2024.03渡泰記 その② [前編] | やっぱり、プラが好き!

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タイのお寺の御守というべき「プラクルアン」(プラ)にハマって、ブログをはじめました。主に、プラの取得やプラに関することを徒然なるままに記録していきます。
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渡泰記 その② [前編] であります。

渡航3日目と4日目は、泊まりでバンコク都の西方隣県のナコーンパトム県のお寺をバイクで巡ります。今次渡泰のメインミッションの1つであります。このミッションを計画するに当たり重要なのは「どこでバイクを借りるか」ということです。バンコク西方にはチャオプラヤ川が流れているのは皆さんご承知と思いますが、これを渡るのがまたひと苦労なのであります。なのでできれば川を渡った先でバイクを借りるのがベストであり、今回はBTSシーロム線の「クルントンブリー駅」(アイコンサイアムへ行く際のゴールドラインへの乗換駅)から徒歩15分ほどのところのバイクレンタル屋を見つけ、事前に予約も出来たので、まずは最初の難問をクリアしてバイクレンタル屋へ向かいます。

 

バンコクの渋滞を避ける、あるいはその被害を軽減するにはとにかく早めに動くこと。朝7時半には「バミーコンセリー」で朝食を摂ります。海老ワンタンスープ1杯では足りなかったので、お代わりをしてお腹を満たします。いつ来てもプリプリの海老がお迎えしてくれます。

 

 

 

 

 

8時過ぎにはトンロー駅からBTSに飛び乗りクルントンブリー駅に向かいます。同駅からはGoogle Map 先生を頼りに歩きますが、レンタルバイク屋が普通の住宅っぽ過ぎて、一度は店前を通り過ぎてしまい、確認のため引き返してくる始末。それでも、予約の話もスムーズに通じて無事バイクをレンタルすることができました。HONDAの125ccのスクーターであります。デポジットで3000THBを預け、料金は350THB/日であります。2日間の相棒です!!

 

 

 

 

この日は、ここから6つのお寺をお参りしてからホテルにチェックインする予定であります。お参りしたお寺を順に、以下にお知らせ致します。

 

① ワット・ターマイ

 こちらのお寺は、正確にはサムットサーコーン県にあります。同県はバンコク都の西の隣県で、かつナコーンパトム県の南にあり、このお寺はナコーンパトム県とサムットサーコーン県の県境近くにあります。ここは高僧ルアン・ポールンで有名なお寺で、タイの芸能人が多く参拝に訪れているそうです。また、タイ人の車にはこちらのお寺のステッカーがよくガラス面に貼られています。ちょうど関東の人が「成田山」のお札のようなステッカーお守りを車に貼っているのを見かけますが、あれと同じようなものかも知れませんねぇ。ちゃんとチャオ場もございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故か…

 

 

何故か…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャオ場はこちら。

 

 

 

 

② ワット・サームプラーン

 ひょっとしたら、タイ旅行を一度でも検討したことのある方なら資料やネット画像等で見たことのあるお寺かも知れません。17階建てのピンクの塔に龍が巻き付いている仏教寺院であります。1985年の建立と比較的新しいお寺ですが、インスタ映えすることでタイでは有名なお寺です。その龍の中を通って、塔の屋上まで登ることができます。エレベーターもありますので、体力に自信のない方はこれをご利用ください。規模は小さかったですが、プラのチャオ場もございました。「辰年」の今年は、是非訪れるべきお寺の一つかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

いよいよ龍の体内に突入でありますが、階段の入口に尼さんがいて、タンブン(寄付)するよう求められます。入場料と思えば苦になりませんので、20THBを箱に入れて入口の階段を昇ります。お寺の建物内なので、靴は脱がなければならず靴下一枚履いて上がっていくのですが、この龍の体内、意外と傾斜があって歩き辛く感じます。

 

 

 

 

 

 

こうした洞窟チックな通路が延々と続きます。ただし、至る所で扇風機がブンブン回っており、湿気やカビ臭さ等は全く感じませんでしたかねぇ。

 

 

 

階段を上がると展望台のようなフロアがあり、さらにその上に屋上があります。屋上からの景色は最高です。

 

 

 

 

 

中央のハート型から顔を出して撮影するようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天気が良くて、塔上からの見晴らしは良いのですが、その分暑くて暑くて…。水分を摂らないとやってられません。

 

 

 

③ ワット・ライキン

 続いてこちらのお寺は、ナコーンパトム県ナコンチャイシー郡出身で、アユタヤのワット・サーラープーンの高僧ソムデット・プラプッタジャーンにより1851年に建立されたもので、その名の由来は、この周辺で中国人が生姜をたくさん栽培していたことによる(ライ=農場、キン=生姜)そうです。1990年に王室第3級寺院に認定され、ナコーンパトム県ではプラパトムジェーディーとともに重要な寺院として認知されているようです。敷地は広く、平日にもかかわらず、多くの人が参拝に訪れていました。プラのチャオ場も至る所にありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつて私も神田明神の瓦葺き替えの際に瓦に祈願事を書いて奉納したことがありましたが、タイでも同じようなことをするんですねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

何故か…

 

 

 

昼時でしたので、売店で少し買い食いをしてみました。でも、皆辛い…。

 

 

 

 

④ ワット・シーサトーン

 ラーフのお寺として有名で、一説にはここがタイ初のラーフ像であるとするネットの書込みも見られます。また、ラーフは水曜日の夜の神とされ、そのためこのお寺の水曜の夜は特に賑やかになるそうです。ちゃんとチャオ場もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



⑤ ワット・バーンプラ 

 こちらは、高僧「ルアン・ポープン」「虎」、そして「呪文の入れ墨」で有名なお寺であります。さらに、2022年11月渡泰時にナコーンパトム県を訪れた際、タクシーの運転手にこのお寺へ行くようお願いしたのですが、結果、間違ったお寺をお参りしていたことが帰国後に分かり、今回はその時のリベンジを果たす目的をも含んでのお参りであります。事前のイメージとしては人気のある所なので広い敷地のお寺かと勝手に思っていましたが、意外にそうでもなく、普通なお寺でありました。勿論、本堂の中にチャオ場がございます。

 

 

 

 

 

 

 

御本堂であります。

 

ルアン・ポープンの御遺体が安置されています。

 

 

 

中国人参拝客は、プラをチャオするというよりは、お坊さんのご祈祷を受けに来ているようでしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 


⑥ ワット・サーム ガーム 

 このお寺は1904年にルアン・ポーデーンにより建てられた、クマントーンで有名なお寺のようです。ただし、私がチャオ場を訪れた際には、チャオ出来るものは一体しかなくしかも高額なものでした。そしてチャオ場がある建屋の出口にオッサンがたむろしていて、私が建屋から出てくると「クマントーン、クマーントーン」と叫びながら私を手招きしています。近寄るとオッサンはおもむろにスマホを出して、いくつかのクマントーンの写真を見せて、多分ですが「買わないか?」と言っているように感じました。素性の知れないオッサンから真贋も分からない物をチャオする訳にもいかないので断りましたが、チャオ場では他にいくつもクマントーンが展示されているにも関わらず、店番のお坊さんは高いもの一体しか売れない(チャオ出来ない)と言うし、建屋を出るとこんなオッサンがいるし、「このお寺は一体何なんだ」とちょっと猜疑心が芽生えましたかねぇ。うーん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

レンタルバイク屋からここまで距離にして約110km時刻も16時を回りましたので、さらに20kmほど南下してホテルに向かうことにしました。とにかくこの日は天気が良すぎて、ナコーンパトム県の最高気温は40℃近かったようです。バイクを運転していて、手の甲や腕が真っ赤に焼けて陽が当たると痛いくらいでした。ネットでお値段お手頃で見た目が新しそうな「XENホテル」を予約していましたので、こちらに向かいます。

 

 

 

 

 

ホテル内に Cafe Amazon が併設されていましたので、チェックイン後間もなく、こちらで喉を潤します。

 

 

 

お部屋はこんな感じです。見た目は小綺麗で広さもありますが、西日がガンガンに当たるうえエアコンがオフになっていたので室内は蒸し風呂状態です。しかもこのホテル、廊下やエレベーターなどの共用部分はエアコンが効いていないとあって暫くはサウナに居るようでした。

 

 

 

 

 

 

 

部屋の室温と私の体調が落ち着いたところで早目の夕食を摂ろうと思い、かと言ってどこか食べる所に当てがある訳ではありませんので、ホテルのレストランで頂くことにしました。しか~し、これが日陰とは言えオープンテラス暑いです。接客のお姉さんが私の席に大きな扇風機を向けてくれましたが、やはり暑いです。なお、この日の道中は水分をガブガブ飲んでいたので食欲はさほどありませんでしたが、少しお肉を入れておきたいと思い、こんなメニューとなりました。

 

 

 

 

サラダは大き過ぎてビックリしましたが、野菜なので何とか残さず頂くことができました。BBQ串のお肉は見た目よりははるかに硬くて難儀しましたが、きっちり最後まで頂きましたです、ハイ、何とか…。

 

バイクを長い時間運転していると、風圧と振動に何だかんだ体力を奪われます。これに炎天下が加わりますので、この旅は結構過酷であります。翌日も100km以上を走らなければならないので、この日は早めに床に就きました。

 


おしまい。