桜のエクレア | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

今日はひな祭りの日ですね。
デザートに、ピンク色が華やかな桜のエクレアを作りました。
細長く焼いたシュー生地の間に2種類の桜餡クリームを絞り出し、ストロベリーチョコレートでコーティングしています。

絞り出す形と焼き時間を微妙に変えた、桜餡のシュークリームのアレンジです。





さて我が家のお雛様は今年、きちんと箱にしまっておいたはずのお内裏様の笏だけが行方不明になってしまいました。
お雛様の道具類を検索して探してみたところ、他のものとセットでなら数千円で購入することが可能なようなんです。

でも一緒にしまっておいた他の物は全部揃っているのにもったいないですし、ウッドカトラリー用の木材で彫ろうかなとも考えたのですが、材質にも意味があったりするのでしょうか。
どこかから出てきてくれると良いのですが…


桜味のレシピ一覧




【材料】

約10cm 10本
 
☆シュー生地
 有塩バター 25g
 水 50g
 薄力粉 30g
 卵 約55g前後(M1個)

☆桜餡のカスタードクリーム
 カスタードクリーム 150g
 桜餡 80g

☆桜餡のホイップクリーム
 生クリーム 110g
 桜餡 40g
 桜リキュール 5~8g

☆飾り
 ストロベリーチョコレート 50g
 桜の塩漬け 適量(数時間水につけて塩抜きする)


※クリームには桜リキュールを加えたほうが風味が増しますが、子どもさんなどアルコールに弱い方と食べる場合は加えなくても可。


【1】シューを作る

《準備》
○オーブンを200度に予熱し始める
○天板にオーブンシートを敷いておく
○卵を溶いておく
○絞り袋に口径1cmの丸口金をセットする


①水とバターを小鍋に入れて火にかけ、充分に沸騰したら火を止めて、薄力粉を一度に加えて木べらで手早く馴染ませる
 →沸騰させないと、焼き色が濃く、ふくらみが悪くなる

②生地が鍋肌から剥がれてひとかたまりになったら、熱いうちに卵を少量ずつ加えながら、その都度木べらで手早くなめらかになるまで馴染ませる。
 その際ゴムベラで持ち上げた時に、逆三角形にゆっくり落ちて薄い膜をひくような状態になれば卵が残っていても加えるのをやめ、つやが出るまで更に混ぜる。
 →卵が多すぎたり少なすぎたりすると、小さくなったり、膨らみにくくなるので適量を見極める
 →ここでフードプロセッサーやハンドミキサー(低速)を使うとまんべんなく混ざる

③直径1cmの丸口金をつけた絞り袋に生地を詰め、1cmの高さから10cm程度に10本ほど、数cm間隔で搾り出し、水で濡らした指先で表面を平らにならす

⑥すぐにオーブンに入れて200度に予熱したオーブンで20分・その後170度に下げて5~10分焼き、しっかり膨らんで軽く焼きあがったら、取り出して冷ます
 →焼き固まる前に冷たい空気に触れると生地がしぼむので、充分にふくらんで表面が割れて、割れ目の中にまで焼き色がつくまで、最低20分はオーブンをあけない


◎シューの焼き上がり確認ポイント
・持ってみて軽く感じられる
・表面の割れ目の中まで焼き目がついている
・皮の表面が固い
・シューの分量を倍にする場合は焼き時間を調整


【2】クリームを作り、シューに詰めて仕上げる

①桜餡のカスタードクリームの材料をよく混ぜ、丸口金(1cm前後)をつけた絞り袋に入れる

②桜餡のホイップクリームの材料を合わせて8分立てにし、口金(1cm前後の丸または星口金)をつけた絞り袋に入れる

③冷めたシューにナイフを入れて切り離し、下部の中に張っているシューの膜を押さえてきれいな空洞に整え、桜餡のカスタードクリーム→桜餡のホイップクリームの順にシューの中へ絞り出す

④ストロベリーチョコレートを湯煎で溶かして、シュー1本につき5gほど使い上面に塗って③に蓋をし、冷蔵庫で冷やす