コーヒースポンジケーキ〈12cm〉 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

毎日ブログに載せているものとは別に、月替りくらいのペースで、何度でも作って夕食後に食べる“一定期間ハマるメニュー”というのがあります(ちなみに今月は生チョコ)。


先月はこちらのスポンジケーキにドリップしたコーヒーを適量染み込ませ、ふんわり立てたホイップクリームを乗せ、ココアを篩った即席ケーキをよく食べていました。


作れば作るだけ食べてしまうからと、あまり大きく焼かないようにしていたのですが、結果的に何度焼いたことか…



【材料】

12cm丸型 1台分


 卵 M1個

 グラニュー糖 33g

 薄力粉 30g

 インスタントコーヒー 3g

 湯 5g

 牛乳 10g

 米油(または無塩バター) 7g



【準備】

○薄力粉をふるっておく(あとでもう一度ふるいながら加える)

○小さなボウルにインスタントコーヒーを入れてお湯でよく溶き、牛乳・油と合わせたら湯煎でほんのり温めておく(バターを使う場合は合わせて溶けるまで温める。油脂の種類を問わず、生地に加える時は温かい状態が混ざりやすい)

○オーブンを160度に予熱する
○型に油を薄く塗り、敷き紙を敷いておく
 または離型油を吹き付けたり、柔らかいバターを薄く塗って粉を叩き冷やしておく(今回は離型油使用)

 

 


【作り方】

①卵と砂糖をボウルに入れて軽くほぐしてから、40〜50度程度の湯煎で温めながら低速で泡立てる

②生地が35度程度まで温まったら湯煎から外し、高速で泡立てる。生地を持ち上げて垂らした時にリボン状に跡が残るようになったら、低速で1分程度混ぜて大きな気泡を消し、キメを整える

③粉類をふるいながら加え、粉気がなくなるまでゴムベラで側面と底からしっかりすくって返すように、リズムよく混ぜる

★ボウルの右上側面からボウルとの間に隙間なくへらを入れて左下を通り右回りに底からすくうように返し、左手でボウルを手前に回します(右利きの場合)。
 約30回程度で見えなくなります。

④粉が見えなくなったら、合わせておいた牛乳+油+コーヒーをゴムベラの表面で受けながら加え、更に底からすくって返すように混ぜる


★25〜30回程度で混ざります。

 ゴムベラのクッションなしに加えると液体が底に沈んで混ざりにくくなりやすいので注意。


⑤生地をすくった時にさらりと流れ落ち、つやが出てむらがない状態まで混ざれば、すぐにやや高めの位置から型に入れる


★ボウルの側面の生地もきれいに掃って入れますが、ゴムベラに残ったものは焼きムラの原因になるので、生地の端に置くか入れないようにします。


⑥型底を軽く台に打ち付けて空気を抜き、予熱が終了したオーブンに手早く入れる。160度で25分ほど、ケーキテスターや竹串を刺しても生地がつかなくなるまで焼く


★焼く前の生地は淡いベージュブラウンのような色で、焼いているうちに濃くなってきます。

 一度大きく膨らんだあと、上面が平らになると焼き上がりが近い目安です。


⑦焼きあがったらすぐ10cmほどの高さから落とし、網の上に型ごと逆さまにして4〜5分、その後表に戻して粗熱を取り、乾燥しない様ケーキカバーなどで覆って取り出す



★逆さにする際は直置きでも良いですが、表面が剥がれないようにしたい場合、生地と網の間に薄い使い捨てのキッチンクロスや蒸気を通すオーブンシート等を挟むと、湿気がこもらず網にも生地がつきにくくなります。
(あまり長くそのままにしておくと剥がれるので注意。空気が通らないシートなどは湿気がこもるので不向き。)


【シロップ】

 水とグラニュー糖を火かレンジにかけて溶かし、ラム酒を加えて冷まします。
 または水を熱湯にかえ、全ての材料を混ぜ合わせてグラニュー糖を溶かし、冷まして使います。

 水 30g
 グラニュー糖 10g

 ラム酒 5g



■私がいつも使う米油はこちら。


 


■スライスには補助具があると便利です。

 

 


■最近のコーヒー味のお菓子作りにはこちらを使用。