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■カウンセリングサービス の浅野寿和 です。いつもご覧いただきありがとうございます。
![虹](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/026.gif)
1月6日より、私、浅野を含めました、弊社カウンセリングサービス 名古屋地区担当カウンセラーを中心に「新しいブログ 」+「Facebookページ 」を開設しました!
「名古屋・東海地区のみなさまへ、日常で使える心理学の情報を発信」といった感じのコンセプトで立ち上げたブログ+Facebookページですが、全ての皆さんにご覧いただきたいという想いを込めて作成しました。
私、浅野もこちらでは執筆しない「講座」的なテキストを執筆中でして、同じ名古屋担当の池尾昌紀カウンセラー と共に、「心理学講座」と題したテキストを隔週交代で更新しております。
また、ゆくゆくは私も名古屋・東海地区の限定コラムも執筆、Facebookページではたまにぼそっとつぶやいたり、もしかすると名古屋カウンセラーの日常の光景が写ることもあるかも?
ぜひ一度、ご覧いただければと思います。よろしくお願いします。
■それでは今日のテーマです。
彼が見ているあなたは。
カウンセリングの現場というのは、必然的に「一体これからどうすればいいんでしょうか?」というご相談をお聞きすることが多いんですね。
そんな皆さまのお話ををさせていただいている上で、僕が感じることの一つ
「男女の違いによるコミュニケーションギャップ」による誤解はとても多い、ということ。
今回はそんなケースで、僕が実際のカウンセリングでもお伝えしているお話を書いてみたいと思います。
よろしければお付き合いください。
■例えば、いろいろあって彼とあなたが言い合いになってしまうようなケースで。
男性が「ゴメン」「もうゴメンとしか言えない」なんて言葉を繋いでくることってありませんか?
特に女性側が少し感情的になっちゃって怒っていたり不満を感じて伝えている時に、そのあなたをなだめるかのように「ゴメン」と連呼する男性って少なくないのかな?と思います。
それがいいかどうかは別にして。
多く、いろいろな恋愛や夫婦関係にまつわるお話をお伺いしていると、女性のみなさんの「相手のことが大切、愛している」といった感情が、言葉の端々に込められているものだなぁ、と僕なりに感じることがあります。
特に、様々な恋や夫婦間のお話を表面的にではなく、深くお聞きするにつれ
「女性って、この人と一緒に生きていこうと決意した人には、心のその根底に強い「愛情」を持っている」
と僕が感じる事って少なくないんですね。
だからこそ葛藤する、悩む・・・。
男性の僕からすると、「そこまで想われるって彼、幸せモノかもしれないな・・・」と思うこともしばしばありますよ。
もちろんその気持ちの表現方法がどうか?は別にして、ですけどね。
■ただ、様々なお話をお聞きすると、どうも男性からすると
女性が「彼を愛しているからこそ・・・」
という部分がいまいち見えないというか、よく分からないケースも多いようですね。
例えば、男性は、女性が感情的になっている時、
「今、表面的に出てきている女性の感情を抑えようと「なんとかしよう」と思う」
ことが多いものです。
例えば、ケンカなどが起きた時、「ゴメン」という言葉で、「あなたが今表現している感情をケアしよう」と思っている感じ。
もっと言えば、何で怒っているのか?その表面的な理由しか探らないのです。
または、「自分は何かやらかしたっけ?」と罪悪感ベースの発想で、自分の中の問題点を探ろうとすることが多いかもしれません。
「男性は女性が感情的になっている、その姿に向かって何かしようとする」
どこか、男性の意識は、女性の内面にある「感情的になっている私、の根拠」の部分に向かない感じですね。
その男性のパターンの根拠は、
「男性は理性・思考」
「今を見たままを判断する傾向がある」
「女性に比べて感情を感じるのが苦手」
といった男性心理の特徴に求められますね。
「彼がフォーカスして感じている「あなた像」と、あなたが理解して欲しい「私像」はどこかズレる」
つまり、ここで起きていることをあえて言葉にするとしたら・・・
「女性側が、あなたのことが好きだからこそ・・・という思いが根底にあったとして
そこに、男性から「ゴメン」という言葉と気まずそうな表情をぶつけられている」
ということになります。
・・・考え方によればこれって「好き→ゴメンナサイ」構図。
つまり、失恋のマインドを刺激されていることと同じになっちゃいますからね。
でも、実際にカウンセリングで彼の言動や人となりをお伺いすると、決して愛していないわけじゃなく、愛情表現がうまく伝わっていない場合というケースも少なくないんですよね。
■この部分のお話、個人的には男性に知っておいてほしいなと思う部分でもあったりします。
男性側もケンカした時に、何度も彼女に誤り、それでも彼女の気持ちが収まらないと感じた時。
男性が感じている部分と、目の前のパートナーが求めている部分が違うケースってとても多いものなんです。
だから「彼女がどうして怒ってるのか?よく分からない」というご相談もあるくらいですからね。
もちろん、男性がいくら謝っても、女性側も本当の気持ちを察してもらったからといって、すぐに男性の気持ちを受け入れることが難しい場合もあると思うんですよね。
ある程度、感情をクールダウンさせる時間が必要といいますかね。
ただ、パートナーに対してちゃんと謝罪できる男性って凄いと思いますよ。
だからこそ、やっぱり女性の真意を少しでも汲み取れるような視点を持っておくって、パートナーシップをいい形に持っていく要素になると思うんですね。
もちろん、最終的には「お互いが相手を理解する」その一歩を踏み出すことが必要ですけどね。
■最後に、もう少し心理的な話を書くとすれば
男性側なら「どうして感情的になっているパートナーと向き合えないのか?」
女性側なら「どうして、自分の気持ちを上手に表現できないのか?」
といった、その人なりの心理パターンが見えてくることがあります。
こういった心理パターンに気づく、変化させるということも、恋愛のプロセスを進める上で必要になってくることもありますね。この辺りはカウンセリングでのテーマになることが多いですけど。
恋をすると人はどうしてもナイーヴになりますし、相手の気持ちの探りあいになることが多いですからね。
カウンセリングはそんな不安や絡まった思考の糸をほぐす効果もありますので、もしお悩みでしたらご利用いただいてもいいかもしれません。
今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
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