編み模様のミルク食パン〈12カップのバントパン使用〉 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

もう当分型は必要ないと思っていたのですが…
また(しかも)ノルディックウェアのバントパンを手に入れてしまいました。

以前からいいなと思っていたのですが、これが実際に見たらより素敵でひと目で気分が高揚。
ノルディックウェアには小さなケーキが焼ける型も多いのですが、どうしてもこのインパクトのあるサイズに惹かれてしまうんです。
切り口の形やイメージを確かめておくため、まずは恒例の食パンを焼くことにしました。
編み模様というよりは、ちょっと山というか岩っぽいイメージ?
ケーキの画像は先のリンクの商品画像に載っているのですが、自分で焼いてみるのも楽しみな形です。




ノルディックウェアの直径が25cm前後の大きな型は、ほとんど容量が10カップで統一されているので、レシピが使い回せるというのがつい欲しくなってしまう理由のひとつ。
…だからこれもそうだと思っていたのですが、よくよく見たら、12カップ!(1カップ240mlなので容量が2.8L強)

インパクトも増すわけですね。
なぜそれがわかったのかというと、ノルディックウェアの型にはその型の名前と容量が小さくデザインされているからです。
計算しやすいので、これはかなり親切。




ちなみにこちらは丿ルディックウェア75周年を記念して作られた型でもあり、その印もデザインされています。




ところでいつもミルク食パンは牛乳のみで生地をこねているのですが、今回は一部を水に置き換えて焼きました。

味はあまり変わらないので好みなのですが、牛乳のみよりも水を加えた生地は、翌日もソフトです。




【材料】

ノルディックウェアの10カップ分のバントパン 1台分

 強力粉 405g
 砂糖 25g
 塩 7g
 無塩バター 35g
 ドライイースト 7g
 牛乳 155g
 水 130g


★牛乳のみで焼く場合は、水を使わず、牛乳310gでこねます。


【準備】
○牛乳は混ぜる時点で30度ほどに温めておく
○バターは押すと指がすっと入る程度の温度にしておく
○型に油脂を薄く塗っておく


【作り方】

①粉類をさっと混ぜてから、温めた牛乳を入れ、手で合わせてまとまってきたらバターを混ぜ込み、台でなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安15分程度)

★牛乳は低脂肪や無脂肪のものだと打ち粉をしてもべたつきやすくなるので、必ず『牛乳』と表示されたものを使用します。

②ボウルに入れて乾燥しないようにラップ等をかぶせ、約2~2.5倍になるまで一次発酵(目安30度30〜40分前後)

③ガス抜きし、軽く霧吹きをして10分ほど休ませる


④35×20cm程度に伸ばす。35cm側から巻き、綴じ目をよくつまんで、輪にする。つなぎ目をよくつまんで、きれいな面が底になるよう型に入れ、平らになるよう軽く押さえてならす



⑤型の約8分目強あたりに膨らむまで、30度で30〜40分程最終発酵



⑥オーブンを190度に予熱し、その間に⑤の上にオーブンシートを置いて、型よりも一回り大きいロールケーキ型や角型などの平らな天板に、適量の重石(300〜400g)を入れて重ねておく



★天板で押さえるのは余計なふくらみを防ぐためです。
 膨らみすぎると、返して冷ましている間に腰折れしやすくなります。


⑦予熱が終了したオーブンに手早く入れ、180度に下げて35分ほど焼く


★途中15分程経ったら乗せた天板を外してもOK。

⑧オーブンから取り出し、ケーキクーラーの上に型をつけたまま返し、そっと型を外して冷ます


★焼き上がりは硬く感じますが、冷めたあとでケーキカバーなどで覆っておくとソフトになります。