バター不使用 米油で作る菊形マドレーヌ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

最近バターの値上げの話を何度か載せましたが、お菓子作りをする知り合いの方や友達との話の中でも、”バター不使用のお菓子の話題”になることがしばしば…

ということでバターではなく、米油を使って菊形のマドレーヌを焼いてみました。
この敷紙の裏側の、ちょっとレトロな柄が好きです。





風味はバターよりもあっさりしていて素朴ですが、卵をしっかり泡立て、油もむらなく混ぜ込んで焼くことで、きめ細やかでソフトな食感に仕上がります。
クリームとの相性も◎。

マフィン型にグラシン紙をセットしたものや、紙のマフィンカップに生地を流して、カップケーキとして焼くこともできます。





【材料】

φ100(底φ80)×25mm 3個分※

 卵 1個(M~Lサイズ)
 グラニュー糖 45g
 薄力粉 50g
 ベーキングパウダー 1g
 米油 45g
 アーモンドスライス 15枚(好みで適量)


※出来上がりのサイズは敷き紙のサイズです。
 今回は9.4×H1.5mmのマドレーヌ型に敷きこんで使いました。
 型のサイズや一度に焼く量を変える場合は、焼き時間を調整してください。


【準備】
○オーブンは170度に予熱し始める
○型に敷き紙をセットしておく
○薄力粉とベーキングパウダーをふるっておく
○油は、室温が低かったり、とろみが気になる場合は、少しだけ温めて流動性をよくしておくと混ざりやすくなる(熱々だと生地の性質が変わってしまうので、ぬるめの温度で)


【作り方】

①卵とグラニュー糖をボウルに入れ、湯煎で温め35度くらいの温度を保ちながらハンドミキサーでもったりとするまで泡立てる

②持ち上げるとリボン状に生地が表面に落ちるようになれば低速で数十秒~1分ほど混ぜ合わせて大きな気泡を抜く

③薄力粉とベーキングパウダーを加え、ゴムベラでボウルの底面からすくいあげて返すように混ぜ合わせる

④粉気がなくなったら米油をゴムベラの面で受けるように加え、更に底からすくって返すようにむらなく混ぜ合わせる
 →とろりとゆっくり帯状に流れ落ちてくるようになるまで


⑤型の7分目まで生地を入れ、好みでアーモンドスライスを中央に散らし、予熱が終了したオーブンで15分焼く(竹串で中央を刺して生地がついてこなければOK)
 →粗熱が取れたら、乾燥しないようケーキカバーなどをかぶせて保存