ナチュブラン入りスコーン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

レシピブログの全粒粉アンバサダーとして活動中なので、いつもは全粒粉を使ったレシピを載せていますが、今回は「日清 “カラダに、おいしいこと。” ナチュブラン」を使ってスコーンを焼きました。



全粒粉アンバサダーの料理レシピ
全粒粉アンバサダーの料理レシピ



小麦の粒をまるごと挽いたのが全粒粉であるのに対し、小麦粒の表皮部分を挽いたものがナチュブラン=小麦ブラン(小麦ふすまとも呼ばれます)。


日清のナチュブランは独自製法で微粉砕されているので、日清の全粒粉同様、混ぜ込みやすさや扱いやすさはいつもの小麦粉と変わらず、口当たりもなめらかです。

(置き換えた分、水分量は調整するのがおすすめ。私はいつもより多めに水分を加えます。)


 

 


なんといっても食物繊維が多く、今回こちらをいつもの小麦粉の15%ほど置き換えただけで、スコーン1個につき食物繊維が3g以上も含まれる計算に!

小麦の風味と甘みが感じられ、ざくざくとした食感も増しました。


抜いた時の形が出やすいのできれいに腹割れしますし、美味しそうな焼き色もつきやすく、栄養面・見た目・美味しさどれも兼ね備えたものが焼けるのは嬉しいですね。





【材料】


5個分

 

 薄力粉(日清 Wheat&bake エクリチュール) 130g

 日清 “カラダに、おいしいこと。”ナチュブラン 25g

 グラニュー糖 15g

 日清 ベーキングパウダー 1袋(4g)

 無塩バター 60g

 塩 ひとつまみ

 卵 1個(生地用40g+残りは艶出し用)

 牛乳 50g



【準備】

○薄力粉・ナチュブラン・ベーキングパウダーは冷やしておく

○バターは1cm角に刻み、冷やしておく

(カチカチに凍らせる必要はなく、芯まで冷えて入れば良い)

○卵をといておく



【作り方】


①薄力粉・ベーキングパウダー・ナチュブラン・グラニュー糖・塩を軽く混ぜる。

 バターを加え、バターがさらさらになるまでカードやパイカッター、またはフードプロセッサーでバターが米粒大程度に、さらさらになるまで切り混ぜる


★手作業の場合はレシピの後述参照。

 フードプロセッサー使用の場合、あまり回し続けるとバターの分量や柔らかさによってはまとまってきてしまうので、さらさらになればOKです。


②卵40gと牛乳を加え、更に切り混ぜながらまとめたら(写真の状態。混ぜすぎてべたついてこないように注意)、軽く打ち粉をしたまな板に取り出してなめらかにまとめる



★まとまれば良いので捏ねすぎないこと、べたつくようなら手にも打ち粉を。
 暑い時期などで生地が柔らかい場合は、ラップに包んで冷蔵庫で30分~1時間ほど休ませ、扱いやすくなってから③へ。

③粉をふったラップに挟んで1cm厚さに伸ばし、きれいな面を外側にして折りたたむ。
 潰さないようにごく軽く上から麺棒を転がして(1.5cmほどの厚みにする)生地同士を密着させる

★これは腹割れさせるための工程なので、そうでなくても良い場合は最初から1.5~2cm厚さに伸ばしたり手で丸めて成形しても(どちらにしても厚みがないと膨らみません)。

④200度にオーブンを予熱し、予熱している間に粉を叩いた5~6cmの丸や菊型で抜くか、包丁で三角や四角にカットしてオーブンシートに乗せる。途中の余り生地は再度2cm厚さに伸ばして成形する

⑤上面に、残っている卵を刷毛で塗って、予熱が終了したオーブンに手早く入れ16~17分ほど焼く

★照り用の卵は側面にも塗ってしまうと焼き固まって膨らみにくくなるため、卵を塗る場合は必ず上面のみに塗る。


《手作業で混ぜる場合》
 1.軽く混ぜた粉類にバターを加え、カードやパイカッターでバターを刻むように細かくする
 2.バターが米粒程度の大きさまで細かくなれば手の平同士で摺るようにしてさらさらにする(手も冷やした状態で行うとバターが溶けにくく作業しやすい)