毎日暑いですね・・・カラカラ夏がやってきましたね。湿気がひどくないだけ爽やかですが、実は乾いた夏ほど身体の水分が奪われやすいそうです。皆さんもご注意くださいね。
それでは今日のブログはこちら。例えばこんなケース。
「彼はいつも色々と気を使う人。職場でも友人でとても周囲に気を使い楽しませる人。それは付き合うまで私に対しても同じように接していたんです。
私も彼のことが気になっていて、なんとなく彼が付き合いはじめたんです。
そして今、彼との距離感がとても微妙になってきたのが不安なんです。
付き合い始めはとても彼も優しく気を使ってくれていたけど、一緒にいる時間が長くなると、彼が連絡をくれなくなったり、予定を急にキャンセルしたり、連絡もそっけなくなってきた。
彼も仕事が忙しく大変なのは知っているし、恋愛ってそんなもの？と私も割り切る、という我慢をしていたけれど、彼のそっけなさに耐えられなくなって彼に強く言ってしまって。そこでケンカしたんです。
そしたら彼「ちょっと距離を置こう」と言うんですよね。「僕も申し訳ないとは思っているけど、今は君の思うようには付き合えない」
もう私、意味がわからなくて。私も一応彼に「ケンカのことごめんね」って伝えて。今も連絡をすれば彼から返信は来るけど、かなりレスポンスも遅い状態。
私、どうしたらいいですか？私、彼の事好きだし、どうしたらいいでしょうか？」
というケースについて僕なりに考えていきます。よろしければお付き合い下さいね。
■まず、こういったケースのご相談、少なくありません。正直、夫婦であれ恋愛であれ、同じようなことはよく起きるようです。
それではどうしてこうなってしまうのか・・・という部分を考えてみますとシンプルなことが見えてきます。
それが「条件付きの愛情」
条件付きの愛情をあえて簡単に表現すれば、「○○しているから愛される」「○○すると相手は喜ぶ」という感覚ですね。コレは恋愛というより、育った家庭環境でこういった「条件付きの愛情」というパターンが染み付いていることって少なくないですよ。
この発想でどうも男性が行動している可能性はありそうです。
この発想でどうも男性が行動している可能性はありそうです。
そもそも、この感覚を持つ人にとってはある意味当たり前の発想すぎて、自分の発想に疑問すらもたない事が多いかもしれません。
この条件付きの愛情って、こと親密な関係性の中ではストレスになる事が多いものです。
どこかココロの根っこで身近で親密な人とはできるだけ自由に気兼ねなく付き合いたいと思う事が多いと思いますから。
そんな時、男性がイライラしたり「俺だって頑張ってるじゃん」みたいな自分の思いを主張する方がいても不思議ではないんですね。
どこか自分があなたの見えない期待を感じたり、彼の中にある義務感や「男とはこうすべき」みたいな感覚で毎日過ごしていれば、何か二人の間にトラブルが合った時「頑張ってるのに理解されない」と感じやすくなってしまいますから。
どこか自分があなたの見えない期待を感じたり、彼の中にある義務感や「男とはこうすべき」みたいな感覚で毎日過ごしていれば、何か二人の間にトラブルが合った時「頑張ってるのに理解されない」と感じやすくなってしまいますから。
本当は良かれと思っている「求められたことには応えること。それが愛される方法で、相手のためになる」ということが、ストレスになる。すると、彼が想像する「あなたとの未来のイメージ」が曇ることに繋がるということがあるんです。
これが愛情はどこか「条件付き」なもの、という観念（思い込み）を強く持っている方がハマるパターンの一つ。そう考えると、まずは「彼にとっての愛情ってもしかしてそういうこと？」という推測というか、予見が必要になってくるかな～と思うわけです。
■なので、今回のようなケースはまず
「彼女の前で今のまんまの自分でいること、素の自分でいることで、それで恋愛が成立すると思っていない男性がいる」と考えたほうがいいかなと僕は思うわけです。
それはあなたの愛が足りないというより、彼のココロのパターンの影響であると考えてもいいと思います。
それはあなたの愛が足りないというより、彼のココロのパターンの影響であると考えてもいいと思います。
そもそもとても人に気を使ったり、仕事とプライベートで感情も表情も違う人って相当気を使っていますし、そうしているからこそ自分は必要とされると感じていることが多いようです。
だから、もしこのタイプの彼との未来をあなたがお望みならば。
・あなた自身も条件付きの愛情という発想に過剰にハマらないこと。
・彼は相当自分の気持ちを抑えていることに気づいておくこと。
・彼は相当自分の気持ちを抑えていることに気づいておくこと。
・彼自身がこういった発想を持ちやすいのだと理解して、あなたのことや恋愛関係の価値を彼の言動だけで判断しないこと。
このあたりをまずは頭の隅のどっかに入れておいて下さいね。
あなたも同じパターンにハマると抜け出せなくなりますよ、彼の言葉が「ごもっとも」すぎるように聞こえますから。
あなたも同じパターンにハマると抜け出せなくなりますよ、彼の言葉が「ごもっとも」すぎるように聞こえますから。
そして、何よりお互いに「条件付きの愛を求めている」と感じさせないことが大切です。
よくあるお話に「彼が私のことを愛してくれるならこうするはず・・・」という想像。これは少し横に置きましょう。
よくあるお話に「彼が私のことを愛してくれるならこうするはず・・・」という想像。これは少し横に置きましょう。
男性も「愛しているなら俺の事情も理解してほしい」と一方的に伝えるのも、彼女のことを思うならストップです。
それら全て「相手への条件付きの愛」になっていくので、お互いに不満を伝え合うことに似てしまいます。
「あなたもあなたなりに我慢した。」
「彼も彼なりに考えて行動した。」
ただそれだけ。そして、あなたには相手を思う気持ちがあったということ。
その思いがあったから相手のために頑張れた自分がいるはず。まずその自分をちゃんと許してみましょう。自分を愛するときに可能な限り「条件付きの愛」を向けないことも大切です。そうじゃないと、自分にしていることを相手にしてしまうことが増えますからね。
相手をコントロールしないことは、相手に向けた条件付きの愛情という感覚を外す方法に近いもの。
真摯なあなたの気持ちだけ相手の前に置いてみる。お互いオトナであればパートナーの真摯な気持ちを知れば、いろいろ考えることも、感じることもあるはずです。
そうやってお互いに自分の意志とプロセスで答えを出していくことも時にはいい恋愛関係を作る秘訣の一つだと僕は信じています。相手が言っても分からない人の場合は、あなたからの提案も必要かもしれませんが、まずは少し時間を掛けて焦らずコミュニケーションするぐらいの余裕を持って向き合ってみてください。
そのためにあなた自身の不安をケアしながら、落ち着いてからでもいいので冷静に眺めておく必要はありそうです。不安は話すだけでも随分変わりますから、よければお話聞かせて下さいね。
今回は以上です、最後までご覧頂きありがとうございました。
浅野のカウンセリングを受けるには？
>>>弊社カウンセリング予約センターにお電話ください！
06-6190-5613 ・ 06-6190-5131（受付：12：00～20：30・月曜休）
>>>浅野は名古屋・鶴舞駅前のカウンセリングルームをベースに活動中。東京・大阪に毎月出張カウンセリングも行っております。カウンセリングスケジュールはコチラからどうぞ。
浅野寿和のブログ（プロフィール）
>>>「カウンセリングのご案内」「お客様のカウンセリング体験談」「浅野のカウンセリングスケジュール」はもちろん、過去に執筆した男性心理のテキストもごらんいただけます。浅野寿和のブログはコチラからどうぞ。
カウンセリングサービス名古屋ブログ＆Facebookページ
>>>カウンセリングサービスの名古屋地区ブログ「カウンセリングサービス名古屋 」そして「Facebookページ」開設中。名古屋地区のカウンセラーが様々な記事を毎日更新中です。ぜひ一度ご覧になってくださいね！
ダウンロードサービス きくまる
>>>さて、いつもご愛読いただいていますこのブログが、無料の音声配信により、耳で聞いて学んでいただけるようになりました。
「ダウンロードサービス きくまる」では毎月７のつく日に、無料音源を配信しておりますので、どうぞこちらでもお楽しみください。