米油で作る ガトーショコラ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

おやつにガトーショコラが食べたい、と娘がリクエストしてくれたのですが、あいにくバターを切らしているので米油を作って焼くことにしました。

しっとりした食感で、常温で美味しいのはもちろん、冷やすと外側がさっくりとしてそれもまた美味しいんです。





ちなみにレシピはブラウニーのアレンジで、普段はバターを使って焼いている生地。
この手順だと、配合上どうしても必ず分離するので作りながら不安になる生地なのですが、この味と食感が好きなんです。

今回使用した型は、コンパクトなアルミ製のエンゼル型。


 

濃厚なケーキなので、小さなカットでも満足感があります。





【材料】

12cmのアルミエンゼル型 1台分
(マフィン型やプリンカップで焼く場合は約3個分)

☆卵黄生地
 ミルクチョコレート 90g
 卵黄 1個分
 グラニュー糖 15g
 米油 40g
 薄力粉 20g
 ココアパウダー 8g
 ベーキングパウダー 0.5g

☆メレンゲ
 卵白 1個分
 グラニュー糖 10g


【準備】
○薄力粉・ベーキングパウダー・ココアパウダーを合わせてふるっておく
○型に離型油のスプレーor分量外の米油を塗っておく
○オーブンを180度に予熱する


【作り方】

①卵白をハンドミキサーで泡立て、白っぽくなったらグラニュー糖を2回に分けて加え、その都度しっかりと泡立てる。
 泡だて器を持ち上げた時、角が立って少しおじぎする程度の硬さまで泡立てる。

②チョコレートをボウルに入れて、40度程度の湯煎でなめらかに溶かす。

③②(溶かしたチョコ)に、グラニュー糖と卵黄を加えてよく混ぜ合わせ(ぼそぼそと分離したようになりますが焦らず)、米油を加えてしっかりと混ぜる。

④ふるっておいた粉類を加えて軽く混ぜ合わせ(ここが一番失敗しやすいポイント。混ぜすぎるとぼそぼそになって元に戻らないので、粉気がなくなればすぐに混ぜるのをやめる)、粉気がなくなったらメレンゲの1/3の加えて混ぜ合わせる。

④残りのメレンゲを一度に加え、ゴムベラで底からすくって返すように混ぜる(油分が分離して不安になる生地ですが、ぼそぼそにならず、艶っぽく混ぜこめたら成功です)。

⑤型に生地を流しいれ(油が浮くように見えますが大丈夫です)、表面をならして軽く台に打ち付けて大きな気泡を抜き、予熱が終了したオーブンで15~17分ほど焼く。



★型に入れたまま粗熱をとり、粗熱が取れたら型を返してケーキを取り出します。
 乾燥に注意して保存し、冷蔵庫に入れる場合は完全に冷めてから冷やします。
 お好みで粉糖をふりかけたり、ふわっと泡立てた生クリームを添えても。