百円の型で作ったアニョーパスカル | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

数日前の日曜日の記事で、フランスのイースターで食べられる羊の形をしたケーキの話を載せましたが、その時に少し触れていた百円で販売されている型。
あれから”ダイソーに買いものに行く”という家族に頼んで買ってきてもらい、さっそく手に入れることができました。

先に卵1個分の生地で4つ出来上がるという情報を見かけていたので、型2セット入りの箱を2箱購入。

上下のパーツ2つで1セット。
両方それぞれに生地を入れたら、手早く合わせてて焼くという方法です。





さっそく説明書とほとんど同じ配合で作ってみたのですが、生地がかなり残ってしまいました。
重さを計りながら生地を流し入れてみたのですが、どうも7個前後はできそうな感じ。

残りは丸く絞り出してブッセとして焼いてしまおうかとも考えたのですが、やっぱり生地はそのままにしておき、一回目が焼けたあとの型に再度油を塗ってそこに流し入れ、オーブンへ。
結果、7つ出来上がりました。

そしてどちらも、底になる部分からのみ、膨らんでどんどん中身が溢れてきます。





精一杯膨らんで、落ち着いたあとでこれくらい。
いずれもこれだけ中身が出てしまったので、生地の重さを計りながら流し入れれば、卵1個分の生地でちょうど8つ出来そうです。
型を買い足すか、悩むところ…





説明書は、もしかしたらメレンゲがそこまでうまく泡立たなくても、それなりに形になる分量として計算されているのかもしれません。
でもしっかりとメレンゲを立てれば、ふわふわのケーキが一度にそれ以上の数出来上がります。

冷ます時は、ケーキクーラーではなくこのように型に立てて冷ますと網の跡がつきません。





余分なところはナイフやはさみなどでカットすれば、出来上がりです。
型はシリコン製で、サイズも可愛いので、今度チョコレートも作ってみようと考えています。

今回のレシピは、説明書と似たような分量ですが、混ぜ込み方は違う手順になっています。
生地はふわふわに焼き上がるので、そのままでも美味しいのですが、あれば泡立てた生クリームを添えるのもおすすめです。





【材料】

ダイソーのアニョーパスカル型 6~8組分

☆生地
 卵 Mサイズ1個
 グラニュー糖 25g
 薄力粉 25g

☆型の準備用・仕上げ用
 無塩バターまたはオイルスプレー 適量
 粉糖 適量


【準備】
○室温に戻して柔らかくなった状態のバター、またはオイルスプレーを型の内側に塗る
○卵は卵黄と卵白に分ける
○薄力粉はふるう準備をしておく
○絞り袋に5~7mm程度の丸口金をセットする(なくてもできるがあるときれいに仕上がる)
○オーブンを180度に予熱し始める


【作り方】

①ハンドミキサーで卵白をほぐして白く泡立つまで混ぜたら、グラニュー糖を2~3回に分けて加え、都度高速でしっかりと泡立てて、固く角が立つメレンゲを作る
 →砂糖は最初から入れず、やや泡立ててから少しずつ加えることで角が立つ固さになりやすい
 →小さめのボウルだと泡立ちやすい

②卵黄を加え、低速で約30秒以上混ぜる

③粉類をふるいながら加え、粉気がなくなり艶が出るまで、ゴムベラで底から返すように切り混ぜる
 →絞り出せない固さにならないよう、混ぜすぎ注意
 →小さめのゴムベラだと作業しやすい

④口金をセットした絞り袋に生地を入れ、片方の型の10分目まで絞り出す

⑤もう片方の生地の表面に生地を半分弱ほど入れて羊模様の部分に塗り広げ、生地がこぼれないよう④の上に手早くかぶせる

⑥予熱したオーブンで15~16分焼き、粗熱が取れたら型から取り出して冷ます

★冷めたら少し硬く感じられますが、ケーキカバーなどをして一時置いておくと、ソフトな感触が戻ります。

⑦余分なところを切り取り、粉糖をふる