ピスタチオのフィナンシェ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ナッツを使ったお菓子が食べたくなり、ピスタチオパウダーを使ってフィナンシェを焼きました。

個人的にピスタチオをそのまま食べることはあまりないのですが、ピスタチオパウダーをお菓子作りに使った時特有の、濃厚な風味は好きです。





バターの風味が馴染んだ翌日が食べ頃で、ピスタチオの風味も、そもそも強くはないのですが、よりわかりやすくなります。

ピスタチオを粗くカットしたものをのせて焼くと、更に風味を感じられます。

割ると、ほんのりピスタチオ色です。





【材料】

深型フィナンシェ 6個分

 卵白 75~80g (M~L玉2個分)
 グラニュー糖 40g
 粉糖 30g
 薄力粉 30g
 ピスタチオパウダー30g
 無塩バター 80g
 ピスタチオ(トッピング用に好みで約20粒ほど)適量


※ピスタチオパウダーがない場合は、ホールのピスタチオを軽くローストして挽いたものを使います。


【準備】
○型にオイルスプレーか溶かしバターを塗っておく
○薄力粉と粉糖をふるい、ピスタチオパウダーと合わせておく
○小鍋の底が入る広さのバットなどに水を準備しておく
○ピスタチオをトッピングする場合は粗く刻む
○オーブンを190度に予熱する


【作り方】

①小鍋にバターを入れて弱火にかけ、泡だて器で絶えず混ぜながら加熱し続けていくと茶色く色づいてくるので焦げ茶色になればすぐに用意していた水に鍋底をつけて加熱を止める
 →余熱で更に焦げるので、かならず鍋底を水につける

②ボウルに卵白とグラニュー糖をすり混ぜ、馴染んだらふるった粉類を加えて更に混ぜる

③焦がしバターを茶漉しで漉しながら流し入れ、なめらかになるまで混ぜたら型に流し入れる
 →茶漉しでバターを漉さないと、焦げも一緒に入ってしまい風味に影響する
 →トッピングする場合はここで表面に散らす

④予熱が終了したオーブンで約15分ほど焼き、火が通って生地が全体的にきつね色になれば焼き上がり
 →型の数や容量により焼き時間や温度は要調整



★上記の分量で次の型でも作ることができます。
・6~7cmのマフィン型 5~6個分
・長さ9.5×幅4.5×H1.5cmのフラットボート型 7個分