四条烏丸にある「Feliz-團斗」で、主人とお昼のコースをいただきました。
食前酒は、梅酒とカシスのカクテルでした。
先付は「本日のお味噌食べ比べ」で、この日は京都府の米麹味噌「本田みそ」と、山口県の麦味噌「大島みそ」、徳島県の米味噌「畑名みそ」が、季節の野菜や赤蒟蒻と一緒に供されて、哲学の道に咲く桜の絵も、粉末味噌で描かれていました。
偶然にも義父が山口県周防大島の出身なので、主人は大島の味を懐かしんでいました。
この3種類は、地元京都の白味噌と、味にバリエーションをつけるために、地方で人気の味噌を選んだそうです。
味噌は、お好みで出汁に溶かして味わうこともできました。
ヒラマサ、ヨコワ、金目鯛のお造りの後に、香ばしいメバルの焦がし味噌仕立てが出てきました。
春キャベツとアサリのすり流しは、最初に食べ比べた3種類の味噌から好きなものを選んで作ってもらえたので、私は白味噌でお願いしました。
若鳥の幽庵焼きには牛蒡味噌が添えられて、八代目儀兵衛のコシヒカリのお供は、金山寺味噌でした。
デザートも白味噌のチーズケーキと名古屋の八丁味噌のガトーショコラで、最初から最後までお味噌づくしのコースでした。
一休レストランサイトで割引プランを検索したら、5775円のコースが4400円になっていたので選んだお店でしたが、お味噌の新しい美味しさに出逢えて良かったです。
コロナ禍を乗り越え、少し前に6周年を迎えたそうなので、これからもお味噌の奥深さを広めていただきたいと思います。