バニラスフレ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

GWからハマって片付けに取り組んでいます。
今日は夫も私も仕事が休みだったので、納戸から全ての物を出し、どこから手をつけて良いのかわからないような状態から仕分けをして必要なものだけを戻し、とてもすっきりさせることができました。

その中で、ブログを始める前にレシピを書き留めていたノートをついに処分しました。
ブログにそのノートの中から作ったものを載せた時には、その旨を記載していたのですが、もう必要ないと判断するのに10年近くもかかってしまいました。

今日はそのノートから最後に1つ。
バニラスフレです。
オーブンから出して数十秒もしないうちにしぼんでしまうので、食べる準備をしてから作り始めるのがポイント。
写真は既にしぼみかけなので、もう少し横から撮影すれば良かったなと思います。

説明文は長くなってしまいましたが、カスタードクリームにメレンゲを合わせて焼いたものです。
私が普段カスタードクリームを作る時には、卵白が余らないよう全卵を使ってあっさりと作ることが多いのですが、たまにタルトに使っている卵黄で作るクリームは、このレシピをアレンジしています。

焼きたての熱いうちに、ふわふわの状態で食べるとなんとも幸せな気持ちになるお菓子。
冷やして食べるとクラフティのような食感になり、酸味の効いたベリーソースがよく合います。
今のように製菓材料が不足気味の時でも、作りやすい材料です。





【材料】

容量100ccの耐熱容器3~4つ分

☆カスタードクリーム
 卵黄 2個分
 グラニュー糖 25g
 薄力粉 15g
 牛乳 150g
 バニラビーンズ 2cm分

☆メレンゲ
 卵白 2個
 グラニュー糖 15g 

☆容器の準備用&仕上げ
 無塩バター 適量
 グラニュー糖 適量
 粉糖(あれば泣かないタイプ) 適量


【作り方】

①オーブンを190度に予熱しはじめ、型の準備をする

1.バターを室温に戻し、柔らかい状態で型の内側全体に塗る

2.グラニュー糖を入れ、傾けながら内側全体にまぶす



②カスタードクリームを作る

1.卵黄にグラニュー糖と薄力粉を順に加えてよく混ぜ、牛乳を少しずつ加えながら溶き伸ばし、ナイフを使ってさやから削いだバニラビーンズを加える

2.小鍋に入れ、泡だて器・耐熱ゴムベラ・木べらなどで絶えず混ぜながら、とろみがつくまで中弱火~中火で加熱し、粉にしっかり火を通す(焦げ付かないよう注意)

3.バットに流し入れ、表面にぴったりとラップを張り付けて保冷剤をおくなどして、人肌程度(30~35度程度)まで冷ます



★冷やしたあとは生地がつかずにきれいにラップが剥がれます。



③メレンゲを立て、カスタードクリームと混ぜ合わせる

1.冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖1/2量を加えて更に泡立て、混ざったらまた1/2量のグラニュー糖を加えて更に泡立てて、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る

★あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意



2.カスタードクリームとメレンゲ1/3量をなめらかになるまでよく混ぜ合わせる

3.残りのメレンゲを全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる

④器に入れ、オーブンで焼く

1.準備しておいた容器に生地を入れ、すり切る

★お好みで、すり切らず右奥のようにふわっと入れた状態で焼いてもOK(焼く前に軽く空気を抜きます)。
 もこもこと膨れて可愛いです。
 空気が入らないよう絞り袋で入れてすりきり、親指で縁をぐるりとなぞると、よりきれいに立ち上がります。(しぼみ方は変わりませんのですぐに食べます)



2.すぐに予熱が終了したオーブンに入れて12~15分焼く

★しっかりと膨らんで上面に焼き色がつくまで焼くこと。
 ただし途中でオーブンを開けるとしぼむので、開けないように注意。
 容量に合わせて温度や焼き時間等は調整し、もう少し大きい器で焼きたい場合はしっかりと焼き色がついたあとで180度に下げ、少し長めに熱を通す。



3.好みで粉糖をふり、熱いうちに食べる

★木のスプーン推奨・熱いので火傷に注意。
 冷めてから冷蔵庫で冷やしても美味。