たっぷりぶどうのロゼワインゼリー《アガー使用》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

種無しぶどうで作ったコンポートをたっぷり閉じ込めた、贅沢なロゼワインのゼリーを作りました。
いつもその時にあるフルーツを入れていますが、今回は量を計りながら作ってみて、ぶどうで作る場合の覚書。
もちろんぶどうなしでもOK。
写真はぶどうが入っていることや光の加減の関係で結構ピンク味がかって見えますが、ワインゼリーのみ固める場合はもう少し淡いピンク色です。

中のフルーツは季節によって、みかんのシロップ漬け洋梨のワイン煮もおすすめです。
またコンポートではなく生のままでも、缶詰を使ってもお好みで。
甘みは、ワインやフルーツの甘さ、お好みに合わせて加減してください。
フルーツを入れない場合、また生のフルーツや酸味があるフルーツを加える場合はグラニュー糖多めに、コンポートなど甘みをつけたフルーツを入れる場合は甘さ控えめに作るのがおすすめ。


DSC_1045.JPG


~作り方~

3~4人分

☆ワインゼリー
 水 130cc
 アガー 5g
 グラニュー糖 20~25g
 ロゼワイン 110cc
 フルーツのコンポート 好みで適宜

☆ぶどうのコンポート
 ぶどう 正味200~230g
 ロゼワイン 100cc
 水 50cc
 グラニュー糖 30g
 レモン汁6cc(小さじ2)


①ぶどうは皮をむいて小鍋に入れ、コンポートの他の材料もすべて入れて中火にかけ、軽く煮立ってきたら3~5分弱火で煮て、冷ます

◆ぶどうのコンポートについて、こちらのページも参考にどうぞ。
 シロップは今回使いませんが、凍らせてシャーベットにしたり、ゼラチンで固めてゼリーにしても

②アガーとグラニュー糖を予め混ぜておき、ワインは常温以上に温め、器にぶどうを入れておく
 →アガーと砂糖は混ぜておくことでだまになりにくく溶けやすい
 →冷たいままのワインは混ぜた瞬間そこに偏って固まって全体がうまく固まらなかったり、口当たりも悪くなるので注意

③小鍋に水を入れて、そこに混ぜたアガー+砂糖を少しずつ振りいれ、中火にかける

④沸騰してから約1分程度、混ぜながら沸騰させ続けて、アガーを完全に煮溶かす

⑤火からおろしたらすぐに常温以上の温度があるワインを混ぜて器に注ぎ分け、あら熱が取れたら冷蔵庫で数時間冷やす


~アルコールを飲めない人や子供向けにアレンジするには~
今回はアルコールを飛ばしていませんが、アルコールを飛ばしたい場合は沸騰させてアルコールを飛ばしたワインを使い、またワインの量も半分ほど減らし、その分の水を増やして薄め、砂糖の量も加減します。
当然ながら色は薄くなりますが、それでも風味は残ります。
ワインを減らしても色をつけたい場合は赤ワインで作っても。