クリスマスツリーのかくれんぼケーキ《抹茶&ココアの模様つきパウンドケーキ》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

週末、お茶のお供にクリスマスツリーが隠れたバターケーキを焼きました。
ツリーは抹茶生地、周りはココア生地で、仕上げにほんのりラム酒が香るシロップを塗っています。
しっとり、歯切れの良い食感です。

こちらはクリームに、フリーズドライのラズベリーや、シナモンやクローブなどのスパイスパウダーをトッピング。





いつもは18cmの一般的なパウンド型で焼くのですが、手元にあった材料の関係で、幅が同じくらいでも長さが短めの型で焼きました。
7~8切れくらいのちょうど良い食べ切りサイズです。

この商品が売られているところを見つけられなくてリンクは貼れないのですが、こちらの型がほとんど同じサイズです。




私の型はブリキで、参考に載せたリンク先のものはアルタイトですので、ちょっと熱の伝わり方は違うと思いますが、基本的に温度は同じで大丈夫だと思います。





クリームはつけなくても美味しいですし、シンプルなままでも可愛いモチーフです。

18cmの型で作る場合は、こちらの分量も参考になるかもしれません。


キャラメルうさぎのかくれんぼケーキ

四つ葉のかくれんぼケーキ

いちごのかくれんぼショートケーキ(こちらはパウンドケーキではありませんが…)




【材料】

13cmのパウンド型 1本分

■抹茶生地
 無塩バター 60g
 粉糖 60g
 卵 60g(L玉1個分)
 薄力粉 57g
 抹茶パウダー 3g
 ベーキングパウダー 1.5g

■ココア生地
 無塩バター 60g
 粉糖 60g
 卵 60g(L1個)
 薄力粉 50g
 ココアパウダー 10g
 ベーキングパウダー 1g

■シロップ
 水 14g
 グラニュー糖 7g
 ラム酒 3g


【準備】
○バターを冷蔵庫から出しておき、指で押すとすっと入る程度のやわらかさに戻す
○卵を常温に戻す
〇2種類の生地の粉類を、それぞれ合わせてふるっておく
○パウンド型に薄く油を塗り、敷紙を貼り付けておく
○オーブンを180度に予熱する


【作り方】

①抹茶ケーキをこちらのリンク先のレシピ①~④の手順で焼く(型は違いますが、焼き時間も変更不要です)

②しっかり冷まし、生地の状態が落ち着いたら、使用するクッキー型の幅に合わせてパウンドケーキをカットして、ツリーのクッキー型で抜いておく
(型に合わせて縦や横にスライスしたり、型自体を縦や横にしてうまく抜く)

★今回使用したクッキー型のリンクが見つからなかったのですが、およそ縦6cm×横4cmです。



③ココア生地の材料を使い、①と同じ手順で生地を作り、直径1cmの丸口金を付けた絞り袋に入れる

★オーブンを170度に予熱し始める

④敷紙を貼り付けたパウンド型の底面に、③のココア生地を薄く隙間なく絞り出し、クッキー型で抜いた②の抹茶生地同士を押し付けるようにしながらできるだけ隙間ができないように並べる


★隙間があると、焼いている間に抹茶生地が浮いてしまいずれることがあるため、隙間ができそうな場合は端に生地の切れ端を詰めて調整する(その部分は模様が出ないので、味見用などにどうぞ)

⑤抹茶生地との間に隙間ができないよう注意しながら、残りのココア生地を絞り出し、表面をならす

★ココア生地はこのように三角にならす


⑥型底を台に軽く打ち付けて生地をなじませ、予熱が終了したオーブンに入れて約35分焼く

★強く打ち付けると、並べた抹茶生地がずれるので注意

⑦生地の焼成中に、シロップ用の水とグラニュー糖を火にかけ、グラニュー糖が溶けたら数秒間煮立たせてから火を止め、ラム酒を加える

★そのままシロップを冷ましておく

⑧生地が焼き上がったら、熱いうちに表面の焼き色が付いた部分にシロップをはけで塗り、型から外して、敷き紙を付けたまま冷ます

★ケーキカバーで覆っておくなど、乾燥に注意

⑨翌日味が馴染んだあたりで(急ぐ場合は数時間後に生地が落ち着いてから)カットする

★抹茶ケーキは生地が多めに余ります。
 トライフルやケーキボールにリメイクすると無駄がありません。