紅茶のスポンジケーキ&シロップ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

アールグレイの紅茶葉を混ぜ込んだスポンジケーキと、アールグレイの香りをつけたシロップのレシピです。
スポンジケーキだけだとフレーバーが弱いので、シロップとセットで使うのがポイントです。

ショートケーキやトライフルなどに使う際、チョコレート味やティーリキュールで風味をつけたクリームが合います。
更にピーチやマンゴー、ベリー類など、フルーツティーにしても美味しい果物を飾ったり、挟んだりするのがおすすめです。


■紅茶を使ったお菓子レシピ一覧
 →https://ameblo.jp/lovable-kitchen/theme-10089859360.html




【材料】

5号丸型 1台分

☆茶葉入りスポンジケーキ
 卵 M2個
 グラニュー糖 60g
 薄力粉 60g
 無塩バター 15g
 牛乳 20g
 アールグレイのティーバッグ2袋(茶葉4g)

☆紅茶のシロップ
 グラニュー糖 30g
 水 100g
 アールグレイのティーバッグ2袋(茶葉4g)
 ティーリキュール 10g


【スポンジケーキの準備】
○小さなボウルにバター・牛乳を入れておく
○薄力粉をふるっておく
○型に油を薄く塗り、敷き紙を敷いておく
 または柔らかいバターを薄く塗り、必要に応じて粉を叩いておく
○オーブンを160度に予熱する


【スポンジケーキの作り方】

①スポンジケーキを作る。
 卵と砂糖をボウルに入れて軽くほぐしてから、40~50度程度の湯煎で温めながら低速で泡立てる

②生地が35度程度まで温まったら湯煎から外し、生地を持ち上げて垂らした時にリボン状に跡が残るようになるまで高速で泡立たら、低速で1分程度混ぜて大きな気泡を消し、キメを整える
 →ここでバターと牛乳が入ったボウルを湯煎にかけておく




③薄力粉をふるい入れて、ティーバッグを2袋とも開いて中身の茶葉も散らすように加え、粉気がなくなるまでゴムベラで側面と底からしっかりすくって返すように混ぜる
  →ボウルの右上側面からボウルとの間に隙間なくへらを入れて左下を通り右回りに底からすくうように返し、左手でボウルを手前に回す(右利きの場合)
  →約30回程度で見えなくなる

④粉が見えなくなったら溶けて温かい状態のバターと牛乳を、ゴムベラの表面で受けながら加え(残った分はゴムベラではらって加える)、更に底からしっかりすくって返すように混ぜる
  →30~40回程度で混ざる
  →ゴムベラのクッションなしに加えるとバターが底に沈んでしまい混ざりにくい

⑤生地をすくった時にさらりと流れ落ちるようになり、つやが出てむらがない状態まで混ざれば、やや高めの位置から型に入れる
  →ボウルの側面の生地もきれいに掃って入れるが、ゴムベラに残ったものは焼きムラの原因になるので入れないよう注意



⑥型を数cmの高さから落として空気を抜き、手早くオーブンに入れ30~35分、竹串を刺しても生地がつかなくなるまで焼く
 →一度大きく膨らんだあと、上面が平らになると焼き上がりが近い

⑦焼きあがったらすぐ15cm高さから落とし、網の上に逆さまにして5分、その後表に戻して乾燥しない様ラップなどで覆う


↑生地の重みがかからなかった上部のきめが多少粗くなるため、一時逆さにすることできめを均一に整え、表面も平らにする

⑧スポンジが完全に冷めたら敷き紙を外し、上下の焼き目がついた部分を薄く削いでから、用途に合わせた厚み(3~4枚)にスライスする


【シロップの作り方】

①シロップ用の水と、ティーバッグを開かずに小鍋に入れて、1~2分ほど火にかける

②濃く抽出できたら火を止めて、ティーバッグをしっかり押してエキスを絞り、60g以上あるようであれば煮詰めるか減らし、60gに満たなければ水を足すなどして60gに調整する
 →ティーバッグが破れた場合は、茶こしで濾しながら他の容器に移す

③グラニュー糖を加え、泡だて器で混ぜてよく溶かしたら、リキュールを加えて冷まして使う