天ぷら粉で生クリームスコーン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

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天ぷら粉活用料理レシピ
天ぷら粉活用料理レシピ



1つ前で昭和産業さんの天ぷら粉「黄金」を使ったマドレーヌを載せましたが、アメーバブログのトピックスでもご紹介いただいたようでありがとうございます。

 



天ぷら粉の配合がなぜお菓子作りにぴったりなのかということについてはそちらでも少しご紹介しているのですが、簡単に言えば、”ベーキングパウダー入りの薄力粉として使えるため”。


そんな天ぷら粉を使って、スコーンを焼きました。
天ぷら粉で作ったなんてわからない仕上がりです♪




外側はさっくり、中はソフトで、朝食やお茶のお供、子どものおやつにもぴったり。
クリームやいちごのジャムを添えて食べるとたまらない美味しさです。

今後天ぷら粉を使い切りたい時にも、お菓子で消費できるとなると使い道の幅が広がりますね。

 

 



さてこの時期は震災や防災についてが話題になりますが、1年前はコロナの影響が出始めた時期でもありました。
直後に小麦粉が店頭から消えて、ホットケーキミックスまで手に入りづらくなったことを覚えている方も多いと思います。

5年前の熊本地震でも、店が開いたあとにはやはり粉類が品薄だったんです。
でも、今回天ぷら粉なら薄力粉の代わりには十分になりえることがわかりましたし、お菓子だけでなく、粉もの料理だって作れます。

今後もしまた小麦粉類が手に入りづらくなる何かが起きたた時でも、「薄力粉の代わりに天ぷら粉が使える」ということを覚えておいて損はないのではないでしょうか。




【材料】

5~6cmの丸・菊型5~6個分

 昭和産業の天ぷら粉「黄金」 170g 
 グラニュー糖 15g
 有塩バター 60g
 卵 M1個(生地用40g・残りは艶出し用)
 生クリーム 45g

◆生クリームは牛乳に変えてややあっさりめにつくることもできます。(風味や食感はやや変わりますが美味)


【準備】
○材料の粉類は冷蔵庫で冷やしておく
○バターは1cm角に刻み、冷やしておく
 →カチカチに凍らせる必要はなく、芯まで冷えて入れば良い
○卵を溶いて、生クリームを混ぜておく


【作り方】

①天ぷら粉・グラニュー糖・バターを、さらさらになるまでスケッパーまたはフードプロセッサーで切り混ぜる

★あまり混ぜ続けるとまとまってきてしまうので、さらさらになればOK。

②混ぜておいた生クリームと卵を2回に分けて加え、更に切り混ぜながらまとめる

★混ぜすぎてべたついてこないように、混ぜすぎが心配な場合は粉気が少し残った状態でもOK。

③打ち粉として分量外の天ぷら粉を薄く叩いたまな板に取り出して、なめらかにまとめる(まとまれば良いので捏ねすぎないこと、べたつくようなら手にも打ち粉=分量外の天ぷら粉を叩く)

★暑い時期などで生地が柔らかすぎて型を抜きづらそうな場合は冷蔵庫で30分ほど休ませて冷やし、扱いやすくなってから次へ。

④ラップに挟んで1cm厚さに伸ばし、上面を外側にして折りたたみ、ほとんど潰さないように軽く上から麺棒を転がして生地同士を密着させる

★これは腹割れさせるための工程なので、そうでなくても良い場合は最初から1.5~2cm厚さに伸ばしたり手で丸めて成形してもOK。

⑤190~200度にオーブンを予熱する。
 予熱している間に5~6cmの丸や菊型で抜いたり(もしくは包丁で三角や四角にカットして)オーブンシートに乗せ、余り生地は再度2cm厚さに伸ばして成形する

★室温が高い日や、成形後もオーブンに入れるまでにまだ時間がある場合は、再度シートごと冷蔵庫で冷やしておく。

⑥上面に艶出し用の溶き卵を塗り、予熱が終了したオーブンで18分前後焼く

★側面にも塗ってしまうと卵が焼き固まって膨らみにくくなるため、卵は必ず上面のみに塗ること。