12cmのエンゼルシフォンケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ひとつ前の記事に載せたデザートに使った、エンゼルシフォンケーキレシピです。
ふわふわの食パンのような食感で、クリームやベリー、メープルシロップ、キャラメルソースなどとの相性が抜群です。

これまで私が載せていたエンゼルシフォンケーキは、卵白を17cmで4個・20cmで8個使いますが、それに比べると今回は卵白2個分で気軽に作れる分量になっています。


1カットが2~3口大のミニサイズなので、デザートフォークが大きく見えます。


ところで私のエンゼルシフォンのレシピは、17cm以上のサイズになるとプレーンタイプに比べて少し嵩が減ったように見えるのですが、分量を増やすと目が詰まりやすく、食感が重くなってしまうため、食感を優先した分量を載せていました。

でも12cmサイズで作る場合は、そのサイズに対する熱の入り方の関係で、嵩を増やしても食感が重く仕上がることはありませんでしたので、今回は見た目もふんわりと仕上がるよう型の10分目まで生地を入れて焼いています。





【材料】

12cm ステンレスシフォン型

☆卵白生地
 卵白 15~20g
 サラダ油 15g
 グラニュー糖 25g
 熱湯 25g
 薄力粉 30g
 バニラエッセンス 2~3ふり
 ベーキングパウダー 1g

☆メレンゲ
 卵白 60g
 グラニュー糖 12g


【卵白について】
 私はいつもMまたはLサイズを使っていて、1個分を大体37g前後として計算しているので今回2個分としています。
 一度よく溶いておくと分けやすくなります。


【型について】
 今回は昔百均で販売されていたステンレス製の12cmのシフォン型を使っています。
 同じ12cmのサイズでもメーカーが違えば容量も微妙に違ってくると思いますので、あまりに溢れそうな場合は入れすぎないように注意したほうが良いと思います。


【準備】
・材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
・サラダ油と熱湯を混ぜておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱


【作り方】

①メレンゲ用の卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらグラニュー糖を2回に分けて加え、その都度よく泡立てる。持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
 →あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意
 →メレンゲは暑さで分離しないように夏場はすぐ冷蔵庫へ

②卵白生地用の卵白→グラニュー糖→サラダ油+熱湯→ふるった粉類→バニラエッセンス→①のメレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる
 →次の材料を混ぜるたびに側面の生地を落として混ぜ込む



③残りのメレンゲを全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる(さらさらにはならない)
 →メレンゲの大きな粒が残っている場合はへらの先でなじませる


④型にはなにも塗らず、生地を置くようなイメージで型に入れ、ぐるりと2周ほど箸を入れて大きな気泡を抜き、表面を平らにする(10分目まで入ります)



⑤予熱が終了したオーブンで23~25分ほど、割れ目にもうっすら焼き色がつき中央まで火が通るまで焼く
 →オーブンによって焼き時間・温度は調整


かなり盛り上がるので、オーブンに入れて10分経つ頃には中央の穴は見えなくなっています。

⑥オーブンから取り出し、すぐに逆さまにして筒の部分を瓶に立てるなどし、冷ます

⑦完全に冷めたら、生地と型の間にパレットナイフを差し込んで外す