しかし、日本で陽性者がホットヨガやスポーツクラブを利用していたというニュースを聞いた時は、これからヨガの仕事はどうやっていくかを考えなくては・・・と思いました。
さすがにヨガは3密。
自粛要請が出てからは外でやるのもまずいということで、ヨガレッスンやイベント自体が中止となりました。
そしてジワジワ広がってきたのがオンラインヨガ。
これなら3密は避けられる。
外出自粛になって、世の中が変わりました。
変えざるを得ないことがいろいろ出てきた中で、これは!というポジティブ効果も出てきているのは事実です。
オンラインがいろんな場面で利用されるようになって、人と繋がることが維持されるようになったのはとてもいいことだと思います。
顔を見て、喋ってコミュニケーションをとる。
大切なことです。
ヨガ仲間の中には、6月からレッスン再開します、でもオンラインヨガもそのまま続けます、という方もいます。
私は今のところ、オンラインヨガはやる予定はありません。
いつかやることになるかどうかもわかりません。
高齢の方々はみんなに会える、一緒の空間でヨガができることを楽しみにしていらっしゃいます。
電話(メールはダメという方)で、「次回も会場が使えないのでお休みになります。」とお伝えすると、
「先生も大変ですよね。」「また皆さんに会えるのを楽しみにしていますね。」などと言って下さいます。
本当にいつか一緒にまたヨガができるのが待ち遠しいです。
今のところ、3、4、5月とずっとヨガはお休みさせていただいていますが、いつから再開できるかはっきりしていません。
自宅やスタジオでのヨガではなく、公共の場や病院やお寺いう場所を借りてのヨガ提供なので、私の一存で今後のことを決めていくというスタンスではありません。
そしていろいろなリスクを考えると私自身かなり慎重にならざるを得ません。
ヨガセラピーとして提供させていただいているヨガに参加されている方の中には、感染したら重症化するかもしれないというリスクを背負った方も大勢いらっしゃいます。
(特にがん患者さんたちは岡江さんが亡くなったことで過敏になっています)
今年は病院ヨガで、乳がん患者さんだけでなく、他のがんを患った方対象のクラスが始まる予定でした。
あと、心療内科でも新しいプログラムとしてヨガセラピーが始まっている予定でした。
それらがこれからいつ開催できるのかも全く見通しがつかないままです。
いろいろ内容を練って、新たな方々との出会いとお役に立てることを楽しみにしていただけに、とても残念です。
乳がん患者会でのヨガも夏に始められればいいほうと思っています。
第2波、3波が来るかもしれないことを考えれば、秋以降もまた情勢が変わってくるかもしれません。
今後いつか少しずついろんなヨガが再開できるようになっても、今までとは違った開催の仕方も考えていく必要があるでしょう。
そのために何が必要かを考え、準備を進めています。
今後コロナに限らず、災害・新型鳥インフルエンザ(ヒトヒト感染)・・など困難が待っているかもしれません。
そんな時ヨガは自分の軸を保てるものとして信じています。
今こうして世の中を回していけるよう頑張っている皆さんにありがとうを言いたいと思います