イングリッシュマフィン用に買っているのですが、昨年勘違いから重複して購入してしまい、そのまますっかり忘れていて…
”コーンミールやコーングリッツを使うレシピといえばイングリッシュマフィン”という方も多いと思うのですが、それにもそんなに大量には使わないので、余りがちな製菓材料として耳にすることも多い食材のように感じます。
私も混ぜ込んで作るのは、コーンブレッドやポレンタケーキくらい。
パンやケーキに入れる場合は水分量の調整が必要になるので、それよりはパンやパイの仕上げにふりかけて焼いたり、クッキーに入れたり、揚げ物の衣に使ったりしています。
他にはコーンミールやコーングリッツに水分を加えて練る、ポレンタという料理も好きです。
マッシュポテトのようにメインの付け合わせに作られることも多く、個人的に味はおかゆやパスタを思わせるような感じで、本国イタリアでも好みは分かれるらしいのですが、私はトマト系のソースを合わせるのが気に入っています。
今回のコーングリッツは未開封でしたし、すぐに悪くなるものでもないので、まずはそんなポレンタとコーンブレッドを作りました。
ポレンタは、コーングリッツの4~5倍の水を加えて中弱火にかけ、耐熱ゴムベラや木ベラを使って焦げないように底を絶えず混ぜながら、もったりするまで練ったらできあがり。
私は大抵コーングリッツ50g・水200g・塩1gの割合で作ります。
少量だからかあまり時間はかかりませんが、もっとたくさん作る場合は量や火加減により数十分かかることも。
冷えると固まるので、それを揚げたり焼いたりしてもまた美味しいんです。
今回は市販のサルサソース・新玉ねぎのオイル漬け・ドライバジル・粉チーズと合わせました。
コーンブレッドは無発酵のパン。
生地は混ぜるだけで、オーブンの予熱中にできてしまいます。
型で作るとコーングリッツの掃除がちょっと大変だなと感じることもあるので、最近は、焼き色がまんべんなくついてきれいに外しやすいsuipaさんの紙型で作るのが定番に。
ほろっと崩れやすいので、焼いて30分ほどしてからがスライスしやすく、ほのかに温かみが残っていて美味しいんです。
そのままでもコーングリッツの甘味が感じられ、バターやジャムなども合いますよ。
コーンブレッドはちょっと口の中の水分を奪われやすいので、たっぷりの飲み物の準備も忘れずに。
残りのコーングリッツも、この調子で早めに使い切りたいと思います。