塩パン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

これまでどのお菓子よりも、一番作ってきたのは食パンなのですが、最近は家族の好みが変わってあまり朝ごはんとしては食パンが食べられなくなってきました。
でもこれだけは別、というのが塩パン。

我が家ではカイザーゼンメルに近い生地で焼いています。
休みの日、焼きたてを知らせると何をしていてもすぐに子どもたちがキッチンにやってきて、全部なくなってしまうほどの美味しさ。

今日も2回焼きましたが、明日の朝食で、も食べたい、学校に持っていこうかななどと言っていたので、あと1度焼くかどうか考えているところです。





割るとバターが包まれていた隙間が開いていて、ふんわり・もっちりとしています。
底は染み出たバターで焼かれてカリッと食感が良く、生地にもじゅわっと染みこんだバターの塩気と風味がたまりません。




【材料】

8個分

☆生地
 強力粉 250g
 ドライイースト 3g
 塩 4g
 砂糖 10g
 水 165g(夏は常温・冬は30度程度に温める)
 無塩バター 15g

☆仕上げ用
 有塩バター 8~10g×8個分
 岩塩 適量


【準備】
○無塩バターを室温に戻す
○天板にオーブンシートを敷く
○有塩バターは厚みを持たせて切り分け、冷凍しておく
 →常温だと巻きにくく、発酵中に溶け出てしまう原因になりやすい


【作り方】

①生地を作る。粉類をさっと混ぜてから水を入れ、まとってきたら無塩バターを混ぜ込み、台でなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安10~15分程度)

②ボウルに入れて乾燥しないようにラップ等をかぶせ、約2倍になるまで30度で40分~1時間程度一次発酵させる

◆ここまでの工程はホームベーカリーで可

③生地と手に適量の打ち粉をしてガス抜きし、8分割して丸め、5分ほど休ませる

④ガス抜きし、それぞれ生地や手に適量の打ち粉をしながら成形する

 1.幅10cm×長さ25cm程度の三角形に伸ばし、有塩バターを10cm側に一折りして包み、バターを閉じ込めるように綴じ目をしっかりつまむ


 2.くるくる巻き、巻き終わりはしっかりつまんで綴じ、綴じ目を下にしてオーブンシートを敷いた天板に並べる(あまりきつく引っ張って巻かないようにする)

⑤30度で30分程度、ひとまわり大きくなるまで最終発酵する


⑥岩塩を表面にふり(中央だけ、全体に、など場所は好みで)オーブンを210度に予熱し、14~15分焼く

⑦熱いうちに底から染み出てきたバターを刷毛で表面に塗り、冷ます