トールシフォンケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

以前の型の記事に写真は載せているのですが、昨年購入して重宝している、浅井商店のトールシフォン型17cm(一番下にリンクを貼っています)。
「カフェで出てくるような高さと、食べ切れる量」がテーマで開発された商品とのことで、普通の17cmの型で作る場合の生地量でも作れて、高さを生かすならいつもの1.2倍の生地量で作るようにと商品ページには記載されていました。

実際に作ってみたところ私の17cmのレシピでは割れ目が出にくく上面がしぼみがちになってしまうので、17cmのレシピで作るならばやはり17cmの普通の型で作ったほうが見た目も良いかなと言う印象(ただ、素晴らしく型を外しやすかったです)で、やっぱり、高さを生かした分量で作ってこその型だなと実感。

その場合、トール型で作る生地量は、目安として17cmの1.2倍量とのことですが、いつもの気に入っている配合で、なおかつ卵の無駄を出さずに作りたかったため、いつも私が17cm型で作る場合の卵3つ分で作っている生地を、卵4つ分使った場合の量(卵以外の材料もそれに準じていつもの1.3倍超量)に換算した材料で作っています。
毎回その際の計算が面倒になってきたので、頭で覚えるまでの記録として今日はこの型にぴったり量のレシピを載せておきたいと思います。


●シフォンケーキ作りの工程の理由や材料についてなど、よくある質問はこちら
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12126125996.html

●シフォンケーキの主な失敗と原因、その対策
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12126605395.html





~材料~

17cm シフォン型

☆卵黄生地
 卵黄 M4個分 (約60g)
 グラニュー糖 65g
 サラダ油 40g
 熱湯 65g
 薄力粉 85g
 ベーキングパウダー 2g(小さじ2/3)
弱)

☆メレンゲ
 卵白 M4個分 (約150g)
 グラニュー糖 35g


~下準備~
・材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
・サラダ油と熱湯を混ぜておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱


~作り方~

①冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖1/3量を加えて更に泡立て、混ざったらまた1/3量のグラニュー糖を加えて泡立て、残りのグラニュー糖を加えたら更に泡立てて、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
 →あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意
 →メレンゲは暑さで分離しないようにすぐ冷蔵庫へ

②卵黄→卵黄生地用グラニュー糖→サラダ油+熱湯→薄力粉+ベーキングパウダー→バニラビーンズ→メレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる
 →卵黄を白っぽくなるまであわ立てるレシピもあるものの、そこまですると卵の風味が消えてしまうので混ぜすぎないこと

③残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる
 →へらを持ち上げた時りぼん状に跡が残る状態になったらOK、これ以上混ぜすぎないように
 →卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる

④型には何も塗らずに生地を入れて、型を台の上でまわしてある程度表面をならし、型を2~3cmの高さから落として大きな気泡を抜く

⑤180度に予熱したオーブンで30~35分、割れ目にもうっすら焼き色がつき中央まで火が通るまで焼く
 →割れ目にも焼き色がついていればOK。オーブンによって焼き時間・温度は調整

⑥オーブンから取り出し、すぐに逆さまにして筒の部分を瓶に立てるなどして、完全に冷ます

⑦完全に冷めたら、生地と型の間にパレットナイフを差し込んで外す
 →パレットを差し込んだままスライドさせる取り方もあるもののえぐれやすいので、慣れるまでは一回一回都度都度差し込んで引き抜くやり方を繰り返すとえぐれない



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