子どもは大人に言えない | 千葉県松戸市秋山 マリーナ音楽教室のブログ

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教室の生徒さんや保護者の方、これからピアノやエレクトーンを習ってみたいと思っていらっしゃる方へ、レッスンへの思いを中心にお伝えしていきます。

こんにちは

千葉県松戸市秋山のピアノ・エレクトーン教室「マリーナ音楽教室」の海津葉子(かいづようこ)です


「目の前の人を幸せに」するために、親業とアドラー心理学を活かした勇気づけのレッスンしています


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前回わたしが子どもの頃
ピアノの先生に何も言えない
喋れない子どもだったということを
書きましたが、
それと同じようなことが
生徒さんに起こりました。

   
今6月の発表会で演奏する曲を
選んでいるところなのですが。

基本生徒さんが弾きたい曲を
選んでもらっています。


ある小4の男の子
その子は野球が好きで
週3日もやっていたのです。

それで野球にちなんだ曲がないかなと
探したところ
エリック・バウムガートナーの
「野球を観に行こう」
という曲があったので、
他にも2曲候補曲として
弾いてあげてその中から
選んでもらったところ、
その曲にすると決めました。



そして楽譜を渡して、
次の週のレッスンはお休みでした。

次のレッスン日の前の日の夜
お母さんに
「ほんとはきれいな曲がよかったんだけど、
今から変えられるかな?」
と相談してきました。

そしてレッスン当日そのことを聞いて
「もちろん変えられますよ!」
ということで、
今度はきれいな流れるような曲から
選んでもらいました。


もちろん最初に
「どんな曲が弾きたい?」とは
聞いているのですが、
本人は
「何でもいい。特にない。」
と言ってるのですね。


そのときは確かに
そう思っていたのかもしれません。

でもこちらの思い込みというのも
ありますね。

男の子だからとか
野球が好きだからとか
だからこういう曲がいいだろうと
こちらが決めてしまっている

子どもはなかなか
思っていることを大人に
うまく言えないということと

大人はつい思い込みで
見てしまうということ

そんな大事なことに
気づかせてもらいました。

でも言ってくれて
良かったですニコニコ

どんな曲でも最初はなんかなぁと
思っていたとしても
弾きこむうちに
だんだんその曲が好きになって
いくこともありますし、
また逆もありますね。

なんか人間関係にも
似てますねウインク

第一印象は良くても
だんだん良くなくなったり、
最初は良くなくても
だんだんいい人だなと思えたり。

どんな曲でも取り組んでみる
ということも大事なことですね。

でも気に入った曲を弾くということが
モチベーションも保てるので
良かったです。

その子はお母さんに
「ね、綺麗な曲でしょう?素敵でしょう?」
とご満悦だったそうです照れ








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