いちじくと紅茶の生シフォンケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

定期的におやつに作っている生クリーム入りのシフォンケーキ。

今回は紅茶味の生地で作りました。


内側にも外側にもクリームたっぷり、採れたてのいちじくをトッピング。




今回使用したのはsuipaさんの紙製ケース。

サイズは直径13cmほどですが高さがあるので、シフォンケーキやバターケーキ、スポンジケーキなどは、いずれも目安として卵2個分=15cmの丸型で焼く場合のレシピに合う容量です。

 


 

 

 


出来上がった後、中の生地を型からきれいに外せるのもおすすめポイント。






持ち運び専用の箱もあります。
写真で使用したのは無地ですが、suipaさんには模様つきのデザインもありますよ。


 


箱の四隅に切れ込みがあるので取り出しやすく、ある程度高さのあるデコレーションをしても問題ありません。





生地はふわっしゅわっと柔らか。
紅茶リキュールで香りづけしたクリームは、ジューシーないちじくの風味とよく合います。





このカットした時の写真がうまく撮影できないのですが、クリームがたっぷりなのは伝わるでしょうか…




【材料】

ペーパーカップ 12×h75mm 1台分

☆卵黄生地
 卵黄 M2個分
 グラニュー糖 35g
 米油 20g
 濃いアールグレイティー 30g
  (水65g+アールグレイ茶葉4g=ティーバッグ2袋分)
 薄力粉 45g
 ベーキングパウダー 1g
 アールグレイ茶葉 1g(=ティーバッグ約半個分)

☆メレンゲ
 卵白 M2個分
 グラニュー糖 15g

☆クリーム
 生クリーム 120g
 グラニュー糖 12g
 紅茶リキュール 6g

☆フルーツ
 いちじく 適量
 

【準備】
・材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱


【作り方】

①小鍋に卵黄生地用の水とアールグレイのティーバッグ(切り開かない)を入れて火にかけ、2~3分煮出して紅茶液を30g作り、油と混ぜておく

★出来上がった紅茶が30gより少なかったらお湯を足し、多かった場合は少し煮詰めるか充分濃ければそこから30gとります。
 ティーバッグが破れたら目の細かい茶漉しで漉してくあさい。

②冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖を3回に分けて加える。その都度泡立て、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る(あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意)

③別のボウルで卵黄→グラニュー糖→①→合わせてふるっておいた薄力粉+ベーキングパウダーと紅茶葉→メレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる


④残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる


★へらを持ち上げた時りぼん状に跡が残る状態になったらOK、これ以上混ぜすぎないようにします。
 卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませてください。

⑤型に流し入れて表面をならし、軽く底を打ち付けて大きな気泡を抜く。予熱が終了したオーブンで25分、割れ目にもうっすら焼き色がつき中央まで火が通るまで焼く


★オーブンによって焼き時間・温度は調整。

⑥オーブンから取り出したら、一旦軽く持ち上げて落とし、ミトンをはめた手で1分ほど逆さまにした状態で持っておく


⑦嵩が縁すれすれの場合はそのまま返さずにケーキクーラーの上で冷ます。

 嵩が縁より低かったり中央がしぼみそうな場合はほんの数mmケーキと型の縁の間に隙間があくのを待ち、その少しの隙間に、準備しておいたコップの縁をかけて(この時ケーキにコップが触らないよう注意)膨らみを保ったまま完全に冷ます

★同じ温度や焼き時間でも生地作りの過程やオーブンの性能で差が出る場合有。

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⑧クリームの材料を七分立てにし、3分の2の量をシュー口金をセットした絞り袋に入れる。ケーキの中央に挿し込み、方向を少しずつ変えて様子を見ながらゆっくりと注入する


⑨残りのクリームを、いちじくと共にケーキに飾る