歯医者通いの記録⑨ | Sweet☆Smile☆Everyday

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2006年12月16日に結婚⇒2010年10月13日に待望の第一子となる長男を出産☆☆そして2015年3月3日に次男誕生☆☆現在は専業主婦として男の子2人の育児に専念中です!!

Sweets大好きで、イライラしても次の日には忘れちゃう、そんなお気楽な私と息子達の日常を綴ってます♪

 

つづきです。

 

 

 

2月に根管充填をし、4月のオペまでは子供たちが春休みに入ったということもあり、バタバタとあわただしく過ごしていました。4月なんでまだまだ先だろうと思っていても、その日はやってきます。ネットで散々歯根端切除について調べていた私は、もちろん術中の写真も見ています。M先生から「見るのはおすすめしません」って忠告受けたにも関わらず、です。そして案の定あまりにグロテスクな写真に、頭は真っ白、顔は青ざめ、気持ち悪くなる始末ガーンまだ見たことないかたは、悪いこといわないから見ない方がいいです。私は不安が増すだけでしたね。実際の手術が終わった今だからこそ言えますが、麻酔が効いているので何にも分からないんです。私は手術の写真をみてしまったので、多分今●●されてるんだろうなぁって想像するのには役に立ちましたが、知らぬが仏かなぁって思います。まな板の上の鯉に徹するのが1番かと。

 

 

 

さて、4月2日、手術当日です。オペは13時からでしたが、書類にサインしたり、麻酔をじゅうぶんに効かせるために、30分早く来るよう言われました。ちなみに、中学生の長男は放っておいても1人でなんとかなりますが、小3の次男はまだ手がかかるため、私の実家に預かってもらいました赤ちゃんぴえん動けるうちに、と午前中に家事を一通りやり、出発。オペしたら顔とか洗えないだろうなと思ってスッピンにマスクで行きました予防何度も引き返したい気持ちになりましたが、気持ちとは裏腹に目的地に向かう足。逃げたら先生に迷惑かかりますもんね。大人だからそんなことはできないです。

 

 

 

予定通り12時半に到着、すぐに呼ばれました。4月になったからか、歯学部の学生さんが現場実習で大勢歯内療法科のフロアにいました。もしや・・・私のオペも・・・予感は当たり、オペの見学でたくさんの学生さんがお出迎えしてくれました。大学病院だから仕方ないんですよね。学生さんの見学をOKするかわりに、自費診療とかわらないようなクォリティの治療を保険内でやってもらえるんだから。

 

 

まずはいつものM先生から、私の上顎の模型とレントゲンを見ながら、オペの手順の確認がありました。

 

1:麻酔

2:歯茎切開

3:骨にトンネルをあける(私の場合は既に骨がとけて穴があいているため、視野確保のために穴を広げる、と言われました)

4:嚢胞を掻き出す

5:歯根端切除(3mmくらい切ったようです)

6:逆根管充填(これをやるかやらないかで成功率が大きく変わります)

7:縫合

 

時間は早ければ1時間半、おそくとも2時間で終わります、とのことでした。次にオペをすることで懸念される事象の説明です。

 

・歯の際に沿って切開するため、どうしても歯茎が1㎜くらいさがってしまう(私の切開線の場合です。他の切開の仕方によっては歯茎退縮はない場合もあるようです

 

・歯茎がさがるため、知覚過敏になりやすい

 

・当日から4日間くらい、顔が腫れる可能性がある

 

・オペに100%はない。(100%にするには抜歯しかない)そのため、5年後か10年後か、もしかしたら再発はするかもしれない。でもそうならないように最大限頑張ります、と言われました。

 

・この病院内で行った歯根端切除では起きていないが、ごくまれに痺れの後遺症が出る人がいる

 

確か、こんな感じだったと思います。どれも念のための説明だと言われました。ならやめます、というわけにもいきませんので、分かりましたとサインをします。

 

そして、いよいよ麻酔。先生に、「このオペで使えるマックスの麻酔を打ってください!!!」と頼んでみたら、笑われちゃいましたが、3本分かな?いつもより多く、長く、広範囲に打ってくれました。そして15分くらい置いて、マイクロスコープがある診察室へ移動します。普通に外来の診察をしている同じフロアでやるんです。通された部屋には、外まであふれるくらいの学生さんた待機していて、びっくり。こんなたくさんの人に見られながら手術するの・・・??と思っていたら、M先生が察してくれて、見学人数を半分にして、1時間交代にしてくれました笑

 

 

助教授の先生も到着され、M先生と2人で私の歯茎をみながら切開線の相談会です。今回の治療をする歯は左4番。切開しやすい左3番の上あたりのようですが、嚢胞は左5番側にあります。助教授の先生が私の左ほっぺたをぐぃーんと伸ばし、

 

「すごいよく伸びるね。これなら5番から切開いけるわ」

 

と仰る。ほっぺたの伸びをこんなに褒めます?というくらい、褒められ、喜んでいいのか複雑でしたが、審美性を考えると口を開けたときに見えにくい奥のほうから切開したほうがいいということで、左5番の上の歯茎に縦切開を、そして3番までの歯3つ分、歯の際にそって横切開、三角形みたいにしてめくりあげて嚢胞を取る、という方向性できまりました。

 

その後、M先生が切開線をマーキング?したと思うのですが、麻酔が効いていてよくわかりません。顔に丸い穴があいた青いシート(ちょっと厚みがある)をかけられ、診察台の上で右向きになるよう言われ、時刻は13時20分、いよいよ歯根端切除術のはじまりです。

 

 

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私のつたない絵で申し訳ないですが、こんな感じで切開された模様です。(術後、怖くて歯茎見てないから正確には分からず)

 

つづく