「テキトーに放っておく」が次の課題 そんなにつらいなら死ねたらいいのにと思っちゃう | 365日希望をもたらす天使の教え

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スピリチュアルガイド(ティーチャーガイド)から自動手記で受けとった愛と希望のメッセージをお届けしています。

「つらそうな父を見ているのがつらいんですよね。

死んだらラクになれるのにって思っちゃうんです。

嫌いだから死んじゃえばいいのにというのではないんです。」

 

と話したとき、涙があふてきた。

心の深いところからのことだったんだな。

 

 

 

 

 

こうあるべき

こうすべきから自分を解き放つ

 

私の内にある「正しさ」を見直す

その中の何を残し

どれを取り去るのか

自分で選ぶ

 

私は私の選択をして生きたい

自立することで自由になれる

 

私が依存するとき

その相手に従わなければならない

たとえそれが私の好まないことだったとしても

 

私は常に対等でありたい

相手のパワーに屈するのは嫌だ

 

私は私を観察する

 

何に縛られているのか

 

それは私の内のどんな考えによるのか

 

それを見つけ出し

書き換える

私がもっと自由になるために

私がもっともっと幸せを感じられるように

 

としえ

 

 

「もっと父のこと放っておくことをしよう」

 

カウンセリングを受けて一番強く感じた私の課題です。

 

あ〜私、疲れてる

傷ついている

カウンセリングを受けた方がいいなぁ

 

「ストレスは自分が自覚するより

実際に抱えているものの方がずっと大きい」

心を扱う仕事をしてきた経験と学びから知っている

 

だから、昨日カウンセリングを受けに行った。

信頼できる人が近所にいる

元夫とのことで苦しい時にも効果的なカウンセリングをしてくれたベテランの方

 

カウンセリングの中でロールプレイをしてたくさんの気づきがあった。

相手の価値観や感覚を体感できる。

頭で理解するのでなく、「実感」するのだ。

それは深く大きな気づきとなる。

 

相手を理解できるとラクになる。

ああ、そういうことだったのね。

それであんな態度をとったのねと。

 

それは受け入れにつながり、許しにつながる。

合点がいくという感じかな。

 

カウンセラーと座る位置を交換し、私が父に、カウンセラーが私になって、つい先日のイヤな思いをした場面の会話をした。

 

「家のリフォーム代の半分を出して助けてくれない?」

と父に聞いたとき、

「ぜいたくなんだよ!」

と一喝された。

 

三人兄弟の中で私が一番父の面倒をみていたので、それくらいしてくれてもいいんじゃないかという気持ちがあった。

 

父役になってわかったのは

 

父にとっては私はひよこみたいなもので、存在自体が「軽い」

あなどられている。

鷹が目の前のひよこを見ているよう。

 

私が何か言っても、「なんかピーピー言っている」くらいの感じ。

 

私は父を体の弱った老人の一人として見ている。

精神的な成熟さでも今は父より上くらいのつもりでいる。

そして、父のことをとても近く感じ、その繋がりの強さを感じている。

 

でも、父は違った。

オレはオレ、お前はお前

全く別だった。

私の感覚とは全然違う。

 

人によってこんなに感覚が違うんだと改めて知った。

驚くほどだった。

でも、それが事実なのだと思う。

 

父役になってみると

 

自分の家のことなんだから自分でやれよ。

オレは今、生きてくだけで大変なんだ。

体は思うように動かないし、腰も脚も痛い。

食べることも大変だ。

もう生きているだけで精一杯。

人のことなんかかまってられるか

 

という感じだった

 

私が父の部屋の掃除をし

便通がラクになるようにと栄養と繊維たっぷりの時間をかけて作った手作りスープを持っていくことも

毎日食器を洗っていることも

何年も洗っていない毛布を洗ってあげたことも

 

別にそうしてくれなくてもオレは気にしていないし、大丈夫だった。これからもどうにかなる。

どうせあと何年も生きないんだし

 

そんな心境。

 

私が心配するほど、父は自分のことを心配していない

私の一人芝居?と思えるほどだった。

 

カウンセラーが言った

「カウンセリングで大事なのは、何もしないことだと心理学者の河合隼雄さんが言っています。」

 

カウンセリングルームによく来ていた子どもがいたが全然話しはしない。

それがずっと続いた

 

そして、ある日とうとうその子から手紙をもらう。

「何も聞かないでくれてよかったです。ボクが話をしたら、ボクの問題を取られちゃうと思ったから」

 

そんなエピソードを話してくれた。

 

 

何もしないことが大事か〜

 

つい何かしようとしてしまう私にそれは必要なことだなと思う。

 

カウンセラーが続けて言った

「カウンセラーは、やりたがる人だと思うんですよね。だかこそやらないようにするのも大事だと伝えているのだと思います。」

 

 

私は休むのが下手だった。

走り続けて、ある日具合が悪くなって寝込むということを何年もやっていた。

 

一年位前からやっとやっとブレーキをかけることができるようになった。休むのがうまくなった。

 

そして今度は「人のことを放っておく」が次の課題なんだな。

 

 

思えば父は私に以前

 

「お前が来るとペースが狂うからそんなに来ないでいい」と言っていたっけ。

 

最近も、ほこりの積もった本を掃除して片付けたら

「もうたくさんだ!」と怒鳴られた。

 

自分のテリトリーを荒らされている感じなのだろう。

私としては、汚なすぎて行くのがいやになるほどだったので少しずつ掃除したのだけれど。

 

「ストレスだからキレイにさせて」と言った時も

「それなら来るな!」と怒鳴られた。

 

父は喜ぶどころかガマンしていたのだと思う。

私がしたことに。

感覚の差ですね。

 

92歳になって、もう変わらないと思う。

自分のペースを守りたいんだね。

40年も一人で好きなように暮らしてきたんだから、その積み重ねは大きい。

 

手伝って欲しいということだけ手伝えばいいってことですね。

父は頑張るのが好きみたいなので。

 

私から見ると痛々しいのですけどね、無理して頑張っている姿が。でも、頑張る自分が好きらしい。

 

私もこの歳になって、父から精神的に「自立」する時がきたのかなと思います。

愛しすぎていたかもしれません。

 

ちょうど良いタイミングで安らかに父は逝くでしょう。

そう心から祈っています。

 

では、また〜照れドキドキ