コーヒーのアイスクリームタルト キャラメルナッツ&チョコレートソース添え | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

お茶のお供に、コーヒーアイスクリームのタルトを作りました。
写真の土台のタルト部分は、ビスケットとバターで作る、いわゆるチーズケーキのボトムですが、好みのタルト台を使っても。

仕事でフロランタンを作った時の切れ端を数回分保存していて、今回はそれを砕いて使ったので、見た目からもわかると思いますが、ザクザクと香ばしさも感じられる仕上がりになりました。
混ぜ物がないビスケット(フロランタンにはアーモンドやキャラメルがたっぷり入っています)で作ると、縁をもっときれいに形づくることができます。




そのままでも美味しいのですが、チョコレートソースをかけて、ナッツの素焼きとキャラメルがけを半々でトッピング。
このソースはチョコレートを溶かすよりも簡単で、冷たいアイスにかけても固まることなくとろりと良い具合に流れてくれます。

これまでにもコーヒーとチョコレートを合わせたチーズケーキシフォンロールケーキなどのレシピを載せてきましたが、コーヒーとチョコレートの組み合わせが大好きです。




冷蔵庫から出したてだと工程4の写真のように濃いのですが、時間が経つと色が薄くなってきます。

ところで使用した型の写真は載せたことがあるのですが、いつもはキッシュなどのおかずパイ用として使っているため、お菓子作りで載せたことはなかったと思います。
22cmの深めの大きなタルト型を使っているので、10~15人分ほどあります。

お菓子用として使うとボリュームがあり多く感じるのですが、おかずとして作ると、4~5人分にちょうど良い大きさです。
ただ本来冷菓用ではないので、今回の用途で使う場合は、錆びないよう使い終わった後すぐに手入れします。

今回のレシピは同じくらいの大きさの使い捨てのアルミ製のパイ皿・タルト型でも作ることができます。
それだと取り外すのも簡単です。




【材料】

約φ224X44mmの共底のタルト型(10~15人分)

☆土台
 無塩バター 130g
 ビスケット 300g

☆アイスクリーム
 生クリーム 300cc
 牛乳 80cc
 卵黄 30g
 グラニュー糖 60g
 インスタントコーヒー 大さじ1.5(ブレンディ約5g)
 バニラエッセンス 3~4ふり

☆チョコレートソース(好みで必要な場合)
 粉糖 40g
 水 20g
 ココアパウダー 15g

☆トッピング
 好みのナッツ(素焼き&キャラメルがけ)適量


【作り方】

①土台用のビスケットをビニールなどに入れて麺棒などで砕き、溶かした無塩バターを加えてよくなじませ、タルト型に敷きこんだら冷蔵庫で冷やし固める

★ビスケットによりもっと少ない分量で作ることもできます。
 使用するビスケットの量や種類によりバターの割合も調整し、薄めに敷くのがおすすめです。


②アイスクリームを作る。
 小鍋に卵黄・牛乳・グラニュー糖・インスタントコーヒーをよく合わせて弱~中火にかけ、焦がさない火加減で、へらで鍋底を混ぜながらグラニュー糖が煮溶けて軽くとろみがつくまで加熱する

③生クリーム・バニラエッセンス・②をよく混ぜ合わせ、濾しながらボウルに入れ、1時間に1回程度・かたまりかける度に計3回ほど、空気を含ませるように混ぜる
 →アイスクリームメーカーに入れて作ってもOK


④アイスクリームが固まりかけてきたら、冷やしておいた土台に流し込み、表面を鳴らして冷凍で冷やし固める


⑤チョコレートソースの材料をなめらかになるまでよく混ぜ合わせて耐熱容器に入れ、粉糖が溶けるまで、焦がさないよう様子を見ながら500Wのレンジにて数十秒から1分加熱する

⑥粉糖が溶けてなめらかなソース状になれば、再度よく混ぜ合わせて、冷蔵庫で冷やしておく


⑦アイスタルトが固まったら、蒸しタオルで型の側面を温めて型から外し、少し温めたナイフでカットして、ナッツとソースをトッピングする


★少し常温において食べやすい硬さになってからが食べごろ。
 一度食べごろになったものは再冷凍不可(食感が変わります)。

★21~22cmの丸型でも作ることができます。
 その場合土台は1/3ほどの分量で作り、底部分にだけ敷きます。