栗の甘露煮のレアチーズタルト | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

最近似た栗の甘露煮が、崩れやすくたくさん細かくなってしまったので、裏ごししてレアチーズケーキに混ぜ込んだタルトを作りました。
見た目はプレーンなイメージなのですが、食べるとほんのりマロン風味です。

甘露煮ではなく渋皮煮を使ったり、さつまいもやかぼちゃを蒸して裏ごししたものに変えると、それぞれのレアチーズケーキを作ることもできる配合です。





仕上げに抹茶をふりかけても。





【材料】

16cm 底取タルト型 1台分

☆タルト台
 無塩バター 30g
 粉砂糖 20g
 全卵 10g
 アーモンドパウダー 10g
 薄力粉 55g

☆チーズ生地
 クリームチーズ 80g
 グラニュー糖 30g
 栗の甘露煮・裏ごしした状態で90g
 生クリーム 40g
 牛乳 45g
 粉ゼラチン 4g
 水 25g
 バニラエッセンス 2ふり
 ラム酒 3g

☆トッピング
 ミントやピックなど 好みで
 栗の甘露煮 適量(刻んで中に入れても、後から添えても)


【作り方】

【1】タルト台を作る

1.バターを室温に戻して木べらで柔らかく練り、砂糖を混ぜ合わせ、溶いた卵も数回に分けて加えその都度均一になるように混ぜ、ふるった粉類をボウルの側面に押し付けるようにすり混ぜてまとめる
 →フードプロセッサーを使う場合は、材料を順に入れてその都度なめらかに混ぜ、薄力粉を加えたら軽くまとまるまでON

2.ひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で最低1時間、できれば6時間以上は休ませる
 →この時点で保存可…冷蔵5日・冷凍2週間
 
3.生地をラップで挟んで、麺棒で型よりひとまわり大きく伸ばし、型にしきこむ
 →指の腹を使って軽く押しながら、側面や隅の部分まで均一に密着させる
 →隅やはみ出た部分は淵に麺棒を転がしながら、また小さな型の場合はナイフで切り取り、再度側面を密着させる

4.焼き縮みを防ぐため冷蔵庫で1時間休ませ、オーブンを180度に予熱する

5.ピケ(フォークなどで空気穴をあける)したら表面にシートを敷き、上にタルトストーンを乗せて予熱が終了したオーブンで15分焼き、淵に色がついてきたらシートごとタルトストーンを外し更に10~15分底面に焼き色がつくまで焼く

6.型につけたまま冷ます

【2】レアチーズ生地を作る

1.ゼラチンを水にふり入れて10分ふやかし、500Wのレンジに20秒ほどかけて溶け残りがないように溶かす

2.クリームチーズをレンジに数十秒かけて柔らかくしたら、クリームチーズ→グラニュー糖→牛乳・ラム酒・バニラエッセンス→栗の甘露煮(裏ごししたもの)→溶かしたゼラチンの順に加えて、その都度なめらかになるまで、ハンドミキサーまたはフードプロセッサーでよく混ぜる

3.生クリームを七分立てにし、2に加えて均一になるまで底から返すようにゴムベラで混ぜたら、タルトの中に注ぐ

4.冷蔵庫で数時間冷やし固め、栗の甘露煮を好みの量トッピングする