と言っても考えたら、少し前に載せたミニマフィンパンで作るレシピの時とほとんど同じで、少し焼き時間が違うくらいなのですが…
材料や形からして味はシュー皮と似ていますが、シューに比べるとやや厚めで、もっちり感を楽しむことができます。
そのためクリームはたっぷりめがちょうど良く、食べごたえがあるので一つで満足できるデザートです。
マフィンパンがなければ、スタンダードなサイズのプリンカップや、オーブンで使える耐熱のココット(但し温度は要調整)などでも作ることができます。
クリームは、カスタードとホイップをなめらかに混ぜたものでも、二層にして違いを楽しんでも。
カスタードは全卵使用なのでほどよいコクがあり、卵白が余らない配合です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/00/lovable-kitchen/8d/23/j/o0960072013882522431.jpg?caw=800)
【材料】
マフィンパン6個取 1台分
(4×6×6cmのプリンカップ5~6個分)
☆ポップオーバー生地
薄力粉 50g
卵 50g(M1個)
牛乳 100g
塩 軽くひとつまみ
☆カスタードクリーム
全卵 60g(L1個)
グラニュー糖 60g
薄力粉 10g
牛乳 200g
バニラビーンズ 3cm分
(またはバニラエッセンス 1~2振り)
☆ホイップクリーム
生クリーム 80g
グラニュー糖8g
【作り方】
①カスタードクリームを作り、冷やしておく
1.グラニュー糖と薄力粉を混ぜ、溶いた卵を少しずつ加えて溶き伸ばし、更に牛乳を数回に分けて加えながら溶き伸ばす
2.バニラのさやを開いてナイフで削ぐようにバニラビーンズを取り出して加え、小鍋に入れて泡だて器か木べらで焦がさないように絶えず混ぜながらとろみがつくまで中火で加熱し、小麦粉にしっかり火を通す
→バニラエッセンスを使う場合は、火からおろした後に混ぜ込む
3.バットに流し入れて、表面にぴったりとラップを張り付けて保冷剤をおくなどして冷まし、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして、再度泡だて器でなめらかに混ぜる
→うまくできていれば、冷やしたあとに生地がつかずにきれいにラップが剥がれる
②生クリームとグラニュー糖を9分立てにする
二層にする場合はカスタードとは別に冷蔵庫で冷やしておく。
二層にせず均一ななめらかさで食べたい場合は、カスタードに混ぜこんで冷やしておく。
③ポップオーバーを焼く
1.オーブンを200度に予熱する
2.薄力粉と塩をボウルに入れ、牛乳・卵・サラダ油を合わせたものを少しずつ加えながら、だまにならないように混ぜ合わせる
3.マフィンパンに油脂を塗って生地を流し込み(多くても型の半分の高さ)、予熱が終了したオーブンに入れて20分焼く
→焼成中はできるだけ、特にしっかり膨らむまではオーブンをあけない
4.180度に下げて10~15分ほど焼いて中まで火を通す
④クリームをポップオーバーに詰め、粉糖(分量外)をふる
●クリームを二層にする場合… 上部をパン切り用のナイフなどで横に切り、カスタード・ホイップクリームの順に詰めて蓋をする(写真)
●なめらかでどこから食べても均一な、カスタードホイップを詰める場合… 2つのクリームをよく混ぜ合わせたものを星またはシュー口金で注入するか、上部をスライスして中に絞り出す
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170305/09/lovable-kitchen/dc/11/j/o0960072013882649298.jpg?caw=800)
↑オーブン庫内の場所によっては膨らみ方が歪になるものもあるのですが、こちらはとても形よくできていたようでした。
膨らみ方によって底に穴があくことがあるので、トレーがあると持ち運びやすく食べやすいのでおすすめです。
写真のトレーについてはひとつ前の記事で紹介しています。