浅野

カウンセリングサービス心理カウンセラー浅野寿和です。

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

では今日もニッチな恋愛心理にまつわるコラムをお届けします。

 

今回は「冒険者キャラと恋愛」についてのお話です。

 

人の性格をパターン化して評価することは難しいものですが、わかりやすさのためにあえてパターンにわけてみました。

 

では、よろしければどうぞ。

 

※ちなみに前回のコラムは「優等生キャラ」さんにまつわるコラムでした。ご興味がある方はこちらもどうぞ。

 

◯冒険者キャラの恋愛パターン

恋愛のご相談をお受けする中で「その彼さんっていわゆる冒険者キャラっぽいですよね」なんてお話することがあるんですけどね。

 

このコラムでの「冒険者キャラ」とは、感性豊かで自由を望み、独創的な世界感を持つタイプ人のことを意味します。

 

冒険者キャラさんは、独特な世界観・価値観を持ちながらも、どこか繊細さを併せ持った人であることが多いです。

 

いつも一貫した自信を持つタイプではなく、自分自身の価値観などを承認されないことで凹んでしまう人も少なくないようです。

 

一方、いわゆる「自発性」が養われている人が多いので、恋人だけでなく、古くからの友人、ときには家族からさえも「いきなり何をしはじめるかわからない」と思われていることが多いのですねぇ。

 

よって、一度何かにハマると他のことに全く意識が向かなくなる、なんて傾向があります。

 

恋愛では、自由で平和で調和の取れた関係を重視する傾向があるんですよね。

 

だから、相手の感情を人しれず理解しようとする人も多いです。

 

また、「今」「この瞬間の充実度」を大切にする傾向がある、と言えるんです。

 

だから、このタイプの人との恋愛関係を持つと、普段はいい人で、一緒に過ごしているときの関係も良好なのですが

 

急に何かしらの興味の対象ができると、それにしか意識が向かなくなって恋愛を後回しにする、なんてことが起こります。

 

また、今に興味があり、長期的な計画を立てることが苦手なので、二人の未来についてどう考えてる?と聞かれても、うまく答えられない人もいます。

 

・具体例

例えば、彼女さんが優等生キャラの彼に「二人の今後のことを話し合おうよ」と持ちかけても「うん、そうだね」と言いつつ、何を話し合ったらいいかわからないままの人もいたりします。

 

彼女のことが好きだし、二人の関係を大切にしたいと思っているには違いないのですが、そもそも自分自身の未来でさえ見通すことが苦手なのです。

 

ただ、冒険者キャラさん本人も「未来のことを見通すことが苦手」と自覚できているとは限らないわけですよ。

 

だからでしょうか。

 

冒険者キャラさんのパートナーにはしっかり者さんが多い、なんて話もあるぐらいなんですよね。

 

ただ、しっかり者の彼女さんにとっては「彼は二人の未来のことを曖昧にしか考えていない!」と捉えられることが多いと思うんです。

 

そんな不満を彼にぶつけても、彼から「うーん、未来も大事だと思うけど、君と一緒にいて仲良くしていたいだけなんだ(でもきっと君は僕に不満があって僕が悪いんだよね)」なんて言われてしまう、なんてこともあるとかないとか。

 

とかく、二人の関係がうまくいかなくなることで傷ついてしまうハートの持ち主だったりする場合も多いんです。

 

よって、彼女さんが言いたいことを伝えてもすぐ傷つくので「彼に言いたいことが言えない」と頭を抱えてしまっている女性のご相談をお受けすることもしばしばです。

 

ま、しっかり者さんからすると、冒険者キャラのパターンをを知れば知るほど、不安が募るといいますか、イラつくかもしれませんね(^^;

 

 

◯冒険者キャラさんは「単調な毎日を嫌うので、管理されることが苦手」

さて、冒険者キャラさんは「単調な毎日を嫌うので、管理されることが苦手」という傾向があるんです。

 

だから、仕事でも自分自身が組織にきっちり管理された立場に身を置くことで、窮屈な思いをする人が多いです。

 

ただ、仕事ができないのか、というとそうではなく、むしろ逆。

 

仕事も勉強も飲み込みが早く、熱心に取り組む人が多いんです。

 

よって、周囲からは「できる人」と思われるんですが、単調な仕事や管理体制が厳しい仕事ですと、「この仕事、自分には合ってない」と感じやすいんですよね。

 

これが「今の職場で出世したくない、責任を負う立場は苦手だ」という気持ちにつながると、次第に仕事が苦痛になっていくんですね。

 

逆に、ある程度自由に物事を想像できるよう、自分のやり方が認められる仕事をすると、その実力をいかんなく発揮する人も少なくない、と言いますかね。

 

これは恋愛でも同じような傾向が見られると僕は思うのですよ。

 

パートナーからあれこれ細かく言われてしまうと、冒険者キャラさんは恋愛から遠ざかりたくなります。

 

それは、細かく言われることが辛いからというより、「自分の強みを発揮できなくなってしまうから」なのです。

 

まぁ彼女さんからすると「そんなことは頼んでない」と思えるようなことかもしれませんが、冒険者キャラさんは彼女さんを独特の感性で喜ばせようとすることが少なくないんです。

 

だから、「これはやめてね」「これはこうしてほしい」と言われる分だけ、自分の強みを発揮できないもどかしさから、「彼女のそばにいるべき人は俺じゃないのかも?」と考え込んでしまう人もいるようです。

 

◯冒険者キャラさんは「自分のやり方で喜ばせたい」

もし、冒険者キャラさんとの関係を深めたいなら

 

「相手は自分のやり方で喜ばせようとする人で、平和で調和の取れた関係を望んでいるのかも?」

 

という部分に着目するといいんです。

 

こちらから関わるときに、相手の考えを否定するより、一旦理解を示して、その上でこちらの意見を伝えるほうがいい関係になりやすいですね。

 

いわゆる共感や受け止め、という行為が意外と効きやすいタイプだと僕は思います。

 

また、平和や調和を大切にするタイプだからこそ、普段は自由を望み、自分独自の道を求めながらも、パートナーとの関係は大切にする人が多いですよ。

 

いわゆる「一人がいい」「誰にも縛られたくない」と感じやすい超自立さん(ロックマン)とは違うタイプです。

 

だから、あまり浮気するタイプではない、と僕は考えていますし、実際にそういった方が多いという印象があります。

 

弱点としては、先を見通すことが苦手な部分にあるので、そこをフォローしてあげるといい感じの支援体制が整うのではないでしょうか。

 

 

今日のコラムは以上です。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

\この記事を書いた人/


心理カウンセラー 浅野寿和(あさのひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区(&オンライン)担当」

 

「恋愛」「結婚」「夫婦」「子育て・家族」「自分自身(性格・生き方)」などを、あらゆる心理面からバランス良く分析し解決に導く「ちょっとだけ予約が取りにくい」人気カウンセラー。明快な分析と的確なヒーリングセッションが評判で、20代〜40代のリピーターが多い。

そも屈託のない人柄・語り口から「話すと元気になる・安心できる」と好評をいただく。

年間400件以上の面談カウンセリングを行う実践派かつ現場主義。

 

口癖は「しゃーないですよね」「どんなことにも事情があるよね」。

 

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