米油で作るシュー生地 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

先日15分以内の米油レシピを2つ載せましたが、次にご紹介するレシピも、作業を始めてからオーブンに入れるまで15分もかからないレシピです。

今回は米油を使ったシュー生地レシピ。
しっかりと膨らみ、サクッと香ばしく、軽い食感に仕上がります。
バターがないと作れないと思われることも多いお菓子ですが、それと比べても遜色ありません。




あえて違い言うならば、少しあっさりめ?の味わいかもしれませんが、結局のところ中にどんなクリームを詰めるかによっても感じ方は変わってきますし、皮だけ食べたとしても、何も言われなければほとんど違いはわからない仕上がりです。




バターを米油に置き換えたい場合の分量がどれくらいになるのかというのは、お菓子にもよるのですが、今回のシュー生地ではいつものレシピのバターと同じ重さの米油に置き換えています。

米油は計量や、量の調整が簡単ですし、バターを切らしている時にも気軽に使えて、ついでにコストダウンにもなりそうですね。
なんといっても軽くて癖がないので、幅広いお菓子づくりに重宝します。




【材料】

8個分

 米油 50g
 水 100g
 塩 少々
 薄力粉 60g
 卵 約100~110g前後(M2個)
 クリーム リンク先のレシピのものを1回分


【準備】
○オーブンを200度に予熱し始める
○天板にオーブンシートを敷いておく
○卵を溶いておく


【作り方】

①水・米油・塩を小鍋に入れて火にかけ、充分に沸騰したら火を止めて、薄力粉を一度に加え、耐熱ゴムベラまたは木べらで手早く馴染ませる

②生地が鍋肌から剥がれてまとまってきたらフードプロセッサーに移し、熱いうちに卵を少量ずつ加え、その都度よく混ぜて馴染ませる

★フードプロセッサーがなければ鍋に生地を入れたまま卵を加え、耐熱ゴムベラや木べらで手早くしっかりと混ぜ合わせていく

③持ち上げた時に、ゆっくり落ち、逆三角形に薄い膜をひくような状態になれば卵が残っていても加えるのをやめ、つやが出るまで更に混ぜる
(神経質にならなくても100~110gの卵でちょうど良いはずです)

④直径1cmの丸口金をつけた絞り袋に生地を詰め、1cmの高さから、数cm間隔で丸く絞り出し、水で濡らした指先で表面を平らにならす

⑤すぐにオーブンに入れて200度に予熱したオーブンで20分・その後170度に下げて10分ほど焼き、しっかり膨らんで軽く焼きあがったら、取り出して冷ます
 →焼き固まる前に冷たい空気に触れると生地がしぼむので、充分にふくらんで表面が割れて、割れ目の中にまで焼き色がつくまで、最低20分は絶対にオーブンをあけない

⑥上1/3をスライスし、中を少し押さえてクリームを詰める
 →またはスライスせずにシュー口金で詰める