2024.03渡泰記 その② [後編] | やっぱり、プラが好き!

やっぱり、プラが好き!

タイのお寺の御守というべき「プラクルアン」(プラ)にハマって、ブログをはじめました。主に、プラの取得やプラに関することを徒然なるままに記録していきます。
プラを日本中に広めることが夢です!

渡泰記 その② [後編] であります。

 

ナコーンパトム県の2日目は、6時過ぎに起きてシャワーを浴び、7時には朝食を摂りにレストランへおります。やはり、朝でも日陰でも、暑いです。ちょっと軽めの朝食を頂いて8時過ぎにはチェックアウトします。お寺巡りで良いところは、朝早くから参拝できることであります。なので早目の行動に限ります。


 


 

 

⑦ ワット・タップクラダーン 
 このお寺は、ナコーンパトム県の北に隣接するスパンブリー県にあります。特徴的なのは、こちらに祀られているのが、タイのカントリーミュージックである「ルークトゥン」の女王として国民に愛された「プムプアン・ドゥアンジャン」です。この場所はプムプアンの故郷でもあり、彼女の衣服、持ち物、装備品などが展示されていて、彼女の博物館のようになっています。実在した人物を祀るというのは日本の神社にも見られますが、やはり相応の業績と言いますか、国民に受け入れられる大きな事を成した人物なのかなと思われます。サワディーショップのアジャーンいわく「日本で言えば『美空ひばり』のような人」とのことであり、参照した以下のサイトでは30才と若くして没したことから「山口百恵と松田聖子の間」と評してもいます。同サイトではこの「歌聖・プムプワン」について解説が書かれていましたので、抜粋を以下に記載しておきます。


(no+e「映画の感想 タイ映画「The Moon」とCDの発売(2017年6月記)」より抜粋)

 ニックネームPueng(Bee)で知られるPumpuang Duangjan(1961-1992)は、タイのスター歌手 。彼女はタイで最も重要なLuk Thungルークトゥンのボーカリスト。バンコクの北、Suphanburi州で育ちました。貧しい農家の子供で、わずか2年間の初等教育を受けただけで、そのため文盲でしたが、彼女は歌詞を聴き覚え12歳までに100曲を暗譜していたといわれます。たくさんの地元ののど自慢大会に参加。15歳の時には地方訪問バンドの巡業許可を受け活動、1970年代後半から彼女の名声は上がりました。


 今日、彼女はタイの農村の貧しい人々に語った彼女の歌詞のために記憶されています。彼女はpleng luk thungプレンルークトゥン(タイのカントリーミュージック)をエレクトロニック・ルークトゥン(elect luk thung)と呼ばれるダンスレディを従える形式に発展させた。伝統的Look Thungと西洋ポップスのスタイルを豊かに融合しました。


 彼女はいたずら好きで挑発的な衣装でステージに立ち、音楽評論家や年老いた世代から反発を招くようなセクシーな表情を浮かべました。愛されているだけでなく、嫌われてもいました。
新世代の多くのアーティストが、彼女にインスピレーションを受けたと言っています。彼女は「スパイスをルークトゥンに入れた女の子」と評されます。


 何百万人ものファンに愛されていましたが、彼女の音楽活動は、彼女の恋人、マネージャー、プロモーターによって不当に文盲を利用され利益を奪われました。


 最初の夫は彼女が、カフェや寺院で行われるコンサートのバックダンサー兼バックコーラス時代に知り合い、結婚したが、のちに彼女の妹と関係ができ離婚しました。プライベートは不遇で、最後はピサヌロークで腎不全で倒れ帰らぬ人なりました。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


プラもありますし、チャオ場もあります。

 

 



⑧ ワット・ラーン マン

 このお寺については、詳細はよく分からなかったのですが、Google Map でみるとトップページに以下のようなプラの画像が出てきましたので、プラがあるだろうと思いお参りすることを決めた次第です。今年101才となられるルアン・プーパオパワロ住職が有名なようです。比較的街中にあるお寺で、建屋もみな綺麗で立派でした。広いプラのチャオ場もあり、たくさんのプラが陳列されていました。

 

 

銀色の建屋が美しく、目立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


⑨ ワット・ライテーントーン

 こちらは「亀の形のプラ」、そして亀に乗った「高僧ルアン・プーリュウ」で有名なお寺であります。一度は訪問すべきお寺だと思っておりましたので願いが叶いました。商売繁盛や開運祈願にご利益があり、宝くじ当籤にもご利益があるとのネット情報もあります。亀に乗った「高僧ルアン・プーリュウ」の大仏が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

広いチャオ場があります。仏像もたくさんあります。

 

テーブル板の上はひんやりするのでしょうか。

 

ここにも何故か…

 

給水代わりに「スイカスムージー」が最高です!

 


⑩ ワット・サナームイェー
 このお寺については、渡泰前、アジャーンワット・ライテーントーンをお参りする旨をお伝えしたところ、同寺の前に「ルアン・プーリュウ」が居たというこのお寺にも行った方が良いとのアドバイスを頂いたので訪れた次第です。ワット・ライテーントーンからはさほど距離は無いのですが、何もない田舎に学校と併設されていました。平日でもありますし、当然参拝客などは見当たりません。ちょっと古めかしい平屋の建屋の中にプラのチャオ場がございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

チャオ場はこの建屋の中です。

 

仏像とプラをチャオしたところ、店番のお兄さんがお坊さんに声を掛けてくれて、これら仏像とプラを祈祷して頂けることになりました。まず仏像をこの聖水に浸けます。このお坊さんが仰ったことを何となく勝手に解釈したところでは、一緒に浸かっている黒い鉱物を取り出して、これに何らかの力が備わっており、仏像を一緒に聖水に浸けるとご利益が付くと仰ったように感じました。その後は仏像とプラに呪文を唱えて祈祷してくださいました。店番のお兄さんに写真まで撮ってもらって大満足です。

 

 

 

 

 

建屋の外に張られているプラの宣伝用の幕の写真を撮っていると、店番のお兄さんが出てきて、幕の下部の左から2人目を指差して、「さっきのお坊さんはこの人だよ」と教えてくれました。幕の記載を読むと、お名前は「プラクルー・ウィブンガーンチャナノーパー」さん仰るのでしょうか、この地区の「地区長」との役職も記載されています。

 

 

 

 

 

 

この後は、本来ならばさらに西方隣県のカンチャナブリ―県「ワット・タムスア」まで足を伸ばす予定でしたが、体力的に限界が近く感じたこと、そしてこのお寺は小高い丘の上にあって非常に見晴らしが良いとの評判で、訪れるならば時間をかけてゆっくりと回りたいと思ったので、今回は諦めることとしました。それでもここからバイクレンタル屋までの約100kmを戻らなければならず、まだまだ旅は続きます。既にお昼の時間を過ぎていましたので、途中、ガソリンスタンドに併設された食堂でクイティアオを頂いてお腹を満たしました。

 

 

 

 

結局、バイクレンタル屋に着いたのが15時頃、バイクを返却して近くのコーヒー屋で少し喉を潤してから、駅まで歩いて電車でホテルに帰還するのでした。

 

いや~、2日間バイクに乗りっ放しで疲れましたが、今回はお参りしたすべてのお寺でプラをチャオできたのは嬉しかったですかね。これまでの経験からすると、プラのチャオ場がなかったり、チャオ場があっても店番が居なかったりと、チャオし損ねるケースがいくつかあるのが普通ですが、今回は運が良かったんでしょうねぇ。それにしても、暑かった!! 無事、ミッション完了であります。

 

 

おしまい。

 

 

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