ココアスポンジケーキ〈15cm〉 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ココアのスポンジケーキは、個人的にはほとんどキルシュトルテを作る時にしか焼くことがないのですが、他のお菓子を作る際にスポンジ部分のみの作り方を載せているページがあればリンクを貼りやすいなと感じたので、載せておきたいと思います。

(ちなみに今回はキルシュトルテ用に載せているものとは配合が少し違います。)


卵・砂糖・小麦粉・ココアパウダーに、油脂や牛乳も少量加えてしっとり軽い食感に仕上げています。

ただココアに含まれる油分が卵の気泡を消しやすいので、手早く混ぜつつ混ぜすぎにも注意が必要です。





今回はスライスしたあとに記録を思い立ったので工程写真がないのですが、他の配合のスポンジケーキとおよそ同じです。


 

 


スライス前の写真もそのうちに追記できればと思います。(大体型の8割の高さに焼き上がります。)

シロップの配合も載せていますが、こちらは私がこのサイズのプレーンに打つ場合と同じものです。



 


【材料】

15cm丸型 1台分

 卵 M2個

 グラニュー糖 60g

 薄力粉 50g

 ココアパウダー 10g

 牛乳 20g

 米油(または無塩バター)15g



【準備】
○薄力粉とココアパウダーをふるっておく(あとでもう一度ふるいながら加える)
○小さな容器でこめ油と牛乳を合わせ、湯煎で温めておく(バターを使う場合は合わせて溶けるまで温める。油脂の種類を問わず、生地に加える時は温かい状態が混ざりやすい)
○型に油を薄く塗り、敷き紙を敷いておく
 または柔らかいバターを薄く塗り、粉を叩き冷やしておく(今回は後者)
○オーブンを160度に予熱する


【作り方】

①卵と砂糖をボウルに入れて軽くほぐしてから、40〜50度程度の湯煎で温めながら低速で泡立てる

②生地が35度程度まで温まったら湯煎から外し、高速で泡立てる。生地を持ち上げて垂らした時にリボン状に跡が残るようになったら、低速で1分程度混ぜて大きな気泡を消し、キメを整える

③粉類をふるいながら加え、粉気がなくなるまでゴムベラで側面と底からしっかりすくって返すように、リズムよく混ぜる

★ボウルの右上側面からボウルとの間に隙間なくへらを入れて左下を通り右回りに底からすくうように返し、左手でボウルを手前に回します(右利きの場合)。
 約30回程度で見えなくなります。

④粉が見えなくなったら、合わせておいた牛乳+油をゴムベラの表面で受けながら加え、更に底からすくって返すように混ぜる


★25〜30回程度で混ざります。

 ゴムベラのクッションなしに加えると液体が底に沈んで混ざりにくくなりやすいので注意。


⑤生地をすくった時にさらりと流れ落ち、つやが出てむらがない状態まで混ざれば、すぐにやや高めの位置から型に入れる


★ボウルの側面の生地もきれいに掃って入れますが、ゴムベラに残ったものは焼きムラの原因になるので、生地の端に置くか入れないようにします。


⑥型底を軽く台に打ち付けて空気を抜き、予熱が終了したオーブンに手早く入れ、160度で30分ほど、ケーキテスターや竹串を刺しても生地がつかなくなるまで焼く

★一度大きく膨らんだあと、上面が平らになると焼き上がりが近い目安です。

⑦焼きあがったらすぐ10cmほどの高さから落とし、網の上に逆さまにして5分、その後表に戻して粗熱を取り、乾燥しない様ケーキカバーなどで覆う


★逆さにする際は直置きでも良いですが、表面が剥がれないようにしたい場合、生地と網の間に薄い使い捨てのキッチンクロスや蒸気を通すオーブンシート等を挟むと、湿気がこもらず網にも生地がつきにくくなります。
(あまり長くそのままにしておくと剥がれるので注意。空気が通らないシートなどは湿気がこもるので不向き。)


【シロップ】

 5号でショートケーキを作る場合に、スポンジに打つシロップはいつもこちらの割合で作っています。

 水とグラニュー糖を火かレンジにかけて溶かし、キルシュを加えて冷まします。

 水 55g
 グラニュー糖 20g

 キルシュ 10g




私がいつも使う米油はこちら。


 


スライスには補助具があると便利です。