あけましておめでとうございます。
今年もアメーバブログ「恋愛テクニック」、月曜日更新、池尾昌紀・千里が交代でお送りします「カップル・カウンセリング」を、どうぞよろしくお願いたします。
パートナーシップの問題の修復や、もっと幸せな二人になるためのご提案をさせていただきます。「月曜日:カップル・カウンセリング」のコーナーを、今年もどうぞお楽しみに!
近日の記事はこちらから★
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「夫婦なんて、こんなもの」という心理(2)~経済力で守ろうとする男性心理を知る~
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「夫婦なんて、こんなもの」という心理
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12月こそ、忙しい二人のために一年を労う時間を作ろう
池尾千里12/7(月)更新
夫婦の「競争」というステージを降りるには
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新年が明けて4日。まだお正月休みの方もいらっしゃるかもしれませんね。年末年始にかけて、夫の実家へ帰省してらした方も多いかと思います。
夫の実家というのは、もちろんいろいろだと思いますが、やはり嫁としては、気を使う場所NO.1なのではないでしょうか。
恒例行事のお正月の訪問は、長く夫の両親と過ごすことになるイベントですよね。普段、良好な関係を築けている場合はよいのですが、そうでない場合は、義両親の言動に過敏になってしまい、一喜一憂してしまうなんてこともあるかもしれません。
例えば、
義母と二人で過ごす時間が長い。
義父からの頼まれ事が断りにくい。
なのに、「夫」がいないーっ!
「夫」よ、今すぐ登場して、このピンチから救ってーーー」」
そんな時、夫の実家で、唯一頼りになる、または、頼りにしたい人物、それが「夫」ですよね。
ところが、こんな場面で「夫」が、妻の思うように、うまく義両親との間に入ってくれないということが、結構あるようです。
実家に来て、夫も羽を伸ばしたい。ふらりと出かけてしまっていたり。
近くにいても、妻を助け出す素振りなしだったり。
夫と義母との関係、
私と義母との関係、
これは、比べることはできませんね。まったく別物だからです。
ところが、夫は、自分自身がするように、義母と関わればいいんじゃないか、となんとなく思うようです。
「そんなことできるわけないじゃん!」
と妻たちは思うのですが、夫は、なんの悪気もなくそう思っているようです。
女性である妻たちが、自分の両親や友人たちと、いろんな話をして、コミュニケーションを取ることが多いのに対し、男性は、もっとさっぱりとした関わり方を、周りの人としていることが多いようです。
すると、自分以外の人にも、そういうふうに関わってくれたらいいと自然に思ってしまいますから、夫にしてみると、妻が夫の両親と、密に関わろうとがんばったり、うまくいかなくて悩んだりしていることを、理解することが難しいと言えるでしょう。
また、もう一つ言えることは、妻が深刻であればあるほど、夫は、どうしたらいいのかわからなくなってしまうので、すーっといなくなったり、いても、気配を消していたりします。
では、こんな態度の夫に対し、悪気はないとはいえ、妻はどうすればよいのでしょうか。
・夫の前で、泣く。
・夫を睨む。
・夫を恨む。
どれも、夫をびっくりさせることは可能ですが、妻の「真意」を知ってもらうには、あまりよい方法とは言えません。
次回から、生かせるコミュニケーションが不可欠ですね。
しかし、助けてもらえなかった怒りがあれば、私の気持ちをわかって欲しいとも思うはずです。
そんな夫に対して、このようなことに心配りをして、コミュニケーションされてみてはいかがでしょうか。
・夫の両親を悪く言わない。
ここで夫の反感を買ってしまうと、話をきいてもらうことが難しくなってしまいます。
身内を悪く言われるのは、あまりよい気分のものではないですものね。
・夫を責めない。
んもーっ!
なんで、いなくなっちゃうのよっ!あなた(夫)のせいで、あんなこともこんなこともあって、大変だったんだから!!
と夫を責めたくなるお気持ち、お察しいたします。が、夫は、責められるだけでは何がいけなかったのか、本当はどうするとよかったのかが、わかりません。これも、夫は妻に、悪意があってやっているわけではないので、責めないか、ほどほどにしておくとよいと思います。
・夫にどうして欲しいか簡潔にお願いする。
夫が実家で、「息子」に戻って寛いでいる時に、妻はものすごいエネルギーを使って、気配りし、行動していること。
そして、義両親との間に、いつもいて欲しいことを伝えましょう。
具体的に、こうして欲しいと言えるようにしておくことで、夫は、それをやりやすくなるでしょうし、何より、妻のことを理解しやすくなります。
妻が何も言わずに、オーラでわからせようとしているうちは、夫は気づくことはありません。
「夫婦」のすれ違いを解消するためには、「伝える」コミュニケーションがとても大切です。
「夫婦」だからといって、言わずに理解し合うなんて無理です。←と思っておくくらいでちょうどいいのです。
直接言えなくても、メール、LINE、手紙、電話など、いろいろ手段がある時代です。
二人にとって使いやすいツールはどれでしょうか。
タイミングはいつでしょうか。あまり溜め込んでしまわないうちに「伝える」コミュニケーションを心がけてみてくださいね。
「お正月」のもやもや、早めに解消して、新しい年、気持ちのよいスタートを切りましょう。
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この「カップル・カウンセリング」のブログ連載では、男性心理を「池尾昌紀」が、女性心理を「池尾千里」が担当し、「男心」「女心」を解き明かしていきます。
合わせて「男心」「女心」を理解しあった二人が、どのように問題を乗り越えていけるのか、という事例を紹介しながら、恋愛・夫婦問題で悩んだり、恋人が欲しい!方へのアドバイスを発信していきます。
手っ取り早く「男女の心理が知りたい!」という方は下記の記事をご覧ください。
>>>「こんな時の『男心』『女心』がわからない!」シリーズへ
今後の「池尾昌紀」「池尾千里」の「カップル・カウンセラー」によります、男女関係改善のためのブログをどうぞご愛読いただけたらと思います。
今回の記事がお役に立てれば嬉しいです。
次週、1月11日(月)は夫、池尾昌紀が担当します。
どうぞお楽しみになさってくださいね。