卵を味わうパンデロー | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

イースターなどに食べられる、ポルトガルのケーキを焼きました。

数年前に半熟カステラとして流行ったものです。

(ちなみに今年は来週の日曜日もイースターです。4月とは違う宗派で。)


 



といっても今回は半熟ではなく、熱の通し方はしっかりめ。

生っぽくしようと思ったら、焼き上がり間近にちょうどオーブンを離れなければいけなくなり、目を離したのは2~3分でしたがその間に火が通ってしまって…


それはそれで、シンプルでふわふわな卵のケーキとして美味しいんですよ。

美味しい卵が手に入ったら焼きたくなります。



↑オーブンから出してすぐからへこんできます。
 もこもこ膨らんで、なんだか側面がとろけたクリームのような形ではみ出して焼き上がりました。

いつもは金属の丸型で焼きますが、今回は下準備いらずで、持ち運びやすく、切れ目から剥がしやすいこちらの紙型を使用。

私はよくお菓子を持ち運ぶので、最近5号サイズの焼きっぱなしのケーキづくりには大体この型を使っています。

さて紙を外すと、半分ほどの高さに。




卵黄をたっぷり使っているので、断面は鮮やかな黄色。
しっかりめに焼いたといっても、熱が通ってすぐに取り出したので、中央はしゅわっふわっと音がするほどの柔らかさ。

焼き立てでも、冷ましてからでも、冷やしても美味。




半生にした場合のとろっとした食感も美味しいのですが、ちゃんと熱を通したものは確かにカステラのような、卵の味の濃いスポンジのよう。
ふんわり立てた生クリームがぴったりです。