ピーチヨーグルトケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

白桃で作ったコンポートのシロップのピンク色を活かして、バラのような飾り付けをした2層のヨーグルトケーキ。

ケーキの材料は、レアチーズケーキのクリームチーズを水切りしたヨーグルトに変えたものです。

水切りヨーグルトはクリームチーズのヘルシーな代用品とされることがあるので、これもあっさりとしたレアチーズケーキのような味わい。

底には柔らかいスポンジケーキを敷いていますが、チーズケーキのようにビスケットとバターでボトムを作ったり、ヨーグルトではなくクリームチーズで作ったレアチーズケーキにしたり、好みのアレンジを探して楽しんでください。

桃がなくてもヨーグルトケーキとしてそのままはもちろん、フルーツソースをかけたり、ホールで作らずともヨーグルトケーキをカップに固めてフルーツを飾るだけでも美味しいスイーツに。



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~作り方~


 15cm 丸セルクル


  ☆レアヨーグルト生地

    プレーンヨーグルト 250~300g (水切り後100~150g)

    生クリーム 100cc

    微細粒グラニュー糖 30g

    レモン汁 10cc

    粉ゼラチン 5g

    水 30cc


  ☆ジェノワーズ(底)

    卵 2個

    グラニュー糖 60g

    薄力粉 60g

    無塩バター 15g

    牛乳 20cc


  ☆白桃のコンポート

    白桃 1~2個

    水 200cc~

    砂糖 30g~

    レモン汁 7cc (小さじ1.5)~


  ☆ゼリー

    コンポートのシロップ 140cc

    グラニュー糖 10g (シロップの甘さで調整)

    粉ゼラチン 3g

    水 15cc



①ヨーグルトをキッチンペーパー2枚を敷いたざるの上にあけ、約半量(130~150g、水切りするほど濃厚な仕上がりに)になるまで半日ほど水切りし、その間に上記分量で桃2つ割のコンポートを作っておく

 →桃のコンポートの作り方 を参照、シロップの量は最低使用量なので、鍋に合わせてこの配合で増やしてください

 →目安の分量以下になっていたら足りない分の乳清(出てきた水分)を加える


②ヨーグルトの水切りが終わってからジェノワーズを焼き、焼き目を薄く削いでから、1cm厚さ(このスポンジの分量では4分の1厚さ)にスライスする

 →作り方は基本のジェノワーズ 参照、先に作っておいてスライスしたものを冷凍しておいても良い(冷凍の仕方も基本のジェノワーズ内参照)

 →残りは他のお菓子に使ったり、保存したり、クリームを添えて食べるなど


③セルクルは冷蔵庫に入る程度のセルクル板や皿の上に乗せてから、中にスポンジを敷き、上面全体にコンポートのシロップのうち30cc程度を刷毛で打つ


④ヨーグルトケーキ用の水にゼラチンを振り入れて10分ふやかし、レンジか湯煎で溶け残りがないようなめらかに溶かす


⑤水切りしたヨーグルト、微細粒グラニュー糖、生クリーム、レモン汁、ゼラチンの順に加えて都度なめらかになるまでよく混ぜて、スポンジの上に流し、冷蔵庫で1時間程度冷やし固める

 →グラニュー糖を使うと粒が溶け残ってしまうので、微細粒グラニュー糖がなければ、グラニュー糖をミルで細かく挽いたものを使うか、粉糖(可能であればコーンスターチが配合されていないものが望ましい)を使う


⑥冷やしている間に、桃のコンポートを2mm厚さにスライスして冷やしておく


⑦固まったケーキの表面に、桃をバラに見えるように外側から少しずつ重ねながら並べ、冷蔵庫で冷やす


⑧ゼリー用の水にゼラチンをふり入れて10分ふやかし、その間にシロップにはグラニュー糖をよく混ぜて溶かしておく


⑨ゼラチンをレンジや湯煎で溶け残りがないようになめらかに溶かしてからシロップに加え、ケーキに並べた桃の上から茶漉しで漉しながら静かに流し入れて、冷蔵庫で2時間冷やし固める

 →並べたコンポートとのバランスで加減、多めに作っておくと足りない心配がなく、残りは他の器で固めてゼリーに

 →流す時には必ず茶漉しで漉して、不純物や溶け残った砂糖やゼラチンなどを取り除くことがきれいに仕上げるポイント



~缶詰を使う場合~

 缶詰のシロップはグラニュー糖を入れなくても甘いので、グラニュー糖を入れずに加熱せずに固めることができます。

 この割合で、ふやかして溶かしたゼラチンをそのままシロップと水と合わせて流してください。

 着色したい場合は、ほんの楊枝の先に乗る程度の色粉を水に溶いたものを様子を見ながらシロップに加えて行き、そのシロップに桃を一晩漬け込んでピンク色に着色することもできます。

 シロップをそのまま固める配合にしていますが、缶詰によってシロップの甘さも色々なので、シロップが甘すぎる場合は、量は代えずに水で割ったものを使用してください。


 15cm用

   コンポートのシロップ 150cc

   粉ゼラチン 2.5g

   水 15cc