ヘルシンキ訪問は二度目で、伝統的なフィンランド料理は味わったことがあるので、今回はミシュランガイドに掲載されたレストランに行ってみました。
ミシュランに過度な期待をしている訳ではありませんが、大きく外れることはないと思っています。
数年前のウィーンでは、到着後にホテルのコンシェルジュから運よく現地のレストランを予約できましたが、今回は日本でインターネット予約してから行きました。
「OlO」は2011年から、毎年ミシュランの星を獲得しているそうです。
ホテルにも近く、サイトで見た料理写真に花が飾ってあって可愛かったので選びました。
北欧の海老やサーモン、アンコウ、牛肉などが綺麗に盛りつけられたお皿が運ばれて、どのお料理も仕上げはテーブルでソースが掛けられました。
全体的に繊細で上品な味でしたが、鴨のレバーや鶏の出汁をつけて食べる揚げパンは濃厚な味わいでした。
バラを模ったパヴロヴァとアイスは、甘さよりも酸味が強かったです。
最後のお菓子は、甘くて癒される味でした。
初日なので体調を崩さないように、お酒はいただきませんでしたが、ペアリングにも興味が湧きました。
請求書は、可愛いがま口に入って出てきました。
2種類ある中で、量が少ない方のコースをお願いしたのですが、料金は料理が一人129ユーロ(約19196円)、お水が5ユーロ(約744円)、紅茶が5.1ユーロ(約759円)でした。
北欧では基本的にはチップの習慣はありません。レストランではチップを渡すこともできますが、今回は内容的に料理とドリンク代で十分かなと思ったので、このまま支払いました。
食後は美しい港の夜景を眺めながら、ホテルまで歩いて帰りました。