サクサクとした食感が楽しめるパイシュー。
シュー生地をパイ生地に包んで焼くという作り方なのですが、よくある大きさだとパイシートに半端な部分が出て余ってしまいます。
ということで、結構な大きさになってしまいますが手持ちの10cm四方のパイシートに合わせた生地量を計算し、ボリューミーなパイシューを焼きました。
【材料】
6個分
☆シュー生地
米油 50g
水 100g
塩 少々
薄力粉 60
卵 M2個
パイシート 10cm四方のもの6枚
☆カスタードクリーム
全卵 L2個
グラニュー糖 120g
薄力粉 20g
牛乳 400g
バニラビーンズ 5〜6cm
(またはバニラエッセンスやバニラペースト)
無塩バター 20g
☆ホイップクリーム
生クリーム 120g
グラニュー糖 12g
☆飾り
粉糖 適量
【作り方】
【1】カスタードクリームを作り、冷やしておく
①グラニュー糖・薄力粉を混ぜ合わせ、溶いた卵を少しずつ加えて溶き伸ばし、更に牛乳を数回に分けて加えながら溶き伸ばす
②バニラのさやを開いてナイフで削ぐようにバニラビーンズを取り出して加え、小鍋に入れて、泡だて器か木べらで焦がさないように絶えず混ぜながらとろみがつくまで中火で加熱する。粉にしっかり火を通す(バニラエッセンスを使う場合は、火からおろした後に混ぜる)
③バターを加えて溶かし、全体に混ざったらバットに流し入れて、表面にぴったりとラップを張り付けて保冷剤をおくなどして冷ます。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして、再度泡だて器でなめらかに混ぜる
★うまくできていれば、冷やしたあとに生地がつかずにきれいにラップが剥がれる
【2】シューを作る
《準備》
○オーブンを210度に予熱し始める
○天板にオーブンシート(あればシルパン)を敷く
○卵を溶いておく
○薄力粉を振るう
○絞り袋に口径1cmの丸口金をセットする
↑ 今回使用したのはこちらのサイズ
①パイシートを半解凍し、12cm大にのばす。シート(シルパン)の上に並べて冷蔵しておく
★多少重なっていてもOK。
べたつきそうになったら麺棒に強力粉を薄く叩く。
②水・油・塩を小鍋に入れて火にかけ、充分に沸騰したら火を止める。薄力粉を一度に加え、耐熱ゴムベラまたは木べらで手早く馴染ませる
③生地が鍋肌から剥がれてまとまってきたらフードプロセッサーに移し、熱いうちに卵を少量ずつ加え、その都度よく混ぜて馴染ませる
★フードプロセッサーがなければ鍋に生地を入れたまま卵を加え、耐熱ゴムベラや木べらで手早くしっかりと混ぜ合わせていく
③持ち上げた時に、ゆっくり落ち、逆三角形に薄い膜をひくような状態になれば卵が残っていても加えるのをやめ、つやが出るまで更に混ぜる
(神経質にならなくても100~110gの卵でちょうど良いはずです)
④直径1cmの丸口金をつけた絞り袋に生地を詰め、パイシートそれぞれに1cmの高さから丸く絞り出す。シュー生地を覆うようにパイを折りたたむ
⑤予熱が終了したオーブンにすぐに入れて20分焼き、その後180度に下げて20分焼く
★焼き固まる前に冷たい空気に触れると生地がしぼむので、充分にふくらんで表面が割れて、割れ目の中にまで焼き色がつくまで、最低30分ほどは絶対にオーブンをあけないのがポイント。
⑥よく膨らみ、焼き色もしっかりついたらオーブンを消し、さらにそのまま10分ほど扉を開けずに置いておく。その後取り出して冷ます
【3】生クリームを泡立てる