを止めたので、それで余っていた株主優待を権利行使した次第です。グリーン席を使わないとあまりお得にならないので、やむを得ず?グリーン席を利用いたしました。席が広いのは勿論のこと、フットレストを含めた電動リクライニングは気分良かったですね。電源もひじ掛けの近くにあって使いやすかったです。

 

 

 

 

 

 

快適な乗車も1時間20分程度で終了・長野駅に到着し、駅近に予約していたビジネスホテルに荷物を預けて、何はともあれまずは「善光寺」へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

長野駅から「善光寺」までは長野電鉄長野線を使い、善光寺下駅で下車して徒歩で向かいます。長野電鉄は、切符の券売機は流石にインバウンド対応でキャッシュレスに対応済みなのですが、改札は「手動」なのであります。何十年か振りに人手の改札印を切符に受けました。何だか懐かしく思われましたねぇ。

 

 

 

「善光寺参り」については、良く分からないのでガイドブックお勧めの「参拝コース」どおりにお参りを致します。

 

 

 

まずは「仁王門」であります。門の左右から「仁王像」の睨みが良く効いております。御朱印は本堂手前の御朱印授与所で頂いています。

 

 

 

 

 

 

「仁王門」を潜りますと暫くは参道が続きます。平日の午前中とあって参拝客はまばらですが、却って落ち着いて観て歩けるので良かったです。参道の左右にはお土産屋や飲食店がずらっと並びます。

 

 

 

中にはこんなお店も…。

 

 

 

 

続いて訪れましたのは「山門」であります。こちらでは、有料ですが「山門」に登ることができます。ちなみに「山門」に登らないと御朱印は頂けません。嗚呼…。この際なので「セット券」を購入します。なお、「山門」上からの景色はあっぱれでしたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「山門」を通過して正面の「本堂」に向かう前に、向かって左手にございます「御朱印授与所」にて「善光寺代表御朱印」を頂きます。

 

 

 

 

続いて「本堂」であります。こちらも入場料をお支払いしないと御朱印は頂けません。私はセット券購入済みなので問題ありません。「本堂」内をお参りしますと「お戒壇巡り」をすることができます。これは、ご本尊の真下の真っ暗な回廊を手探りで進み、「極楽の錠前」を探るというものです。ところがこれが本当に真っ暗で壁伝いに進んでいくしかないのですが、手探りのため歩みは遅く、とてつもなく長い時間真っ暗な空間に取り残されているような気分となり、ちょっとビビりましたかね。でも「極楽の錠前」ご本尊と結ばれており、これに触れることで直接ご縁を結べると言われています。実際私がこれに触れることができたかどうかは、真っ暗な中で無我夢中でしたので定かではありません。

 

 

 

 

 

 

 

次は、「山門」から見て「本堂」の裏手方面にございまして、善光寺史料館でもあります「日本忠霊殿」であります。こちらには戊辰戦争から第二次世界大戦までに犠牲となった240万余柱の英霊が祀られているとのこと。1階には絵馬などの史料が展示されています。こちらも御朱印を頂くためには有料で入館しなければなりません。

 

 

 

 

 

続いて「経堂」であります。こちらには仏教経典を網羅した「一切経」が収められており、「経堂」内の「一切経」を収めた輪蔵を回しますと、これらを読経したのと同じ功徳を得られるとのことで、不肖の私も一回転させて頂きました!!

 

 

 

 

 

 

続いては、建物ではありませんが、過去の御開帳の際に前立本尊と善の綱で結ばれていた歴代の回向柱が並びます「歴代回向柱納所」であります。「回向柱」というものが何かを知らないと、ここではちょっと寂しい思いがしますかね。

 

 

 

 

ここまで来ますと、時刻はもうすぐ正午を迎えようとしています。そうです、お昼を頂かねばなりません。参拝コースの途中ではありますが、「善光寺」近くの名店を予約していましたので、こちらに向かいます。

 

そして向かったのはこちら「THE FUJIYA GOHONJIN(藤屋御本陳)」であります。建物は国の登録有形文化財で江戸初期に創業した老舗であります。こちらで旬の食材を使用した創作イタリアンのランチを頂きます。建物の内外共に大正ロマンあふれる造りとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下「シェフズランチ」(飲み物は別)を頂きました。飲み物にはゆずの炭酸飲料を頂きました。爽やかで炭酸が暑さによる疲労を癒してくれました。

 

 

ストゥッツキーニ

 

フォッカチャ

 

本日の前菜盛り合わせ

 

スパゲッティーニ 春キャベツと桜海老

 

信州米豚フィレ肉のサルティンボッカ

 

名物 藤屋りんごパイ

 

 

老舗に相応しいおもてなしを賜り、大変満足でした。

食事の後は本来の任務に戻り、参拝コースの続きを進みます。次は「山門」から見て「本堂」の右手方面にございます「鐘楼・梵鐘」であります。鐘楼は嘉永6年(1853年)の建立、梵鐘は寛文7年(1667年)の鋳造とか。いずれも歴史がありますねぇ。

 

 

 

 

 

「参拝コース」の次の参拝場所は「授与品所」となっていますが、こちらは現在建替え中のようで、その一部である「御朱印授与所」「山門」をくぐった左手にあるのは既にご案内のとおりです。

 

ということで、次は「ぬれ仏(延命地蔵)」であります。こちらは、恋人に会うために江戸の町に火を放ったという「八百屋お七」の霊を鎮めるため、その恋人が建立したとの伝説があるようです。それにしてもデカい。

 

 

 

そして最後は「六地蔵」であります。こちらの六体のお地蔵さまは、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の6つの死後の世界で救ってくれる菩薩とのこと。ありがたや。

 

 

 

この後はホテルに帰還するのですが、その道中に予め目星を付けていた観光場所がありますので、これらを訪れつつ、また長野の街並みを楽しみつつ歩いて参ります。

 

ということで、次は「善光寺」のすぐお隣の「大勧進」であります。「大勧進」は天台宗大本山で善光寺25ヶ院の本坊であり、大勧進住職(貫主)は善光寺の住職も兼ねておられるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「山門」から参道を少し下ると左手に入る脇道があり、その突き当りに「善光寺 世尊院(釈迦堂)」がございます。「世尊院」「善光寺」の数ある宿坊のひとつではありますが、こちらの本堂は日本で唯一の等身大「銅造釈迦涅槃像」(国重要文化財)が祀られいて、「釈迦堂」と呼ばれています。

 

 

 

 

 

 

さらに参道を下りますと左手に「スターバックスコーヒー 信州善光寺仲見世通り店」があります。これがなかなか風情のある店舗でございました。こちらで暫く乾いた喉を潤します。

 

 

 

 

 

 

2階には何と上がり框があり、掘りごたつのある小上がりとなっていました。このような風情のあるスタバ店舗は見たことないですねぇ。私も上がりたかったのですが、どうもオッサンの入る余地は無さそうでした。

 

 

 

 

この後は、「仁王門」を潜って長野の街中に繰り出すのですが、容量の関係もあり、今回はここまでとします。続きは次回となります。お楽しみに!!

 

 

おしまい。