マロンタルト | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

秋の贅沢、栗を存分に味わえるタルトレシピ。
練りこみパイ生地でサクサクとしたタルト台に、栗の風味のアーモンドケーキのしっとりさ、まるごと乗った渋皮煮と、一口で味わえるそれぞれの美味しさの組み合わせがたまりません♪

このレシピには紅茶で煮た渋川煮を使うのが好きなので、材料には紅茶風味のものを記していますが、もちろん普通の渋皮煮で構いません。
また、アレンジとして、栗入りのアーモンドクリームの材料にアールグレイのティーバッグ1個分の茶葉を加えると更に紅茶風味になります。


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~作り方~

18cmのタルト型1台分

 ☆練りこみパイ生地
  薄力粉 70g
  塩 ひとつまみ 
  無塩バター 55g
  冷水 25g

 ☆栗の風味のアーモンドクリーム
  バター 40g(室温に戻す)
  グラニュー糖 40g
  栗の渋皮煮のペースト※ 40g
  卵 40g
  アーモンドパウダー 40g

 ☆飾りなど
  紅茶風味の栗の渋皮煮 10~12個
  アプリコットジャム 10gまたはナパージュ適量

※栗の渋皮煮のペーストは、栗の渋皮煮4:生クリーム1くらいの割合でミルミキサーでペースト状にし、裏ごししたものの中から40g使用。砂糖の量を調整するなどして、市販のマロンペーストを使っても。


基本の練りこみパイ生地レシピを参照して生地を作ってまとめ、3時間寝かせたら打ち粉をした台の上で型より一回り大きく伸ばす

②生地をタルト型の上にかぶせ、引っ張らないように注意しながら自然に型の淵の凹凸に沿わせる感じで敷きこんだら、余分な生地は外側に倒して、上から麺棒を転がして切り取り、冷蔵庫で20~30分冷やす。

☆冷やしている間に、アーモンドクリームの材料を順に、都度なめらかになるまでしっかり混ぜ、次の作業まで冷やしておく

③タルト台に敷きこんだ生地より、一回り大きいオーブンシートをタルト台にかぶせて上から重石を入れ、200度に予熱したオーブンで15分焼いたあと、重石を取り出してから更に200度で10~15分、底面に程よく焼き色がつくまで焼成

④180度にオーブンを予熱し、その間にタルト台にアーモンドクリームを入れて表面をならす

⑤クリームの表面に栗の甘露煮を並べ、予熱が終了したオーブンでアーモンドクリームに火が通り焼き色がつくまで約40分焼成
 →栗の渋皮煮は個数よりも適度に敷き詰められる量を目安にしてください

⑥アプリコットジャムは茶漉しなどで一度裏ごしし、タルトが熱いうちに上面に刷毛で塗ってつやを出し、冷ます


~保存・期限~
 密閉容器に入れ、冷蔵で2日。
 パイの食感がなくなる前に食べてください。