ライ麦スコーン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ライ麦を買ったので、昨日のベーグルに続き、香ばしいライ麦入りのスコーンを焼きました。
ライ麦の粗挽きの粒の、ぷちぷちとした噛み応えもクセになります。

一見ごつごつとしていますが、ソフトな食感です。
冷めても、トーストするとより香ばしく、中はふわふわに。
泡立てた生クリームや、ジャムなどと好相性です。


■スコーンレシピ一覧
 https://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12282891706.html





【材料】

5個分
 
 薄力粉 125g
 粗挽きライ麦粉 40g
 グラニュー糖 15g
 ベーキングパウダー 5g
 無塩バター 50g
 塩 ひとつまみ
 卵 1個(生地用40g+残りは艶出し用)
 牛乳 40g


【準備】
○薄力粉とベーキングパウダーを冷やしておく
○バターは1cm角に刻み、冷やしておく
 →カチカチに凍らせる必要はなく、芯まで冷えて入れば良い
○卵をといておく


【作り方】

①薄力粉・ベーキングパウダー・粗挽きライ麦粉・グラニュー糖・塩を軽く混ぜてから、バターを加え、バターがさらさらになるまでカードやパイカッター、またはフードプロセッサーで切り混ぜる
 →手作業の場合はレシピの後述参照
 →フードプロセッサー使用の場合、あまり回し続けるとバターの分量や柔らかさによってはまとまってきてしまうので、さらさらになればOK

②生地用の卵40gと牛乳を加え、更に切り混ぜながらまとめたら(写真の状態。混ぜすぎてべたついてこないように注意。混ぜすぎが心配な場合は粉気が少し残った状態で取り出してOK)、打ち粉をしたまな板に取り出してなめらかにまとめる(まとまれば良いので捏ねすぎないこと、べたつくようなら手にも打ち粉を)


◆暑い時期などで生地が柔らかい場合は、ラップに包んで冷蔵庫で30分~1時間ほど休ませ、扱いやすくなってから③へ。その後も扱いづらくなったら冷蔵庫で冷やしながら作業を。

③粉をふったラップに挟んで1cm厚さに伸ばし、きれいな面を外側にして折りたたんだら、潰さないようにごく軽く上から麺棒を転がして(1.5cmほどの厚みにする)生地同士を密着させる
 →これは腹割れさせるための工程なので、そうでなくても良い場合は最初から1.5~2cm厚さに伸ばしたり手で丸めて成形しても(どちらにしても厚みがないと膨らまない)

④200度にオーブンを予熱し、予熱している間に5~6cmの丸や菊型で抜いたり、包丁で三角や四角にカットしてオーブンシートに乗せ、途中の余り生地は再度2cm厚さに伸ばして成形する
 →室温が高い日や、成形後もオーブンに入れるまでにまだ時間がある場合は、再度シートごと冷蔵庫で冷やしておく


⑤上面に残っている卵を刷毛で塗って、予熱が終了したオーブンに手早く入れ、17分前後焼く
 →オーブンなどによって途中早くから焼き色がついてくる場合はちょうど良いところでアルミホイルをかぶせて、時間通り火を通す(焼き色だけで判断すると中が生っぽいままの可能性があるので注意)
 →照り用の卵は側面にも塗ってしまうと焼き固まって膨らみにくくなるため、卵を塗る場合は必ず上面のみに塗る


《手作業で混ぜる場合》
 1.軽く混ぜた粉類にバターを加え、カードやパイカッターでバターを刻むように細かくする
 2.バターが米粒程度の大きさまで細かくなれば手の平同士で摺るようにしてさらさらにする(手も冷やした状態で行うとバターが溶けにくく作業しやすい)