抹茶のスポンジケーキ(6号) | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

スポンジケーキのレシピが続きますが、こちらは18cmサイズの抹茶スポンジケーキと、それに合わせた分量の抹茶シロップのレシピページです。

23.1 追記)
グラニュー糖の量が間違っていました。
もとの配合でも甘さが控えめになるだけで味に影響はありませんが、修正しました。




抹茶を使った焼き菓子は風味が落ちやすく、断面から退色していくので、スポンジケーキに限らず使う(食べる)際にスライスします。
すぐに食べない場合早めに冷凍しますが、その際はスライスしてからの冷凍も可。

色や香りが良い抹茶を選ぶのもポイントです。
私が近年使っている抹茶はこちら。


スポンジの味のバリエーションやサイズ別レシピはこちらにリンク先をまとめています。

 



【材料】

6号(18cm)丸型 1台分


 卵 M3個

 グラニュー糖 90g

 薄力粉 81g

 抹茶 9g

 無塩バターor米油 20g

 牛乳 20g



【準備】
○小さなボウルにバター(or米油)と牛乳を入れておく
○薄力粉と抹茶を合わせてふるっておく
○型に油を薄く塗り、敷き紙を敷いておく
 または柔らかい離型油やバターを薄く塗り、必要に応じて粉を叩いておく
○オーブンを160度に予熱する


【作り方】

①卵と砂糖をボウルに入れて軽くほぐしてから、40~50度程度の湯煎で温めながら低速で泡立てる

②生地が35度程度まで温まったら湯煎から外し、生地を持ち上げて垂らした時にリボン状に跡が残るようになるまで高速で泡立たら、低速で1分程度混ぜて大きな気泡を消し、キメを整える
 →ここでバターと牛乳が入ったボウルを湯煎にかけておく




③薄力粉と抹茶をふるい入れ、粉気がなくなるまでゴムベラで側面と底からしっかりすくって返すように混ぜる

★ボウルの右上側面からボウルとの間に隙間なくへらを入れて左下を通り右回りに底からすくうように返し、左手でボウルを手前に回します(右利きの場合)
 約30回程度で見えなくなります。



④粉が見えなくなったら溶けて温かい状態のバターと牛乳を、ゴムベラの表面で受けながら加え、更に底からしっかりすくって返すように混ぜる

★ゴムベラのクッションなしに加えるとバターが底に沈んでしまいます。
 混ぜは30~40回程度が目安です。



⑤生地をすくった時にさらりと流れ落ちるようになり、つやが出てむらがない状態まで混ざれば、やや高めの位置から型に入れる

★ボウルの側面の生地もきれいに掃って入れますが、ゴムベラに残ったものは焼きムラの原因になるので入れないようにします。

⑥型を数cmの高さから落として空気を抜き、余熱が終了したオーブンに手早く入れて30分ほど、竹串を刺しても生地がつかなくなるまで焼く
 
★一度大きく膨らんだあと、上面が平らになると焼き上がりが近い目安です。

⑦焼きあがったらすぐ10cmほどの高さから落とし、網の上に逆さまにして3分、その後表に戻して冷まし、粗熱が取れたらラップなどで覆う

★焼成中に生地の重みがかからなかった上部のきめが多少粗くなるため、一時逆さにすることできめを均一に整え、表面も平らにします。
 逆さにする際は直置きでも良いですが、表面が剥がれないようにしたい場合は生地と網の間に蒸気を通すオーブンシートや薄い使い捨てのキッチンクロス等を挟むと、湿気がこもらず網にも生地がつきにくくなります。
(あまり長くそのままにしておいても剥がれるので注意)

⑧完全に冷めたらケーキカバーなどで覆い、使う時にスライスする


【シロップ】

18cm 1台分

 熱湯 90g
 抹茶 3g
 グラニュー糖 45g

■抹茶とグラニュー糖を混ぜ合わせ、熱湯を少しずつ加えて混ぜ合わせます。
 冷まして使います。