先日学校で子供たちとお菓子を作ってきた話と、その日作ったクッキーレシピを載せましたが、目的は3月の卒業パーティー(お楽しみ会)のメニュー決めでした。
先生からは”希望メニューの中からどれなら予定時間内に作れそうか、それを子供たちだけで作れるかという試作なので失敗しても構わない”と伺っていたのですが、せっかくなので全メニューを時間内で作れるよう、また出来上がりの許容範囲が広い(失敗しにくい)レシピと段取りを考えていき、子供たちには「全部作れるなんて!」と喜んでもらうことができました。
それで先日、参観日があったので「当日は何を作るか決まりましたか」と尋ねたころ、なんと全メニューを手分けして作ることになったとのこと。
みんなどのお菓子も気に入ってくれたようだったので、さっそく失敗しないようにポイントも補足したレシピを印刷してお渡ししたところです。
そのレシピを作る際、出来上がりイメージの写真を載せるためにまたその時のカップケーキを焼いたので、今回は記録としてブログにも載せておきたいと思います。
(レシピ手順の説明はブログバージョンです)
と言っても実は今回の配合、私がプレーンなマフィンレシピを作る時のものなんです。
私がカップケーキとして作るならば、卵を別立てにしてハンドミキサーを使って作るのが好きなのですが、子供たちでも力を使わず、学校の設備・道具で作ることができるように溶かしバターに変えました。
焼きたてはふわふわとして軽いのですが、冷めたあとのイメージとしては、マドレーヌのような味と食感です。
焼き過ぎず、乾燥に気を付けて保存することと、砂糖を減らさないことが食感をパサつかせないポイントになります。
【作り方】
ミニマフィン型16~20個分
(グラシンカップの容量によって変わってきます)
無塩バター 50g
砂糖 55g
卵 50~55g (M1個)
牛乳 50g
薄力粉 110g
ベーキングパウダー 3g(小さじ1)
【準備】
○薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう
○型にグラシン紙を敷く
○オーブンを180度に予熱し始める
【材料】
①バターをボウルに入れて、湯煎して溶かし、砂糖を加えてよく混ぜる
②卵を加えて、なめらかになるまで手早くしっかりと混ぜる
③粉の半量→牛乳の半量→残りの粉→残りの牛乳の順に、練りすぎないように気をつけつつ、なめらかになるまで手早くしっかりと混ぜる
④型の七分目くらいまで流して、予熱が終了したオーブンでオーブンで13~15分ほど焼き、表面が盛り上がって薄く焼き色がつき、竹串を刺してみて生地がついてこなければ取り出す
→乾燥に気を付けて保存
★型の高さ・フィリング・好みの焼き色・オーブンなどに合わせて温度や焼き時間は調整
★砂糖の種類は好みですが、上白糖やきび砂糖を使うと少し時間がたってもしっとりしています。
グラニュー糖を使うと甘さは控えめになりますが、ややパサつきがちなので多めに加えるのもおすすめです。
砂糖の種類は働きについてはこちらもどうぞ
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学校ではここまで作っていませんが、今日はクリームをトッピングしてお茶のお供に。
このケーキには生クリームよりも、バタークリームや、爽やかなクリームチーズのフロスティングが合います。
写真では、クリームチーズフロスティングをトッピング。
クリームチーズ75g・レモン汁1g・粉糖25gの割合でなめらかにふんわりと混ぜ合わせたものです。
これがまた、野菜やスパイスのケーキにもぴったりなんです。
◆野菜を使ったお菓子レシピはこちらから
→http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12061244196.html
◆イタリアンメレンゲのバタークリーム
→http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11574050245.html