週末はちょっとした実験

なので忙しいから

アシュタンガのお話から♪

 

コントーションもいろいろ面白くて、

書きたいことは沢山あるんだけどね。

 

シャハハは好きだけど、

アジャストメントもすごい!!

 

本当に不思議な方法で

体の可能性を開いていく。

 

私の固まった胸も肩も

きっと良くなるはず!!

 

バラの色はまあまあかな・・・・。背景との関係がもうちょっと。

 

①お手本を見せない

レッドクラスでもマイソールでも、

アシュタンガの練習に行けば、

必ずと言っていいほどアジャストが入る。

 

だから、通った方が断然いい。

同じ時間と空間を共有する価値が

あると心底思う。

 

アシュタンガの面白いところは、

先生がお手本を見せないこと

 

順番は自分で予め覚えて、

自分でやり続けること

 

お手本は本でも画像でも動画でもある。

 

基本的に指導者はお手本を見せないし、

練習中に人の見るのも勿論、よくない。

 

アシュタンガでは視線まで

指定されているから人は見れない。

前屈姿勢も多いからそもそも見られない。

 

大体のアーサナは何となく分ったけど、

細かいところまでは抑えきれていない。

 

できないことは指導者が

教えることが前提となっているから、

 

順番さえ何となく覚えていれば、

手や足のつく位置・向きとか

順番間違ったら教えてくれる。

 

途中で順番忘れたら、

聞いても教えてくれる場合もある。

(始めたばかりは仕方がない。)

 

順番がクリアしたら、

いよいよ変な癖があるところと

アジャストしてくれる。

 

これはコントーションも共通するけど、

指導者がお手本を見せて、

さあ、やりましょう!!

というスタイルじゃない。

 

そもそも、

指導者のお手本を見て真似できるの?

という問題がある。

 

アシュタンガヨガもコントーションも

ちゃんとできる人がお手本を見せて、

それをすぐに真似てできるか???

 

全然できないよね?

 

例えば、

立ちブリッジとか見れば分かるけど、

さあ、やりましょう!!

って普通の大人には無理すぎる。

 

お手本を見せもてもできないでしょ?

だからそんなムダなことしません。

というスタンス。

潔いよね(笑)

 

現役時代から思っていたけど、

アシュタンガヨガとかに限らず、

ストレッチやエクササイズだって、

お手本を見たからって、

忠実にその通りにできない。

 

そもそもそ

スタートポジションを取れる体って大切。

 

見た通り、言われた通りにできる人って、

そもそも特別じゃない???

 

先生と同じ様な体

先生が理想とするような体

そういうものをそもそも持っている人。

 

だから、

同じ先生について、同じように練習しても、

なぜか、驚異的な伸び方をする人がいる。

 

多分、それはそういうこと。

 

観察力の問題もあるけれど、

エクササイズやストレッチなら、

それはもとが違う可能性が高い。(笑)

 

これに対して、
コントーションやアシュタンガは、

初めからできないのは分かっている。

大体、鏡すらないんだよ。

 

自分でチェックする必要はないでしょ。

チェックしてもできないんだから。

という前提・・・・。

※日本のコントーション教室には大きな鏡があるけど、

モンゴルの伝統的な教室にはないのですよ・・・・。

 

だから、

両手を前につくとか、

足をこうつくとか、

大まかなことをやってもらって、

あとは指導者が個別に対応します。

というスタイルをとる。

 

まずは、口頭で指導して、

それでも直らないところは、

シャハハやアジャストで、

直接、体のポジションを直していく。

 

まあ、シャハハもアジャストも

それを受けられる体の強さ・柔軟性がないと、

いくら指導者でも何もできないのだけど。

 

でも、その人の現段階のコンディションで

最もいいポジションに持っていけるから、

リアルで通う意味が大いにある。

 

これがあるから、指導を直接受ければ、

多かれ少なかれ、停滞する時もあるけど、

成長がずっと続いていくんだなあ・・・・。

とつくづく思う。

 

どちらも、本当に指導の幅が広い!!

大人の体は癖だらけだけど、

ちゃんと通い続けていれば、

その癖から解放されていくんだな。

と人を見ても、自分でも実感できる。

 

 

②合理的なのは?

 

独特な指導法という意味で、

アシュタンガとコントーションは

似ていると思うことがある。

 

でも、コントーションはやっぱり

小さい子供からの育成が前提だとは

思う。

 

例えば、シャハハ。

指導者は生徒の体を持ち上げたり、

体重の大部分を支えながらやるものもある。

これは小さい子供だからできる芸当。

 

子供が成長して、

ほぼ大人の体になっても、その頃までには、

強くてしなやかな体になっているから、

指導者への負担も見た目ほど重くないかも。

 

それに対して、大人の体はそもそも重いし、

固まった体なら、きっと体重以上に重い。

 

だから、コントーション教室では、

子供と大人では料金が違う。

大人でも女性と男性でも違うの。

持ち上げ料?みたいな。(笑)

 

結構なお値段なのです。

それでも納得!!

 

また、生徒側から見ると、

シャハハも他の訓練も本当に痛い!!

これは体の表面や中が固まっているから、

それを引き伸ばすために、

千切れそうな痛みをどうしても感じる。

シャハハは慣れても痛いものは痛い!

 

これに対して、

アシュタンガは大人専用という感じがする。

 

そもそも修行だから、

小さな子供を前提としていない。

 

アジャストは

指導者が自重を使って行うもの

ポーズにそって無理ない形で行うもの

倒立系でも少し支える感じのもの

 

コントーションに比べると、

指導者への体の負担が少ないなあ。

と感じる。

 

生徒側からすると、

痛みや苦痛はそこまででなく、

気持ち的には余裕があるから、

ああ、そっちへ入れるわけね

なるほど、そっちへ引っ張るわけね。

こういうふうに床を押すのね。

 

若干の苦痛を感じつつも、

このアーサナはこうするのね、

と余裕を持って取り組める

 

大人な感じだよね

 

料金もお手頃価格

指導者はムリなアジャストしていない。

 

痛くないのに、

よくあそこまでアジャスト入れらるよね。

とは、コントーション教室で会った

アシュタンガ経験者の方の言葉。

 

でもさ、

それは生徒側がやることが多いよ。

とりあえずアーサナの名前と手順、

アーサナの順番を覚えてやっている。

アジャスト入ったら、そこを直していく。

 

サラッと書くと簡単だけど、

クラス中、メモ帳とか持ち込めない。

できたとしても、どう言葉でメモ取るの?

頭と体で覚えておくしかない!!

お家で復習するしかない。

 

それに、

アーサナの名前ってヒンドゥー語だから、

カタカナで書いていたとしても、

読みにくいし覚えにくい。

 

日本語の名称も覚えていく必要もある。

大体、5、60個くらいかな???

 

始めた頃はやること一杯!!

 

生徒に求めることが多い分、

指導者は省エネでいい指導ができる。

 

これがアシュタンガの面白さだと思う。

 

あと、超絶柔軟という意味では、

コントーションもいいけれど、

体への負担を考えると、大人は

やっぱりアシュタンガの方がオススメ。

 

コントーションでバリバリになる体

アシュタンガで調整されるしね。

 

まあ、

好きなのはコントーションなの♪

あのサーカス♪な雰囲気が好き

 

アシュタンガはストイックというか

高尚すぎる感じがしてね(笑)

 

 

③共通のアジャスト

ここからは私個人のお話。

 

先生は違えど、

アジャストは共通している。

 

ダウンドック

前屈系

 

戦士のポーズ系

マリーチアーサナ

 

ダウンドックと前屈系は

大体の人は直される。

 

座位の前屈系はお腹が詰まる感じがする。

坐骨が不安定なのと、お尻が硬い。

お腹が引き込めない・・・・。

 

裏ももとお尻がくっついているというか、

まだまだ固まっていて、十分に伸びない。

 

脚が短い。とか思っていたけど、

今まで短く使っていたのかな???

 

骨はもう伸びないけれど、

筋肉だけでも伸ばして使いたいものね。

としみじみ思う。

 

お尻周りの硬さが、多分、

ももや腰回りの硬さにも繋がっている。

 

骨盤周りの筋肉が固まっていて、

骨盤も不安定なのか、

戦士のポーズ系でもたびたび直される。

 

直接直す先生もいれば、

言葉で誘導する先生もいる。

 

上手く入ると、

腰回りお尻の伸び、

鼠蹊部から腸腰筋の伸びを感じる。

 

立位の前屈系は

呼吸すると鎖骨の下が痛い。

 

胸鎖関節から胸骨までがミシミシと痛む。

 

多分、呼吸によって胸郭がいい感じに、

左右に広がっているだろうけど、

あちこっちが固まっているから、

冷や汗が滲むように痛む・・・・。

 

マリーチアーサナは、

きっと大人の人ならみんな苦手かも。

 

あの手、この手で先生方、

アジャストかけてくる・・・・。

いろんな方法があるのね。すごい!!

 

先生は言う。

大丈夫。できるできる!!

コントーションとは別の怖さがあるね。

 

伸びて気持ちいい!!

っていう感覚はあるけれど、

自分では直接見えないし、

それは怖さはあるのよ。

 

でね、マリーチアーサナのAとB、

背中で手が繋げたの!!

 

毎回のアジャストでコツを掴んだ💕

早くない???

 

まあ、手を繋ぐのが目的じゃないし、

指でギリギリ繋いでいる感じだし。

 

それでも、

アーサナがグッと体に効いているのが分かる。

すごい!!

 

マリーチアーサナのCで、

先生方はよくジャストを入れる。

 

胸郭歪んでいる!!って思っていたけど、

胸郭は歪んで固まっているのね。

思った以上に、重症だわ。

 

上体が捻れない。

坐骨が逃げてグズグズになる。

 

アジャストの効用もあって、

肋骨の下の方が動いてきた感じ。

 

一番固まっているのは、

鎖骨のあたりだけど、

まずは下部肋骨から攻めていく。

 

そして、肩甲骨と鎖骨

さらに、肩がなんとなるのかもね

 

ああ楽しみ♪と思って、

電車に乗って通っている。

 

夕方の混んでいる電車の中で、

行きは順番と注意のおさらい。

帰りは注意のおさらい。

頭の中だけでもできる♪

 

アジャストは本当にすごいけど、

心の栄養にもなっているなあ。

と感じる。

 

誰にでも日を当ててくれる。

 

硬くても

歪んでいても

順番とばしても

初心者でも

 

自分への明るい期待を持てる。

一見、地味で孤独な練習でも、

先生がちゃんと見ていてくれる安心感に

心が折れずに練習を進められる。

 

周りがスゴすぎても

私の番はちゃんと回ってくるし、

やるべきことがわかるから、

ちゃんと練習に取り組める。

 

最近も、

ちょっと慣れてきたね。

胸が動く様になるともっと楽になるね。」

とフィードバックを帰りにもらった。

 

うん。順番は飛ばさなくなったしね。

呼吸と共に動くは少しはできてきた。

 

9月の頭には、

アシュタンガ始めて、日が浅い?

って聞かれて、ちょっと焦ったけど。

まあ、なんとかやっていけそう。

 

個人的にやり方の違いこそあれ、

アジャストメントやフィードバック、

小まめなコミュニーションを取るのが、

アシュタンガの指導のやり方なんだろう。

 

アシュタンガは生活も含めて、

すっごくストイックなのに先生方は、

そんな感じが全然しない。

いっつも穏やかで優しい雰囲気

 

常に心穏やかにしているのも、

一つの修行なんだろうなと感じる。

 

スルーされることはないから、

未経験の不思議空間でも

なんかやっていけそうな気がする♪

 

まあ、アシュタンガ、

続くがどうかは分からない。

 

でも、

できるだけ続けたい、通いたい!!

というのが今の心境

 

さあ、練習、頑張ろうね♪

 

毬杏(まり)