抹茶スコーン クリーム&こしあん添え | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

先日写真だけ載せていた、抹茶スコーンのレシピをまとめました。
素朴な味ですが、鮮やかな発色がきれいです。

ただ時間が立つと退色して風味も落ちてくるので、できればあまり時間をおかずに当日中、遅くとも翌日くらいまでに食べるのがおすすめ。
また外側の食感がさっくりとした状態で食べるのが美味しいので、オーブンから取り出して粗熱が取れたあたりか、冷めていたら必ずトースターで温めて食べるのもポイントです。





今回は抹茶のほろ苦さにぴったりなあんこ(写真はこしあん)と、クリームを添えて食べました。
そのまま食べてもほんのり甘く素朴な美味しさを楽しむことができますし、ホワイトチョコレートやナッツなどを混ぜ込むアレンジ(一番下の項を参照)もおすすめです。


◆スコーンレシピ一覧
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12282891706.html





【材料】

6個分

 薄力粉 200g
 グラニュー糖 40(~50g※)
 抹茶 7g
 ベーキングパウダー 6g
 塩 ひとつまみ
 無塩バター 50g
 卵 50g(M1個分)
 牛乳 50g


※使用する抹茶によっても感じ方は微妙に変わってきますが、何か甘いものを混ぜ込んだり、添える場合はグラニュー糖を40g、そのまま食べる場合は45~50gほどまで増やしても。


【準備】
○材料は粉類も含めてよく冷やしておく
○卵と牛乳は混ぜ合わせておく
○バターは1cm角に刻み、冷やしておく
 →カチカチに凍らせる必要はない、芯まで冷えて入れば良い


【作り方】

①薄力粉・抹茶・グラニュー糖・塩・ベーキングパウダーを軽く混ぜてからバターを加えて、バターがさらさらになるまでフードプロセッサーで切り混ぜる
 →手作業の場合は後述参照
 →フードプロセッサー使用の場合は混ぜすぎるとここでまとまってきてしまうので注意

②牛乳と卵を合わせたものを、2~3回に分けて①の粉類に加え、更に切り混ぜながらまとめる

③まとまってきたら台に取り出し、打ち粉をしながら2つ~3つ折りを2回繰り返し、2cm厚さの丸や長方形に伸ばす
 →扱いにくいようであればラップに包んで30分冷蔵庫で冷やす

④オーブンを190度に予熱し、その間に打ち粉をしたよく切れる包丁で生地を6等分し、オーブンシートを敷いた天板に並べる

⑤予熱が終了したら18分前後焼く
 →途中で焼き色がついて焦げそうな場合にはホイルで覆う


★焼き色がついても問題ないのですが、鮮やかさも楽しみたかったので、我が家のオーブンに合わせて写真では焼きあがる3分前にホイルで覆っています。


《成形について》
 今回は四角くまとめ、端を切り落として写真のように6等分しました。
 (端を切り落としたら切り落とした部分をまとめて1つ分とします)
 丸くまとめて放射状に切り分けたり、真四角に切り分けたり、丸の形で抜いても可。
 手でまとめても良いですし、丸い形に抜く場合は、2つ折りを1回するだけで腹が割れたタイプのものを作れます。




《手作業で混ぜる場合》
 1.軽く混ぜた粉類にバターを加え、バターに粉をまぶす
 2.カード(スケッパー)でバターを刻むように細かくする
 3.バターが米粒程度の大きさまで細かくなれば手の平同士で摺るようにしてさらさらにする(手も冷やした状態で行うとバターが溶けにくく作業しやすい)


《温めなおし》
 冷蔵保存は身がしまって固くなるので、常温で保存し、冷めた場合の温めなおしはトースターで行います。
 外側はさっくり、中はふんわりと焼きたての美味しさが戻ります。
 レンジではさっくり感が出ないうえ、温めすぎると食感が固くなってしまうのでおすすめしません。

 出来上がり後に冷凍保存しておいたものは、目安としてアルミホイルに包んで5~10分トースターで焼き、中まで温まったらアルミを取って1~2分表面を焼きます。
 冷蔵庫内で解凍してからでも良いですが、常温での自然解凍や電子レンジでの解凍は味が落ちるので避けます。


《ホワイトチョコレート入りにアレンジ》
 好みで40~50g(目安板チョコ1枚)のチョコレートを1~1.5cm大に大きめにカットし、出来上がった生地にチョコレートを全体に行き渡るよう手で内側に練り込みます。