キャラメルナッツスコーン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

先日はキャラメル生地にキャラメルナッツを混ぜ込んだマフィンを焼きましたが、今回はそのスコーンバージョンのレシピ。
ナッツはキャラメルがけしてから混ぜこむので、ザクザク感が違います!
焦がすため甘みはそこまでなくても砂糖が多く入っているので、焼き時間がプレーンのものと同じだとどうしても焼き色がつきすぎることから、焦げそうになったらアルミホイルをかぶせて火を通すのがポイント。


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~作り方~

 8個分

 ☆キャラメルミルク
  グラニュー糖 30g
  生クリーム 30g
  牛乳 40cc
  水 5cc

 ☆スコーン
  薄力粉 200g
  砂糖 20g
  ベーキングパウダー 6g(小さじ2)
  塩 ひとつまみ
  無塩バター 50g

 ☆キャラメルナッツ
  くるみ 20g
  アーモンド 20g
  グラニュー糖 25g
  はちみつ 10g
  水 3cc
  バター 10g


~下準備~
○スコーンの材料の粉類は冷蔵庫でよく冷やしておく
○バターは1cm角に刻み、冷やしておく
 →カチカチに凍らせる必要はなく、芯まで冷えて入れば良い


~材料~

◎キャラメルミルクを作る

 1.グラニュー糖と水を厚手の小鍋に入れて中強火にかけ、鍋を回してゆすりながら熱する
   →火にかけながら混ぜると結晶化しやすいので注意

 2.濃い目の紅茶色になったら火を止めて生クリームを加え、木べらでよく合わせたら、牛乳で更に溶きのばす
   →生地に混ぜ込むので、


◎キャラメルナッツを作る

 1.ナッツが生の場合はフライパンで空煎りするか、150度に予熱したオーブンで10分ロースト

 2.小鍋にグラニュー糖・はちみつ・水を入れて中~強火にかけて、ゆすりながら熱し、しっかり茶色く色づいたら火を止めてすぐにバターを加えて溶かし混ぜ、手早くナッツをからめる
  →火にかけている間は、箸やへらなどで混ぜると結晶化するので使わない
  →あとから更にオーブンで火が通るので、焦がしすぎに注意

 3.ナッツ同士がつかないようにひとつずつオーブンシートの上に取り出して冷まし、固まったら大きいものは1cm程度の大きさにカットしておく
  →鍋の中で途中で固まってきても、鍋を火にかければ取り出しやすくなる
  →使うまでに時間があく場合は、空気に触れる時間が長いとべたついてくるためタッパーなどの密閉容器に入れておく


◎スコーンを作る

 1.薄力粉・砂糖・塩・ベーキングパウダーを軽く混ぜてからバターを加えて、バターがさらさらになるまでカードやフードプロセッサーで切り混ぜる
 →手作業の場合は後述参照

 2.キャラメルミルクを2~3回に分けて加えて更に切り混ぜながらまとめたら、(フードプロセッサーでまとめた場合はここで一旦取り出してから)、キャラメルナッツを全体に行き渡るよう手で練り込み、2cm厚さの丸形に伸ばして、ラップに包んで30分以上冷蔵庫で休ませる

 3.オーブンを200度に予熱し、その間によく切れる包丁で生地を放射状に8等分して、オーブンシートを敷いた天板に並べ、予熱が終了したらオーブンに入れる

 4.焼き時間はトータル17分前後で、途中10~12分あたりで充分な焼き色がついたら、それ以上焦げないようにアルミホイルをかぶせて、時間通り火を通す
 →焼き色だけで判断すると中が生っぽいままの可能性があるので注意


~スコーンを手作業で混ぜる場合~
 1.軽く混ぜた粉類にバターを加え、バターに粉をまぶす
 2.カード(スケッパー)でバターを刻むように細かくする
 3.バターが米粒程度の大きさまで細かくなれば手の平同士で摺るようにしてさらさらにする(手も冷やした状態で行うとバターが溶けにくく作業しやすい)


~保存・期限・温めなおし~
 冷やすとキャラメルの性質が変わるので常温保存で、2日間。
 冷めても固くはならない配合ですが、温めなおしはトースターで行ってください。
 外側がさくっとした焼きたての美味しさが戻ります。

 どうしてもレンジしかない場合は、さっくり感は出ませんが、目安として500~600Wで20~30秒程度。
 温めすぎると食感が固くなってしまうので注意が必要です。