ひなあられ《ひな祭りの菱餅リメイク・おかき》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

今日は桃の節句。
昨日はおやつに、ひな祭り用の菱餅を揚げておかきを作りました。
私はぜんざいやお雑煮、焼き餅など餅そのものを食べるのがちょっと苦手。
子供たちはお餅大好きなので、冬はワッフルメーカーで焼いただけのモッフルにトッピングしておやつにすることも多いのですが、唯一私も一緒に楽しめる餅を使ったお菓子が、おかきです。

3色の菱餅で作れば、着色の手間もなくひなあられに。
今回は餅を使ったもので、“あられ”と“おかき”は基本的には同じですが、ひなあられに関しては色々と地域によって材料や作り方も違ってきて、興味深いお菓子のひとつだと思います。

ひなあられと言うと甘さも特徴ですが、私はあの甘みがあまり得意ではないため、シンプルに塩とグラニュー糖を少しまぶして食べるのが好き。
白い餅に着色して作りたい時や、蜜を本格的に作りたい場合は、レシピを検索するとたくさん作られている方もいらっしゃるのでそちらを参考にしていただくとしまして、この塩とグラニュー糖をまぶすだけのおかきならお酒のおつまみにもおすすめです。

本来おかきは小さく切ったらカラカラになるまで乾燥させてから揚げます。
でないと油っぽくなるのですが、子供たちはそのまま揚げただけでも結構好きなので今日は揚げただけです。
倍に膨らむので小さく切ることと、くっついても慌てないこと、それから揚げ菓子全般に言えることですが風味に影響するため新しい油を使うこととと、しっかりと揚げること。
小さく切るため油が跳ねやすいので火傷にも注意してください。
ちゃんとしたおかきは、そのうち載せます。


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~作り方~

 1人分

  切り餅 1~2個
  塩 1~2つまみ
  グラニュー糖 1~2つまみ


①餅を5mm角に切り、油を180度に熱っする
 →ここでざるなどで1週間ほどからからに乾燥させると本格おかき

②餅をあまり塊にならないように油に入れ(油跳ねに注意)、たまに味見をしながらサクッともちもち感がなくなるまで揚げる
 →縁にやや色づくくらいがちょうど良い目安

☆どうしても塊になりがちではあるので、一度に量を入れすぎないと言うことと、かたまってしまったらもちもち感が少なくなるまで少し待って、さくさくしてきたら箸で適当に切り離す(数個固まったくらいであれば、さくっとするまで揚げれば味は問題なし)

③キッチンペーパーの上でよく油を切り、塩とグラニュー糖を適宜まぶす