まるごといちじくのロールケーキ/トースターでロールケーキ作り | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

私が住む地域でもやっと秋らしく、涼しくなった1日でした。

そんな今日のお茶のお供は、まるごと並べて一巻きしたロールケーキ。

ミルクティーにぴったりなんです。


今年は畑のいちじくがとにかく豊作で、お菓子作りにも使い放題で嬉しい限り。






ちなみに今オーブンを修理に出しているので生地はトースターで焼きました。

使用した23~24cmのロールケーキ用天板が、アラジンの食パン4枚焼き用のトースターにぴったりだったんです。


 

 


アラジンほどの価格帯でなくても、温度設定できるものならば様々なお菓子を作ることができて、私がこれまで使ってきた中で一番お菓子を作ったトースターは数千円程度のものでした。

ただアラジンのすごいところは、一瞬(0.2秒)で温まるため予熱不要なところ。

ものすごく便利で、魚や野菜もこの4枚焼き用にのみ付属する蓋つきグリルパンがあればにおいを出さずにしっかりと焼けます。


サーモスタットが働きすぎてパンやグラタンがいつまでも焼けない…なんてこともなくストレスフリーです。




トースターでロールケーキ作りは初めてでしたが、さすがに表面の焼き色はオーブンと比べて焼きムラができてしまうため、何度か向きを変えてこのような感じに。

でもきれいな底面を外側にすれば見た目は全く問題ありません。





レシピはオーブンで作る場合を載せますが、今回のトースターの場合、温度は同じで、焼き時間はオーブンよりも1~2分早めに取り出しました。


またいちじくも小ぶりなものを使いましたが、大きめのものならば27cmの天板を使い、生地の材料を1.5倍にして、オーブンで焼くのがおすすめです。

焼き時間は変わりません。






【材料】

23cm四方の天板

☆卵黄生地
 卵黄 M2個分
 グラニュー糖 35g
 サラダ油 20g
 熱湯 30g
 薄力粉 40g
 ベーキングパウダー 1g
 バニラエッセンス3~4ふり
 (またはバニラビーンズ数cm分)

☆メレンゲ
 卵白 M2個分
 グラニュー糖 15g

☆クリーム
 生クリーム 100g
 グラニュー糖13g

☆仕上げ
 いちじく・小ぶりなもの 5~6個
 粉糖 適量


【準備】
・材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
・熱湯とサラダ油を混ぜておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱
・型にオーブンシートを敷きこんでおく


【作り方】

①冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖を1/3ずつ加えてその都度更に泡立てて、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る

★あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意。

②別のボウルで卵黄→グラニュー糖→混ぜておいた油+熱湯→ふるっておいた粉+ベーキングパウダー→バニラエッセンスとメレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる

③残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる

★へらを持ち上げた時りぼん状に跡が残る状態になったらOK、それ以上混ぜすぎないようにし、卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる。

④型に流し入れてカードなどで表面をならし、2~3cmの高さから落として大きな気泡を抜いたら、180度に予熱したオーブンで15分焼き、オーブンシートをかぶせるなどして乾燥に気をつけつつ冷ます

⑤いちじくはへたとお尻を切り落とし、皮を剥く

★皮がきれいで柔らかい場合や好みで皮もつけたままが良い場合など、剥く必要がなければ剥かなくてもOK。

⑥クリームの材料を硬めの8~9分立てに泡立てる

⑦生地より大き目のオーブンシートの上に、表面がきれいなほうを下にして生地を乗せ、巻き始めと巻き終わりは斜めに切り落とす。クリームのうち7割ほどを全面に塗り広げ、手前から約1/4あたりの位置にいちじくを隙間なく並べる

⑧残りのクリームでいちじくの段差を埋め、一巻きでいちじくを包み、巻き終わりの生地の辺同士が合うように、シートごとしっかりと形を整える

★クリームが溢れた場合は取り除く。

⑨冷蔵庫で冷やし、粉糖をふるい、温めたナイフで切り分ける


【トースターで作る場合】
 温度設定ができ、型がトースターに入る場合に作ることができます。
 トースターの種類によっては予熱が必要になることもあります。
 作り方は同じですが、焼きムラを防ぐために2~3回向きを替えるのがおすすめです。
 また10分を過ぎたあたりから様子を見て取り出すタイミングを見てください。