デニッシュ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

先日、こちらの記事で写真だけ載せていたデニッシュの工程をまとめました。





生地の水分は牛乳と卵のみで、バターをたっぷり折り込んでいるので贅沢な風味。

時間が経ったものはトーストするのもおすすめです。





フィリングは甘めのものがぴったりで、いちごは砂糖漬けにしておいたものをまるごとトッピングしました。
左は仕上げにピスタチオダイスを散らし、右奥はかのこ豆を乗せています。

デニッシュの成形方法はたくさんありますが、今回はシンプルな3種類。
また後日違う成形で焼いたものを載せる予定です。

   


【材料】

8個分(天板2枚分)


☆生地

強力粉 120g

薄力粉 80g

ドライイースト 3g

牛乳 100g

卵 35g

砂糖 30g

塩 3.5g

無塩バター 20g

☆折り込み用

無塩バター 100g

強力粉(打ち粉用)適量


☆フィリング

カスタードクリーム 250〜300g程度(目安)

フルーツなど 適量


☆仕上げ

卵(生地の残りを艶出し用に)適量

アプリコットジャム(少し煮詰める)またはガムシロップ 適量

粉糖 適量

ホイップクリーム 適量



【作り方】

①生地の材料をニーダーまたはホームベーカリーのケースに入れ、こね機能を使い7分こねる

②2倍に膨らむまで発酵後、扱いやすくなるまで冷蔵(目安一時間ほど)

★この間にバターはラップに包み、15cm四方に伸ばして冷蔵庫へ。

③打ち粉をした台に取り出してガス抜きし、生地を20cm四方に伸ばして、バターを乗せ、包んで綴じる



④打ち粉を振って20×60cmに伸ばし、3つ折り


⑤向きを変えて20×60cmに伸ばして3つ折り


⑥ラップに包んで冷蔵庫で1時間冷やし、20×60cmに伸ばして3つ折り

⑦ラップに包んで冷蔵庫で1時間冷やす

⑧20×40cmよりひとまわり大きめに伸ばし、縁をカットし、10cm四方×8枚に切り分ける。



⑨好みで成形し、シートに乗せる。四角いままでもOK(その場合は次へ) 


★カットした縁はねじって巻き、味見用に。



■風車…3cmほど写真のように切れ込みをいれ、各切れ込みの片方の先を中央に折りたたむ



■ボート…対角上にL字の切込みを入れ、縁をたたんで切れ込みのある端に重ねる。



⑩25度で30~40分ほど最終発酵。ひとまわり膨らんだらオーブンを220度に予熱し始める


⑪それぞれ中央に(縁を残して)カスタードクリームを乗せる


★クリームは四角は40g、風車は30g、ダイヤは20g程度がおよその目安です。

 必要に応じてコンポートを乗せても。

 フレッシュなフルーツは焼いたあとに飾ります。


⑫縁の上面に溶き卵を塗り(断面には塗らない)、予熱が終了したオーブンに入れて16〜17分焼く


⑬冷めたらナパージュか少し煮詰めたアプリコットジャムを塗り、フルーツやホイップクリームを飾り、粉糖をふる


■その場で食べない場合や生のフルーツを飾る場合は、食べる時にトッピングするのがおすすめです。

 カスタードのみの状態で軽くトーストし(焦げやすいので焼き過ぎには注意)、冷めてからフルーツやホイップクリームを飾ってサーブします。



■私はバターを折り込んだ生地を綿棒でうまく伸ばせないので、リバースシーターを使っています。
 狙った厚みで均一に伸ばせるので、綿棒を使うお菓子やパン作りに便利です。