イースターなどに食べられる、ポルトガルのケーキを焼きました。
数年前に半熟カステラとして流行ったものです。
(ちなみに今年は来週の日曜日もイースターです。4月とは違う宗派で。)
といっても今回は半熟ではなく、熱の通し方はしっかりめ。
生っぽくしようと思ったら、焼き上がり間近にちょうどオーブンを離れなければいけなくなり、目を離したのは2~3分でしたがその間に火が通ってしまって…
それはそれで、シンプルでふわふわな卵のケーキとして美味しいんですよ。
美味しい卵が手に入ったら焼きたくなります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210425/14/lovable-kitchen/7b/2f/j/o1080108014931802754.jpg?caw=800)
↑オーブンから出してすぐからへこんできます。
もこもこ膨らんで、なんだか側面がとろけたクリームのような形ではみ出して焼き上がりました。
いつもは金属の丸型で焼きますが、今回は下準備いらずで、持ち運びやすく、切れ目から剥がしやすいこちらの紙型を使用。
私はよくお菓子を持ち運ぶので、最近5号サイズの焼きっぱなしのケーキづくりには大体この型を使っています。
さて紙を外すと、半分ほどの高さに。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210425/14/lovable-kitchen/80/ee/j/o1080081014931802759.jpg?caw=800)
卵黄をたっぷり使っているので、断面は鮮やかな黄色。
しっかりめに焼いたといっても、熱が通ってすぐに取り出したので、中央はしゅわっふわっと音がするほどの柔らかさ。
焼き立てでも、冷ましてからでも、冷やしても美味。
半生にした場合のとろっとした食感も美味しいのですが、ちゃんと熱を通したものは確かにカステラのような、卵の味の濃いスポンジのよう。
ふんわり立てた生クリームがぴったりです。